総務の留雄

おはようからお疲れさままで、職場をみつめる総務です。 40歳オーバーの総務の人。20…

総務の留雄

おはようからお疲れさままで、職場をみつめる総務です。 40歳オーバーの総務の人。20代30代は人生の迷える子羊。キャリアを踏み外した放浪の旅から帰還したのはつい最近。派手じゃない人生も悪くないね。 この文章は10年前の自分に向けたメッセージです。 たまに子育ての話も。

最近の記事

値踏みするのもされるのもお断りです【参考図書:いくつになっても恥をかける人になる】

「アサイン」という単語を知って8年、実際に「アサイン」をするようになって4年が経つ。チームメンバーの得意不得意を理解して、適正な配置をするのは当たり前だけど簡単じゃない。 で、これは本当に怖い話なんだけど…「アサイン」する側になると次第に、大事な仲間を値踏みするようになってしまう。一人ひとりに顔と名前と人生があるのに、まるで駒のように思えてきて、パズルをしているような気持になる。なりやがる。なってしまったんだ…まさかこの自分が…。 値踏みするのは自分に自信がない証拠私が実

    • 「うまくできなくて恥ずかしい」から卒業できたら楽になるのに【参考著書:いくつになっても恥をかける人になる】

      「うまくいかなくて恥ずかしい」という感覚が自分の中にある、いつも、何事に対しても、ずーんと、そこに存在していて、自己嫌悪にさいなまれている。 あらためて文字にすると重い感覚だと思うが、誰だってそんなもんだと思っていた。でもそうじゃないらしい、たまに「全然そんなこときになりましぇーーん」という鉄メンタルの持ち主に遭遇する。とても羨ましい。とてもじゃないがマネできない。でも「恥」っていったい何なんだろうと思う。 そこで今日の参考図書 いくつになっても恥をかける人になる/中川諒

      • 「オマエ…つかえないな?」って言ってくる奴、たいてい自分。【参考書籍:すべては「前向き質問」でうまくいく】

        月曜日と会議と上司が憂鬱。何が憂鬱なのかというと、相手とのやり取りで感じる声色やテキストコミュニケーションの温度に、「あの人に『つかえない奴』って思われてるんじゃないか」とか、「嫌われたんじゃないか」とか、あれやこれやと疑心暗鬼になること。 そして、そんなことは(直接は)一切言われていないというのが悩ましい。 社会人は憂鬱がいっぱい。いやいや、子どもだって辛くてたまらないことがあるね。そして、その憂鬱のほとんどが、他人とのコミュニケーションだという。 他人とのコミュニケー

        • 10のステップですすめる、はじめてのKPI設計~KGIを探すがどん詰まり編~【参考図書:最高の結果を出すKPIマネジメント】

          これまで、私個人の思いつきで作成したていたダメダメのチーム目標。今年度からKPI設計にチャレンジをしてるシリーズ。 参考図書はこちら、最高の結果を出すKPIマネジメント / 中尾隆一郎 (著) 昨日はKPI計画の準備を行ったので、本日は早速KGIの確認から入っていこうと思う。 KGIを確認するまずは前期の自社の事業計画と目標値を確認する。事業計画の数字を改めてみた。 中期目標、および、短期目標の前年比成長率を確認。前年比150%という数字がキーになりそう。 そして、

        値踏みするのもされるのもお断りです【参考図書:いくつになっても恥をかける人になる】

        • 「うまくできなくて恥ずかしい」から卒業できたら楽になるのに【参考著書:いくつになっても恥をかける人になる】

        • 「オマエ…つかえないな?」って言ってくる奴、たいてい自分。【参考書籍:すべては「前向き質問」でうまくいく】

        • 10のステップですすめる、はじめてのKPI設計~KGIを探すがどん詰まり編~【参考図書:最高の結果を出すKPIマネジメント】

        マガジン

        • 書評
          0本

        記事

          10のステップで進めるはじめての来期目標立案~準備編~【参考図書:最高の結果を出すKPIマネジメント】

          KPIを作成する10のステップ本書で示す10のステップをなぞって、いったん実際に組み立ててみよう。 まずは対象をはっきりさせる 当たり前のことだけど対象を明確にする。確かに当たり前と思ったことがずれていることは日常茶飯事。決まったことの確認は大事って、会議の教科書でも大事って言ってたな。 対象:自チーム 目的:総務サービスの安定 期間:来期 関係者をはっきりさせる 最終決済者、承認者、事務局を記載する。はっきりさせることで決めていく工程が進みやすくなるらしい。

