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APP DAO化について

『あおぱんだをDAO的アプローチで成長・発展させるために』

キャラクターがDAO的なアプローチで成長・発展させていくためには、様々な問題や課題を解決しつつ、キャラクターイメージ(ブランドイメージ)を保たなくてはならないと考えます。

上記を踏まえて設計しなければならないあおぱんだIPの活用方法を、誰でも参加可能な形で組織デザインしなければならないので、大枠を規定しつつ、DAOイメージを作っていきたいと考えています。

あくまでDAO化は目的ではなく手段であり、APPが目指す組織のあり方を体現するための方法として、DAO化が有効な一手段だという認識で、設計をしていきたいと思います。


『本格的なDAOとは・・・』


本格的なDAO にとって重要なのは、
・分散化
・分権化
・透明化
・自動化
・非中央集権化

は必須の項目になってくると考えられます。

また、上記必須項目に加えて重要なのが
・参加・不参加の自由化
・行動によるインセンティブの確定化

が大事になってくると考えます。

強制的にタスクを割り当てられたり、与えられたタスクに対して事情により途中離脱をすることがストレスとなる環境になるのは、できる限り避けたい状況。

また、貢献度に応じたインセンティブ設計に関して、多くの人が苦手としている
”報酬や対価の請求”

これが、関係者や管理者を介さず自動的に行われる状態にしなければ、自由で快適な活動環境がデザインできないいう結論に至りました。


以上を踏まえ、本格的なDAOを構築した場合を設計した後に、コミュニティに合ったDAO的組織の設計にカスタマイズしていこうと思います。


本格的なDAOを形成するために必要な要素

  • 分散型の意思決定プロセス

  • タスクの自己割り当てと自己評価

  • 投票権の分配や決定に関する規定

  • ガバナンスモデルの策定

  • DAOのトークンエコノミーの設計

  • メンバーシップの管理

  • 投票や意思決定のためのプラットフォームの選定


上記をバランスよく組み合わせ、効果的なDAOを形成することが重要。


①分散型の意思決定プロセス

  • 参加者全員がプロセスに参加できること

  • 意見や提案が公平かつ透明に扱われること

  • 決定プロセスが透明かつ説明可能であること

  • プロセスが迅速であること

  • 参加者がプロセスに遵守することに同意していること


これらの要素を実現するために、ブロックチェーン技術を使用。
ブロックチェーン上で意思決定を行うことで、プロセスが透明で公平であることが保証され、また、不正や改ざんが防止される。

また、分散型の意思決定プロセスを設計する際には、プロセスの流れや参加者の権利を明確に定義することが重要。
参加者がプロセスに参加するためには、どのような手順を踏む必要があるのか、投票権はどのように分配されるのか、などを明確にしておくことが必要。

スマートコントラクトを活用して、迅速かつ正確にプロセスが実行されるようにすべきだが、時代や環境に応じて最適な状態は変化していくため、加えて重要なのが、

”自動執行される内容の変更条件”

も明確に定義しておく必要がある。

【補足】
※アップグレーダブルな設計
どの部分を自動執行し、その部分の変更条件を定義し、ルールに縛られることにより起こる組織全体の不都合を、事前に回避できる環境としておく


②タスクの自己割り当てと自己評価に関する具体的な要素。

  • 参加者が自分自身に課すタスクを決定することができること

  • タスクを自己評価する手段が提供されること

  • タスクの優先順位を設定することができること

  • タスクが完了した場合に報酬が付与されることがあること


これらの要素を実現するためには、DAO内でのタスク管理を行うことが必要。

参加者が自分自身に課すタスクのリストを作成し、そのリストをDAO内で共有することで、自己割り当てを実現することができます。また、タスクを自己評価するための手段として、DAO内でのフィードバックシステムを導入することが有効。

さらに、タスクの優先順位を設定することで、参加者が自分自身に課したタスクに対して効果的に取り組むことができる。

最後に、タスクが完了した場合に報酬が付与されることで、参加者が自己割り当てに取り組むモチベーションが高まることが期待できる。

これらの要素を実現するためには、DAO内でのタスク管理システムを設計することが必要で、参加者がタスクを自己割り当てできるようにするために、DAO内でのタスクリストの共有を行うことが有効となる。
また、タスクの自己評価を可能にするために、DAO内でのフィードバックシステムを導入することが有効。

最後に、タスクが完了した場合に報酬を提供することで、参加者のモチベーションを高めることができる。

タスクや貢献度に関して、明確に規定しやすい項目と、明確に規定しにくい項目があるので、貢献度を最適に測るバロメーターが必要。

アルゴリズムと同じように、環境に応じて最適な貢献度測定方法は変化していくと考えられるが、常に基準となる貢献度の測り方を明確にしていく必要があることと、測定方法や測定に利用する計算方法の透明化は、常に意識して運用する必要がある。


③投票権の分配や決定に関する規定

投票権の数は、トークン保有量に比例するように分配されることが多い。
トークンを保有することで、DAO内での決定に参加することができる仕組みが望ましい
※正し、活動そのものは保有の有無に拘らない。

