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個人主義を推奨し、集団主義を否定する

DAOにおけるエコシステムの構築 色々と考えていくと、エコシステムの構築は、徹底した個人主義をベースに考えていかないと、成立しないのだろうと考えている今日この頃。 集団やコミュニティの意見が反映されやすいエコシステムは、結局のところ、癒着や派閥の発生を促進し、その行動によってインセンティブが発生するエコシステムの構築は、現在の社会システムの延長線上にしか到達しないように感じてしまっているのです。 既存のコミュニティの価値観とDAOの課題個人の自由が阻害される DAOで

    • DAOのトークンについて

      とても大雑把ですが、まさ〇ん氏からの要望もあり作成しております。 解像度的には、まだガッカリレベルだとは思いますが基本的には本記事の応用と、投票の仕組みにの加重平均的なバランス、そして投票結果に対するインセンティブとリスクの設定、を行うことで、最適なエコシステム設計ができるのではないか・・・ と考えております。 ※トークンの使いみちやユーティリティ、アルゴリズムの設定などには触れてません 複数種類のトークン設計現在のDAOに関して、そのDAOに対する発言権や議決権を持つガバ

      • 理想さえあれば目標やタスクは必要ない

        理想だけで十分ダオ こんなことを言えば、現代の社会では信用性を失い、ことビジネスにおいては不利な状況に陥る可能性が高いかもしれません。 実際、20年近く前に上記のような話をして、多くの成約を逃した記憶があります。 もちろん、その成約は今から考えれば必要のない取引であり、無理に取引を行うに値しない相手だったと思いますし、当時から思っていました。 経営という観点から考えたとき、営利事業者である以上は『利益を最大化する』というのがミッションとなる。 そのために必要なあらゆる

        • 「DAOに魅了された理由 - 新たな社会構造への夢」

          2021年夏くらいに、本格的にDAOやブロックチェーンの可能性、思想、概念に没頭し始め、その革新的な可能性に年甲斐もなく興奮していたのを覚えています。 当時なぜDAOに魅了されたのか、そしてその魅力をどのように感じたのか。そのころを思い出しながら改めて、DAO設計について考えたいと思います。 伝統的な組織構造への疑問 私たちが働く伝統的な組織では、階層制度や中央集権的な意思決定が一般的です。しかし、このようなシステムは非効率や不公平を生み出していると感じており、クリエイテ

        個人主義を推奨し、集団主義を否定する

          総テイカー社会へ向かう

          現代は、総テイカー社会と呼べるほど、ほぼ全ての人が、 Give & Take の原理で活動しているように思います。 いうまでもなく、決して悪いことでは無いと思うし、むしろtakerと呼ばれる人たちに対する、勝手なイメージが存在しているように思う。 行動するテイカーと行動しないテイカー世の中は、様々な価値交換を円滑に進めていくことで、全員が快適に生きていく環境を維持している。 そのために便利な道具として『通貨』を使用している。 通貨を獲得するための活動を『経済活動』と呼

          総テイカー社会へ向かう

          実はDAOじゃなくてもいい

          実は、ひとりになることが最大の自由僕の間近の目標というか目的は、無人島を購入し、誰もいない島で静かに余生を過ごすことです。 もちろん、現代科学を存分に取り入れ、快適な島に改造し、ネットもつながり冷暖房完備、通販も配達可能な環境で!! でも外には誰もいない。 こんな環境に1日でも早く移行し、人知れず土に還ることが、僕の強い願望です。 DAOは組織の一つであり目的達成の手段 僕は散々、DAOこそが全てだと言わんばかりに活動しておりますが、DAOは組織構造の一つであり、目的

          実はDAOじゃなくてもいい

          DAOの本質と日本人の道徳心

          DAOに必要なのは、僕たちもよく知っている言葉 持ちつ持たれつこの精神や行動にある。 これまでは、この ”持ちつ持たれつ” が成立する条件として 『相手も同じ思考で行動する』 というのが成立する前提条件でした。 しかし、個人の短期的な利得や、近しい他人の利得を優先する行動が、遠い誰かの損に繋がるトレードオフ関係から脱却できていなかったことに、問題があったと思われます。 考え方は素晴らしく、皆が良いと考えそうな上記の思考が成立しない部分は、前提条件である 『相手も同じ

          DAOの本質と日本人の道徳心

          DAOに必要な【明確化と不明確化】

          DAOに必要なのは、 ・不明確さを利用して利得を得られてしまうシステムを、透明性をきっかけに変えていくこと ・金銭的価値だけではで測れないはずの、本来不明確な人の価値や行動の価値も、生きるためには金銭的価値がある行動を中心に評価される この思考から、いかに新しい思考への変化を信じられるか にかかっているのではないでしょうか。 ”価値とは金銭的価値” を至上とする便利さDAOについて考えれば考えるほど、これまでの価値観や価値判断に頼っているうちは本当の意味で自律分散的にDA