          10のステップで進めるはじめての来期目標立案~準備編~【参考図書:最高の結果を出すKPIマネジメント】

          月曜朝イチの会議が憂鬱すぎるから、逆に主体的になってみようかな【参考図書:世界で一番やさしい会議の教科書】

          月曜朝イチの会議におびえるサザエさん症候群月曜日の朝一発目に、あろうことか取締役との定例会議がありツライ。日曜日のサザエさんタイムになると途端に暗雲垂れ込め憂鬱になり始める。しかも最悪なのは当番制で司会をやらなくてはいけない。司会当番の前の夜なんかは本当に気が重い。ビールもマズイ。 会議に対してここまで憂鬱な気持ちになる理由を分解してみると、ひとつ目の理由はダメ出しを喰らうことが続き消極的になること。ふたつ目は会議の内容が理解できず疎外感を感じること。どちらも、主体的な姿勢

          月曜朝イチの会議が憂鬱すぎるから、逆に主体的になってみようかな【参考図書:世界で一番やさしい会議の教科書】

          総務サービスはコンビニのような分かりやすさと便利が必要【参考図書:ITIL はじめての一歩 スッキリわかるITILの基本と業務改善のしくみ】

          あなたの、コンビニ、ファミリーマート♪って良いキャッチコピーだな。コンビニって仕事や生活するうえで発生したちょっとした課題をすぐに解決できる身近なお店。小腹がすいたり、支払いだったり、トイレだったり。 私たち総務サービスもちょっと似てるなって思う。社内ユーザーが仕事を進めるうえで発生したちょっとした広く浅い課題を、解決する。 コンビニも総務も便利に活用するためには分かりやすさが必要出先で「困ったな」って思っても、大抵のことはすぐそこにあるコンビニで、手軽に解決できる。わざ

          総務サービスはコンビニのような分かりやすさと便利が必要【参考図書:ITIL はじめての一歩 スッキリわかるITILの基本と業務改善のしくみ】

          総務の仕事を数字でよくしたい【参考図書:最高の結果を出すKPIマネジメント】

          数値化という単語を目にすると逃げたくなる。総務の仕事は臨機応変、ケースバイケースなので数値化することも大変だし、数値で管理するのも難しい。 これまで、何度も「数値化」という目標を掲げてきた…がすべて失敗。なぜなら、計測するだけでヒィヒィ。無理やり計測した数値なもんで、何にも活用ができない。何のためにやっているのか…わからないまま時は流れ…ジーザス! 結果、数値化という単語だけで、10人ぐらい不幸にしてしまった。 総務の業務は数値化が難しい総務の領域をざっくり5個に分類し

          総務の仕事を数字でよくしたい【参考図書:最高の結果を出すKPIマネジメント】

          強くなりたい。だからこそ、成人発達段階を一段ずつ昇るのだ【参考図書:リーダーシップに出会う瞬間】

          明日、連休が明ける。憂鬱だ。単に遊びたいからだけじゃない、仕事を思うと鬱々とした気持ちになる。シゴト ツマラナイ。 仕事がツマラナイのはリーダーシップ不足かもしれない「仕事がツマラナイ」とひとことで言ってしまえば芸がないのでもう少し分解すると、主導権を握れていないのが理由と思う。ここでいう主導権とは、自ら思考して意図をもって動くということ。会社においての決裁権とはまた別の話。いつの間にか上司の言われたことをトレースするような仕事をしてしまっている。提案をしても一方的に却下さ

          強くなりたい。だからこそ、成人発達段階を一段ずつ昇るのだ【参考図書:リーダーシップに出会う瞬間】

          チーム方針を立案したい ~参考図書:中小企業のための人事評の教科書~

          期首に1年間の計画を立案し、チームメンバーに落とし込み、各メンバーの目標を立てて、定期的に振り返る…というのはビジネス上当たり前のことで…すよね、はいそうですね。 私はこの一連の流れがどうも苦手。特に計画立案が苦手。 そんな苦手なことに目を向けないといけない季節がやってきた。 今回の参考図書はこちら 「人事評価」とタイトルしているが、目標設定について枠組みから丁寧に説明がされている。私みたいなマネジメント初心者にとって理解しやすい一冊。 今回は第3章の『「目標設定→目標

          チーム方針を立案したい ~参考図書:中小企業のための人事評の教科書~

          ガストにいたママのイライラが、自分に重なってツラかった話

          みんな大好きガストで山盛りポテトを食べていたある日曜日。終始がみがみしてる幼児連れのママさんと居合わせて、子育てをしていた10年前の自分と重なって気持ちが重くなった。 イライラ具合をいくつか挙げるとこんな感じ 「さぁ、何食べようか」からの「それはダメ」「これもダメ」 「早く食べなさい、ちゃんと食べなさい」せかすせかす 「おいしいって言うんだよ(おいしいの押し付け) 「嬉しいね、よかったね」(嬉しいの押し付け) 「だから言ったでしょ」「ほらもう、いつもこぼす」 大

          ガストにいたママのイライラが、自分に重なってツラかった話