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糖質代謝のダイエットで停滞、上手くいきにくい方の特徴vol.579


どうもTOMです(^^)

岡山県津山市にてパーソナルトレーニングスタジオを経営しており3年目に突入しています。


コンセプトは、
【身体作りをライフスタイルに】
Quality of Life、生活や人生の質を高める結果と場所・空間を届ける事をビジョンに掲げています。


さて今日は、
糖質代謝のダイエットで停滞、上手くいきにくい方の特徴

このテーマでお話ししていきたいと思います。



人間の体、生命を維持していく上で
また運動やスポーツ、トレーニングをする中で

糖質はエネルギー効率の高い栄養素で
うまく糖質を活用しながら、筋肉の分解を防ぎ、筋肉を増やしていき、代謝を高める体作りをしていきたいところです。



ダイエットや減量でも同様で、


ローカーボダイエット
ローファットダイエットなどなど



様々な方法がありますが
基本的には摂取カロリーをアンダーにする事は
必須条件になってきますが、



自分自身の経験談も踏まえてですが、
パーソナルのクライアントさんの
特徴を見ていて感じることをまとめてみます。



ローファットにおいても
ローカーボにおいてと



初期段階は、
体脂肪率の変動が緩やかで、
そこから体質が変わり、

数字に動きが出てきながら、


そしてまた停滞し、
どう食事からアプローチしていくか?

これは基本的に皆さん同様で、

ここを体に慣れさせないように、
負荷や刺激を快適ながらできると

見かけはどんどん絞れたり、
変化が出てきますが、

体重の数値だけは意外と減りにくかったりします。



その原因は、


グリコーゲンと水分の関係で貯蓄してしまう部分。


基本的に、極端な食事制限や炭水化物を0にするダイエットは推奨はしておらず、

炭水化物も食べますし、
体内に便も残ると
食物繊維が起床時では残っていたりと

筋肉中に糖質と水分を
グリコーゲン(糖質)という形で
貯蓄しますので、
意外と変動が少なかったりします。
(ただ食物繊維が確保できていると腸内環境は良好だったりするパターンも多いです)


ただ
この糖質の代謝をメインにする
身体作りやダイエットの理論は、


日常での活動量を上げることや
筋トレなどのように割とハードに使われる場合は、エネルギー源が糖質なので、


タンパク質の摂取が少々減っても
脂質ももちろん減ったとしても


トータルで見れば、アンダーなので
除脂肪が上手くいく流れがあります。


こうやって見ると、しっかり食べれて
体も作れるメリットが多いように思いますが、


実際は、その通りで常に
日常生活や運動、トレーニングでも


体が元気な状態で
エネルギーが満タンな状態で行えるため、

インスリン感受性を
上手く高めることが可能といえます。


この辺りが代謝が高い人の特徴の一つとも思っています。


また女性の場合、極端に糖質制限をすることで、甲状腺機能の低下も防止できたり



PNSの症状も緩和したりとこの部分は現場でも指導する中でも意外と少なくなかったりする印象です。



こうやってる聞くと、
炭水化物も摂取しながら体作りをすることには安全でメリットも多多いと思ってしまいますが、




それでも、現場では
炭水化物を摂取して絞れる方と、
そうでない方と分かれるなと感じています。

ちなみにインスリンの働きをもう一度確認しておくと、

インスリンとは、

車がガソリン燃料で走るように、
人の身体も
糖質をエネルギー源として体を動かしたり、
脳を働かせたりしていますが、

この糖質がブドウ糖ですが、


糖質を血液中で
一定に保つ働きがインスリンであります。


その他には、先程も少し話しましたが、
筋肉や肝臓、脂肪細胞など体の細胞に糖を取り込む働きがありす。



この、
インスリンが分泌されなくなっている状態、
減ってきている状態が



糖尿病の状態でありますが、


インスリンは分泌されていても
運動不足や、肥満の状態、
中性脂肪が多い状態ですと
この働きを邪魔しますので、


インスリンの働きが弱くなることが
【インスリンの抵抗性】としてあります。


そもそも人の身体は糖質を
糖質制限などをしていなければ



常にある程度は
貯蔵しており、
糖質(グリコーゲン )の筋肉中の貯蔵量にも
限界があり、肝臓で100g程
筋肉中で400gほどが存在すると
言われています。



またここで糖質を貯蔵できる量が少ないと
余った糖は中性脂肪へと合成されるのもまた事実としてあります。


また血糖値を乱高下させるような
お菓子やジュース、加工食品に含まれる砂糖などが中心の炭水化物の場合は、

血液中の糖の状態が高かったり
インスリンの分泌も過剰になったりしますので、



この血糖が高い状態は
体の細胞を傷つけたり、損傷を与えたりします。



やはりここは、
運動指導者としても
フィットネストレーナーとしても

運動してほしいことには変わりはありませんし、

というより

ダイエット以外や、健康の観点でも

代謝を高めていきたい人においてと

むしろ、糖質を摂取して
運動習慣を身に付けていく必要があるかなと思います。


参考資料
・日本糖尿病学会編・著. 糖尿病治療ガイド2016-2017, 文光堂, 2016
・厚生労働省eヘルスネット インスリン


さて、タイトルに話を戻すと

糖質代謝のダイエットで停滞、上手くいきにくい方の特徴をここでまとめてみると、



・筋トレ、運動初心者
・根本的に運動量・活動量が低い
・筋肉への負荷や神経伝達、アウトプット(効かせや刺激)が悪く、重量に対して強度が弱くなっている
・インスリン抵抗性が強い


つまり、

食べた炭水化物(糖質)に対して、
エネルギーを使い切れてない運動量・日々の活動量というのは現場に立っていてやはり感じます。


先程も話しましたが、
糖質をエネルギー源として使いきれずにいると、残った糖質は、
中性脂肪となり、
血中を留まるか皮下脂肪へ変わってしまいます。


一方で
運動やトレーニング含め、
トレーニングキャリアが長かったり
筋肉量が が多いと

自然とNEAT(非運動性熱酸性)も多く
意識的に歩いたり、
有酸素も入れてたり、
下半身のトレーニングも豊富だったりと

この場合、
炭水化物のエネルギーを使い切れてますが、


ローカーボ過ぎると、
炭水化物が少ない状態でのダイエットやボディメイクは、インスリンの感受性も恩恵も少なく、

筋肉を分解して、肝臓から糖を作り出し、
エネルギーを産生するので、

どこかで停滞しやすかったりしますので、


炭水化物も摂取しながらも
ダイエットがなかなかうまくいかなかったり、代謝が低下している方は、


もう一度、
自分の運動量と強度や負荷、そして方向性、
インスリン感受性を見直すことは必要かなと。

それでも停滞する場合は、
今度は逆に

ローカーボの期間も取り入れ、

ダイエットや身体作り、減量での
身体の慣れを打破し、
改善につなげていければと思います。

長くなりましたが、今日は
糖質代謝のダイエットで停滞、上手くいきにくい方の特徴


このテーマでお話しさせていただきました。


少しでも参考になれば幸いです^_^


それでは身体作り楽しんで、
頑張っていきましょう😊


また明日😊


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