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目線を合わせない安心感

5月18日、19日
クリエイターの祭典、『デザインフェスタ』

出展に携わり二日間を過ごし、無意識に意識していたことだけど、意外と独特かもしれないことを日記にしておこうと思いました。

タイトル通り、『目線を合わせない』ことを意識して、少しでも安心感を持ってもらおう、という心がけについてです。

目線を合わせ過ぎずに声掛け

今回、手伝ったのは主に『着ぐるみ』を誘導したり写真撮影を呼び掛けたり、キャラクターの名前を知ってもらうための演説などをしました。

そのキャラクターは子どもに人気のキャラクターで、着ぐるみを見た多くの子どもは興味を惹かれ、かわいいキャラクターが好きな大人も、着ぐるみを見て思わず顔が綻ぶようなビジュアル。

すぐに近寄って写真を撮ったり話しかけたりする積極的な方もいれば、遠くで見ながら様子を伺う方もいました。

写真撮影が可能なことや、キャラクターが何者か、などを演説し続け、時には直接話しかけて写真撮影に誘導などを行いました。

その際、直接話しかけるか否かを判断する材料として
・興味を持って着ぐるみを見ているか
・見ている表情が笑顔か

その判断材料を引き出すために行っていたのは
・通行者と目があったらキャラクター名を叫ぶ
・その際に、お辞儀をする
・お辞儀し終わる際は、目が合った相手から視線を外しておく
・もう一度見て、自分か着ぐるみに興味を持って見ていたら直接声をかける


圧力をかけない努力

人によっては、目を合わせるだけで委縮してしまう人もいます。
また、現代社会では初対面の人間に直接話しかけられてると感じすぎると、警戒心みたいなものを抱いてしまう人も多く存在する気がします。
※個人的な主観

残念ながら、ワタクシ本人は、昔からイメージが決して良いとは言えないビジュアル&キャラクターだと自負しており、極力相手に警戒心や圧力を感じさせないよう創意工夫をしてきて、今や、無意識に行っている行動でした。

多分ですが、功を奏して、こんなワタクシでもかわいいキャラクターの紹介や誘導をそれなりに行い、不快な思いを与えずに2日間をやりきれたのではないか・・・と、勝手に自負しています。

在りのままでいい・・・の意味

目線を合わせる・・・という行為は、色々な意味で使われており、今回は文字通り、直接視界に入っている人物に対し、自分の目線を合わせる行為として表現しています。

在りのままでいるために、年齢や性別など明らかに異なる感性を持つ可能性が高い相手に対しては、色々な意味で『目線を合わせない』ことを心掛けて過ごすのが、自分のスタイルなのだな・・・
と改めて思いました。

自分が意識しているのは相手の目線に合わせる・・・ではなく
全員対等である・・・ということなのだと。

そして、それが多分、DAOという概念に強く惹かれ、研究から抜け出せない理由なのだと勝手に納得しています。

対等であれば、競争も共創も楽しい

時代は『競争』から『共創』の時代へ・・・
というのは、最近よく聞くフレーズです。

そして『共創』という言葉をキャッチフレーズに、多くの事業が生み出され、悲しいことに多くの事業が淘汰されている。
『共創』をキャッチフレーズに、『競争』を勝つのが目的の事業者が少なからず生み出され、その当然の末路なのだろうと感じます。
今後も益々、そういった存在が顕在化していってしまう可能性の方が高いという個人の見解です。

ただ、競争であれ共創であれ、関わる人たちの関係性が『対等』という認識で行われていれば、それはどちらもすごく価値のある存在となり、より関わる人たちに達成感や感動を与えるもの。

どちらの活動も『対等』『正直さ』が備わっていれば、関わる人たちに幸福を提供し、よりよい社会に発展していく手助けになると感じます。
そして、『対等』と『正直さ』を証明するツールとして、ブロックチェーンという技術を引き続き学習し、DAOという概念がそれらを携える組織として成立する仕組みを、研究していきたいと改めて思いました。

引き続き、未来の社会が『正直者』と『対等な関係性』を重んじる人たちにより良い社会となると信じ、DAO研究を続けていきます。


DAO設計士 tomy


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