          DAOに必要な【明確化と不明確化】

          業界別web3への取り組み案

          web3的技術を既存事業や法人が活用するには っという視点で、なんとなく日記を書いておこうと思いました。 2023年8月現在、NFT関連は”冬の時代”みたいな感じで言われていますが、その辺のところは一旦忘れます。 技術としてNTFを含むブロックチェーン技術や、それを応用したDAO的なものが活用される社会変革は、そう遠くない将来に少しずつ進んでいくと思っています。 そんな中、現時点では具体的な事業活用がイメージしきれない状況なので、妄想レベルでも考えてみることは重要なの

          業界別web3への取り組み案

          APP DAO化について

          『あおぱんだをDAO的アプローチで成長・発展させるために』 キャラクターがDAO的なアプローチで成長・発展させていくためには、様々な問題や課題を解決しつつ、キャラクターイメージ(ブランドイメージ)を保たなくてはならないと考えます。 上記を踏まえて設計しなければならないあおぱんだIPの活用方法を、誰でも参加可能な形で組織デザインしなければならないので、大枠を規定しつつ、DAOイメージを作っていきたいと考えています。 あくまでDAO化は目的ではなく手段であり、APPが目指す

          APP DAO化について

          目指すべき未来設計

          Web3に理想を抱いた数年前を思い出し、理想を現実にするための本格的な取り組みをスタートしていこうかな。。。と思い、ここに日記代わりに書き記します。 技術革新が目まぐるしい2023年現在 メタバースやブロックチェーン、NFTやAIが目まぐるしく変化・発展していく昨今、その利用方法や活用方法が世俗的なものに偏り始めているように感じます。 Web3やDAO的なワークスタイルや生活スタイルに感銘を受け、本気で目指そうと思った数年前から現在を振り返り、現時点で感じていることは

          目指すべき未来設計

          過去記事 2022/3/20

          新時代の組織構築 近年、耳にする「DAO」 分散型自立組織、非中央集権型組織 などと言われており、株式会社などの中央集権的組織と対を成す組織の形と言われています。 両組織構成にも、良い部分と悪い部分は存在しつつ、新時代に組織構成の在り方として、間違いなく勃興していくであろう組織の形である「DAO」。 DAOでは、多くの場合『意思決定に関する民主化』が注目されており、組織が向かう方向性や収益の分配率、リソースの使用用途に至るまでを、DAOの意思決定権を持つ複数の人間が

          過去記事 2022/3/20

          過去記事20

          2022年2月20日 多くのNFTクリエイターが様々なプロジェクトを発動し、触発されて多くの投資家などがNFT作品を購入する流れになっています。 おそらく、何かしらの『NFT』と呼ばれるものを購入、所有している日本人の人数は、2021年に比べて10倍から50倍程度の増加が起こるのではないか・・・と予想されます。(2025年くらいでしょうか) 2021年時点で日本人のNFT購入経験者や所有者の人数は、せいぜい1000人程度だったかと思います。 しかし2021年末の急速な

          過去記事20

          過去記事19

          2022年1月23日 続々と始まっていく自動化 各所のニュースで急速に立ち上がっている様々な『自動化』。 多くの経済活動やプロジェクトが、新時代向けの『自動化された価値交換の仕組み』によって立ち上がっています。 審査や信用の調査を、限られた機関に委ねて取引を行い、それらの機関に膨大な手数料というコストを支払ってきた時代から、システムによって取引に必要な審査、信用を担保する方法が確立され、取引にかかる手数料の流れが大きく変わっていっています。 今後は、様々な取引に対し

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          過去記事18

          2021年12月31日 全ては次につながる過程に。 2021年の総括としては、まさに上記に尽きる環境となりました。 2121年半ば、新たな取り組みとして始めた実験的ニート作戦に関しては手応えを感じつつも、別の事業への参画によって道半ばで断念せざるを得ない環境となりました。 また、参画した新規事業についても、決して簡単ではない事業計画の実行となるため、スタート段階から様々な計画変更を続けてきました。 そして、有言実行ともいうべき数ヶ月となりました。 計画性や実現可能

          過去記事18

          過去記事16

          2021年8月10日 塩漬けされてる文化の価値 進化するテクノロジーに対して、退化する文化がある・・・ という、少し極論的な思想を持っている人も少なくないように思います。 知られていない閉鎖的な環境によって守られてきた様々な文化があり、その文化は何か特別な理由で、現代社会にも根付いているように思います。 進化 ⇔ 退化 一見して対義語のように見える2つの単語は、冷静に考えると対義語にはなっていません。 『進化』を『前』 とするならば、 『退化』=『後ろ』

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