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カードゲームのトランプ

カードゲームの「トランプ」

カードゲームのトランプは、よくよく考えてみると、改めてすごいカードゲームだと最近思っていて、それはゲームを遊ぶためには、52枚+α(ジョーカーなど)のカードを枚数を変えることなく、さまざまなゲームをすることが出来るからです。

さまざまな種類のゲーム

例えば、ババ抜き、ポーカー、七並べ、真剣衰弱、ブラックジャックなどはトランプが1セットあればいずれも遊ぶことの出来るゲームばかりです。しかも、いろいろなゲームがある割には、これらのゲームはルールもそこまで複雑ではなく、様々な年代の方が遊ぶこと出来るところが魅力です。
もちろん、ゲームを突き詰めていけば複雑になるかもしれないのですが、それでもカードが1セットあれば、それ以上はカードを加えなくても遊ぶことが出来るのは経済的にも優しいと思われます。

トレーディングカードゲームはお金がすごくかかる

なぜなら、私はトレーディングカードゲームで遊んだことがありますが、トレーディングカードゲームは新しい商品が発売されることで、それまで通用していた戦術が通用しなくなることがあります。しかも、商品の発売サイクルが短いとなおさらその傾向は高くなります。もちろん、新しい商品を購入することによって、また新しい戦術を考えるのがトレーディングカードの醍醐味でもあるのですが、それにはそれ相応のお金がかかるので、ある意味カードゲームの戦術だけではなくお金が物を言う世界でもあると思うので、そういうことも含めるとカードゲームのトランプはお金で物を言うのではなく、純粋に「戦術」と「運」などで何とかすることが出来るところが良いところだと思っています。

大富豪

しかも、カードゲームのトランプの中でも大富豪は状況によっては、手持ちのカードを前のゲームできまった階級にしたがって、カードの交換をすることがあり、それによってカードの優劣に影響を及ぼすことになりますが、これも大富豪の面白いところでもあります。
(「大富豪」(前のゲームの1位)は「大貧民」(前のゲームの最下位)と2枚ずつ、「富豪」(前のゲームの2位)は「貧民」(前のゲームの後ろから2番目)と1枚ずつのカードを交換します)
特にこのカードを入れ替えは、基本的に大貧民と貧民は手持ちのカードの中で一番強いカードを交換しなければいけないので、それだけでゲームが不利になりますし、交換したところで弱いカードしかないから勝ち目がないと思いきや、大富豪(大貧民)には「革命」(新しく場札を出すときに、同じ数字の4枚のカードを出すこと)というものがあり、革命になった場合はジョーカー以外のカードの強さが逆になるので、それまで弱かったカードがいきなり強くなることもあり得るのです。
もちろん、ゲームをプレイする中で革命などそうそう起こせるものではないので、ある意味運任せの要素でもありますが、それでも、手持ちのカードが弱いカードでも何とか逆転することが出来る可能性があるのがいいところですし、自分の出番では同じ数字のカードを2枚、3枚とまとめて出すことも出来るので、いくら手持ちのカードが弱くても一気に手持ちのカードを減らして逆転することも可能です。

手持ちのカードで勝負

そして、カードゲームのトランプを用いたゲームは大富豪に限らず、その時に持っているカードで勝負するしかないので、それこそ戦術が物を言うゲームだというところが面白いと思っていますし、それは人生と同じで配られたカードで勝負するしかないということでしょう。

さいごに

だから、カードゲームのトランプは単純に「カードで遊ぶという行為」だけではなく、人生において「無い物ねだり」をしないためには、どうすればいいのかを考えるのには打って付けの遊びなので、特に小さいころから遊ぶことで、「その時に自分の持っているカード(能力)で自分の人生をやりくりしないといけない」と考えるようになってくれるのが一番の収穫だと思います。




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