一部の重要な決定については、全員の承認が必要な場合を設けたり、根幹に関わるような意思決定が、悪意により承認された場合に備え、”初期段階”においては強制否決権などを執行可能にしておくのが望ましい。



多数決による決定も一般的。しかし、この場合、少数派の意見が無視される可能性があるため、参加者が全員が公平に代表されるようにする方法を模索する必要がある。


投票は、ブロックチェーン上で実施さ。これにより、投票の透明性と改ざんの防止が保証されます。


④ガバナンスモデルの策定

  • メンバーシップの管理方法

  • 投票権の割り当て方法

  • 決定プロセスの透明性と可視化

  • 権限と責任の明確化

  • ガバナンスプロトコルの改定方法

メンバーシップの管理方法については、新しいメンバーの追加や既存のメンバーの削除をどのように扱うかを定義。

投票権の割り当て方法については、トークン保有量に基づく割り当てや、メンバーシップレベルに基づく割り当てなどあるが、既存よく使われている手法だけでなく、段階的に独自ルールを採用しながら、徐々にDAOの純度を高めていくのが望ましい。

決定プロセスの透明性と可視化については、投票結果やプロセスの進捗状況をいつでも参照できるようにすることが必要。

権限と責任の明確化については、どのような決定にどのような権限を持つメンバーが関与するかを定義することが必要。

最後に、ガバナンスプロトコルの改定方法については、どのようにプロトコルを改定するかを明確にすることが必要。

変更可能な部分の明確化と、変更のために必要なプロセスやルールを事前に設定し公開しておくことが重要。


⑤DAOのトークンエコノミーの設計

  • トークンの発行量と供給量の設計

  • トークンの使用用途の設計

  • トークンの取引所上場に関する計画

  • トークンのステーキングや報酬プログラムの設計

  • トークン保有者に対する特典や権利の付与

トークンの発行量と供給量の設計については、どのような量を発行し、どのような供給量にするかを決定することが必要。
また、トークンの使用用途の設計については、トークンをどのような用途に使用するかを定義することが必要です。

※PANDAポイントや、だんご などをトークン化した場合なども視野に入れて考える

トークンに既存の資産と換金可能な状態を目指す場合に必要になるのが、トークン上場。

トークンの取引所上場に関する計画については、どのような取引所に上場するかを決定することが必要。トークンのステーキングや報酬プログラムの設計については、トークン保有者に報酬を提供することで、参加者のモチベーションを高めることが期待される。

最トークン保有者に対する特典や権利の付与については、トークン保有者に対して特典や権利を提供することで、DAO参加者のモチベーションを高めることが期待される。

・インセンティブの設計によるコミュニティの活性化
・コミュニティ参加そのものを目的化

大きく上記2通りの目的による参加者が、共存できるエコノミクス設計が必要で、そのためには、どちらの目的で動いたとしても、互いに対する相乗効果が見込める活動内容を設定する必要がある。


⑥メンバーシップの管理

  • 新しいメンバーの追加方法と承認プロセス

  • 既存のメンバーの削除方法と承認プロセス

  • メンバーシップに関する費用や手数料の取扱い

  • メンバーシップに関する契約や規約の策定

新しいメンバーの追加方法と承認プロセスについては、どのような手続きを踏む必要があるのか、どのような情報が必要なのか、どのような承認プロセスがあるのかを明確に定義することが必要。

また、既存のメンバーの削除方法と承認プロセスについては、どのような理由で削除することができるのか、誰が削除を承認するのかを明確に定義することが必要。

メンバーシップに関する費用や手数料の取扱いについては、どのような費用が必要なのか、誰が負担するのかを明確にすることが必要で、原則トレジャリーウォレット内の予算とすることを事前に明記しておく。
※トレジャりー設置前も、原則運営側の負担となる可能性が高い。

最後に、メンバーシップに関する契約や規約の策定については、参加者が契約や規約に同意することが必要。
契約や規約には、参加者が守るべきルールや規則、メンバーシップに関する契約条件などが含まれる。

正し、規定や規約に関しては最低限の条項にするのが望ましく、原則
『プログラムに基づく執行内容を正とし、いかなる結界に関しても享受するものとする』

という感じの内容が理想。


⑦投票や意思決定のためのプラットフォームの選定

  • 参加者全員がプラットフォームにアクセスできること

  • 投票プロセスが透明であること

  • 投票プロセスが安全であること

  • 投票プロセスが迅速であること

  • 投票プロセスが柔軟であること

これらの要素を実現するためには、ブロックチェーン技術を使用することが有効。
ブロックチェーン上で投票を行うことで、投票プロセスが透明で公平であることが保証され、また、不正や改ざんが防止される。

また、ブロックチェーン上で投票を行うことで、参加者全員がプラットフォームにアクセスできることが保証される

さらに、ブロックチェーン上で投票を行うことで、投票プロセスが安全であり、迅速かつ柔軟であることが保証されます。

意思決定プロセスを、ブロックチェーン活用による自動執行にすることで
・公平性と透明性
・安全性
・ローコスト運営
・責任の所在の明確化

を実現することができるかもしれないので、そこを目指して現在できる設計を模索したい。


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