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糖質制限をしてもなかなか痩せられない方への質問に対してvol.425


どうもTOMBLACK  TOMです!


今日は、糖質制限をしてもなかなか痩せられない方への質問に対して


といったテーマで話していきます💡


日々、パーソナルの現場に立つ中でも
ダイエットに取り組む方もおられますが、


その中でも糖質制限をしているが
なかなか痩せられないといったご新規の方からご質問頂きました。


その方は以前は
別のジムにダイエット、
トレーニングをされていたとのことですが、



年齢は40代女性
BMIは標準範囲内ですが、
週1のパーソルナル


体重としては1年ほどで
5キロほど糖質制限で落とされたそうですが、


当ジムに通うまではBMIとしては
標準範囲か少し超える程度だったかと思います。


ただ
そこから全く体重も落ちなくなったそうで
当スタジオにご来店されたとの事です。



ちなみに、食事の中心としては
お肉や魚、豆腐、ナッツ、そしてサラダや野菜を中心に

基本的には炭水化物を取らない方法で取り組んでいたそうです。

加えて、月1回から2回のファスティングも行っていたとのことで、
ファスティングを行うと
体重が2〜3キロ落ちるとの事です。


さて、
これに対しての私の回答ですが


まず、初めに確認しておきたいところが

体脂肪を落とすということは
体重と言う考えでも良いのですが

体脂肪1キロあたり7,200キロカロリーの消費が必要であると言うことであります。

ですので、
5キロほど減量されたとのことですが、


おそらく、そのうちの
半分以上は水分や浮腫みなどが落ちたのではないかと実は推察しています。


実際は、筋肉量等が増えて、痩せ体質になったと言うよりは、

運動量自体は週一回ですし

1ヵ月に1〜2回ファスティングとありますが

おそらく

月に1、2回のファスティングであれば
体脂肪が純粋に7,200キロカロリー
落ちたというよりは


先ほど話した


水分や浮腫などが大きいかと思います。


なぜそう言えるかと言うと

糖質と言うのは

体の中で貯蔵できる場所は


肝臓か筋肉なので、
また血液中にある糖は


まだ糖がある状態ですし

肝臓での糖の貯蔵量は限りがあります。

そして、

この糖が
細胞に送り込まれて、
初めてエネルギーとして使えるわけですね💡


その細胞というのが

・脳であったり
・血液で酸素を運ぶ、ヘモグロビンであったり
・脂肪細胞であったり


そして、
・筋肉であります。


こういった中で、


糖質制限をしている事ですので、



ここで1つ押さえておかなければならないのは、


体に糖がない状態という事は、

水分も乾いたスポンジのように
減少してしまうということです。


ちなみに、
食事で糖質を摂取して
エネルギーになるまでに

体脂肪に合成されるまで



肝臓や筋肉に貯蔵される量としてどれくらい
糖質に対して水分が分子として結びつくかと言うと、


京都大学名誉教授、京都産業大学・中京大学客員教授で専門は応用生理学と
スポーツ医学の森谷敏夫によると、


摂取した糖の3〜4倍と言われております。


これは、単純計算で

白米150グラムを食べると
糖質がおよそ55gありますから

約200gが結びついているといえます。

これはよく先程も話した
スポンジに例えられたりしますが、


僕自身も一昨年の
サマースタイルアワード関西大会に出場した際に
大会前の直前の減量として、


あえて意図的に体の糖質を枯渇させ
大会の直前から糖質量を増やしていく


カーボディプリートと
カーボローディングを実施したりもしましたが



意図的に糖質制限をしているので
直前に、筋肉に張りを出すため


糖質を摂取する前は


体はまるでカサカサで肝臓や筋肉にも水分がない状態だと言うのを体で体験しております。


こちらがこの画像の時だと思います。


少し話が逸れましたが、

とにかく
糖質制限といっても純粋に体脂肪が落ちてるかどうかは、

やはり短期間で確実に
判断するのは難しいということであると考えています。


ちなみに、
糖質を摂取すると、
血糖値が上昇しますが


その血糖値を下げるときに、
インスリンというホルモンが分泌しますが


これがよく悪者扱いされがちですよね。



インスリン自体は、悪者ではなく

体の細胞に
簡単に言うと、栄養を届ける役割なので


血液中にある糖を

筋肉に運んだり
余った分は、肝臓に貯蔵されるか

体脂肪として、中性脂肪として蓄積される


この運ぶ役割がインスリなんですね。


ですから筋肉量が多いと
体脂肪は次にくいと言われる理由はここにありますし、


普段から運動の前後に糖質を摂取して
エネルギーに変えたり、筋肉の材料にしていると


根本的に糖質を貯蔵する量も増えてきますので


代謝も上がってくる部分があるかなと。


ここで言うインスリンが分泌されない状態が

いわゆる糖尿病と言われたりしますが

今回、質問いただいた女性の方においても


おそらく、
糖質制限に対して、体重が落ちにくくなったりする中には体が慣れてる部分ともう一つは、

やはり摂取カロリーが上回っている


ここの可能性も高いかと思います。

糖質や炭水化物を食べないかわりに
おかずや
つまり、タンパク質などで実はオーバーカロになっていると言う事はよくあります。


さらに人は年齢を重ねるごとに
代謝は必ず低下しますので

ここで食事の摂取量をどんどん落としていけば

筋肉量の低下や
代謝そのものを下げることにもなりますのでの


先程申し上げたようによう
運動の前後に糖質を摂取し


有酸素運動系と言うよりは、

どちらかと言うと、
筋トレのような負荷の強い運動の方が
良いかなと個人的には思います。


また
運動量も週一回ということですの


ここは最低でも週2〜3回は体質を変えていくという意味で取り入れたいところではあります。


と言う事でいかがだったでしょうか??


今日は、
糖質制限をしてもなかなか痩せられない方への質問に対して

といったテーマで話していきましたが

いろいろ調べていると

糖質制限であっても
脂質制限であったとしても

最終的には
摂取カロリーが消費カロリーよりも下回っている状態であれば


体脂肪は落ちていくといった論文も少なくなく


やはりカロリー収支に決まってくるのかなと個人的には思っています。


ただ、代謝を上げたり

筋肉量を増やしていくと考えると


やはり筋トレを中心にしたり

運動の前後に糖質を摂取したりしなが


運動の質を上げていくことなどは重要かなと思いますし


ファスティングは
本当にイベントとしてや腸内環境を整えたりと
目的を持って取り組むのであれば
良いかと思いますが


直接、ダイエットとして行うのは
個人的には賛成はできないかと思います。


ということで、本日は

糖質制限をしてもなかなか痩せられない方への質問に対して

このテーマで話してきました。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございます😊


それではまた明日😊✨


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