「高齢者に運動しましょう」これでは実際に行動につながらないvol.634
どうもTOMです💡
岡山県津山市にて、パーソナルトレーニングスタジオを経営しており
コンセプトは、
【身体作りをライフスタイルにQuality of Life、生活や人生の質を高める結果と場所・空間を届ける事をビジョンに掲げています】
小学生から高齢者まで、現場に立ち
毎日、運動指導やパーソナルトレーニングのレッスンを行っていますが、
感覚だけでなく、実際に
高齢者の方のパーソナルのレッスンも増えてきました(お店のコンセプトや方針にもよります)が、
レッスンの中で会話をしていると
「同級生が認知症になった」
「同級生がガンで余命宣告を受けている」
「何事も行動することも、めんどくさく感じるようになった」
「単純に、体力が落ちた」
「家でテレビしか見ていない」
などなどなど
こうやって感じるのは、僕だけではないんじゃないでしょうか。
で、実際に「病気を予防するために運動しましょう」
「認知症を予防するために、良質な魚からの油をとっEPAやDHAを摂取して、ロコモ予防もして、筋トレをしましょうね」
…はい、正直、これではまず無理です。
と、僕はそう思ってます。
ここ最近は、人生100年時代や定年のない時代なんて言われるようになっていますが、
確かに、
定年がない=自分の居場所や役割がある
正直、
これであれば理想かもしれませんが、
現実問題、
人手不足と言いながらも
実際、
人材はニ極化していて、優秀な方は引く手あまたの状況で、資格やスキルがなかったりすると、なかなか現場で採用につながらなかったりもします。
もちろん資格やスキルが全てとは言いません。
ただ、
間違いなく、超高齢化、社会に向かっていますし
認知症や鬱なども確実に増えるかと思います。
個人的なここでの回答は
1️⃣環境を作る
2️⃣社会的役割を与える
3️⃣コミュニティーや人と関わる場所を作る
元に当スタジオに通われている高齢者の方、
グループレッスンでレッスンを受けられている。中高年の方、
はい、
間違いなくコミュニティーになる環境があります。
さらに、話を聞いていても
「小学生の通学、通勤の、見回り隊が9月に入ったのでスタートする」と重たい、腰を上げて頑張ろうと思っていると言う方もおられます。
現役で働いている時は
まずそもそも日常や日々の刺激が多い
つまり、言い換えれば、ここが減ってると言うことであるので
やはり何度も言うように
人と関わる場所があり
社会的な役割や毎日の刺激を作っていく必要があると思っています。
あとは
「運動、筋トレ、認知予防しましょう」
と、ここでシンプルに行けば良いのですが
実際、現場ではそう単純ではなく
なかなか行動につながらないのが正直なところです。
話を戻すと
これら上記のことに加えて
高齢者の方が持っているスキルなどを
生かす方向性での運動や、環境作り、キューイングを運動指導する立場の人間も考えておく必要があると思っています。
例えば
結晶性知能(長年の運動や経験によって蓄積された技術や技能、人間国宝などもこれらの部類です)
そして、知恵
この辺でしょうか?
こういった能力やスキルを活用できる場面
そもそも、人は社会性の生き物なので
人と関わる場所や話ができる環境
ここ運動指導者インストラクターも作っておく必要があるかなと、
今日は現場に立ちながらふと思いました。
正直に申し上げると
自宅にいれば、YouTube があり、Netflixがあり、プライム・ビデオがあり、
家から買い物以外はほとんど出ることがない
こういった環境がやはり問題であり、
人と関わる場所
社会的な役割=できるだけ定年をさせない
そして、ここに運動を絡める
これが個人的な結論でまとめであります。
2025年には、高齢者が5人に1人の時代と言われてますので、
他人事ではなく
自分にもできることがないかと何か考え
行動をとっていきたいところですね^_^
若い方は、
定年と言わず、治安の良いこの日本で、恵まれた環境だからこそ、
良い仲間や、関わる方や家族を大事にし
そして、これはやはり運動を絡めていきたいところですね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
「高齢者に運動しましょう」これでは実際に行動につながらない
このテーマでお話しさせていただきました!
それではまた明日(^^)
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