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牛乳でおなかをこわす全ての人へ|わたしの止まらない日常 #6

月に1度更新する「わたしの止まらない日常」。
編集部メンバーが、かけがえのない日常だなと感じたことを書き綴る企画です。みなさんにも「わかる~!」と共感してもらえることがあれば嬉しいな、なんて思っています。

今月は、社会人4年目、おにぎりは明太子一択の廣田がお届けします。
(どちらかというと海苔はパリパリ派です)

スニーカーは、ここ数年ずっと同じ形の物を買い続け、
好きだと思ったゲームは、何度も何度もプレイを繰り返し、
ダブルのアイスクリームは同じ味を重ねたりしちゃうタイプです。

ただ、勉強や仕事のとき手元に置くドリンクは話が違います。
これにはいくつかの選択肢がある。なんでそれだけそうなったのか。
私の止まらない日常が始まった話にどうぞお付き合いください。




事件発生「あれ?牛乳が飲めない」

ある日、大事件が起きました。
牛乳を飲むと、おなかが痛くなるようになってしまったのです。
病院の先生に相談すると、牛乳に含まれる「乳糖」を分解する酵素が減ってきている「乳糖不耐症」の症状らしく、「日本人をはじめアジア人の成人にはよくある話だから~」と。

いやいやいや、「よくある話」で片付けないでください。
私はこれから仕事中に何を飲めばいいんですか!という言葉を喉で食い止め、「そうなんですね~。何か大きな病気とかじゃなくてよかったです。」と大人な対応をしたあの時から、カフェメニューの選択肢がなくなってしまった絶望感に飲み込まれていました。
カフェラテ、キャラメルマキアート、たまのミルクココア、、、さようなら。。。


ホットミルクなんてもってのほか…

仕方ないからブラックコーヒー

かくして私のブラックコーヒー生活がはじまりました。
そこで気が付いたのは、あのカフェと、このカフェの「コーヒー」の味が違うということです。この違い、ちょっと面白いかもしれない。そう思い、いろんな種類のコーヒーを取り揃えている店に足を運びました。すると、コーヒー豆の産地や焙煎度の違いで味が変わってくるというのです。牛乳が飲めなくなったからこそ知れた、コーヒーの奥深い世界がそこにはありました。

豆のまま買ったりするようになりました

豆乳の革命

それでもやっぱり、ブラックコーヒー以外の選択肢も欲しい。
そういえば、カフェでアルバイトをしていた頃に作っていたソイラテ。
あれなら牛乳じゃないから私でも飲めるのでは...と考え、辿り着いたのが豆乳です。じつはこれまで、私は豆乳を飲んだことがありませんでした。というのも、前述の通り、好きなものをとことん消費するスタイルなので、新しいものに挑戦するハードルが他の人より高めなのです。正当化しましたが、要は食わず嫌いが多いということです。

結論から申し上げます。豆乳飲めました!!
おなかこわしませんでした。味も好きでした。この出来事は、私にとっては革命です。牛乳が飲めなくなった...と絶望の渦中にいる私に豆乳という光が差したのです。しかも最近は、乳糖不耐症の人も飲みやすい牛乳「A2ミルク」が話題になってるとか。
カフェラテ、キャラメルマキアート、たまのミルクココア!おかえりなさい!!

ひさしぶりの甘めカフェイン

わたしの新しい止まらない日常

牛乳が飲めなくなったあの日、私の日常は止まってしまったかのように思いました。しかしそんな状態だからこそ、今まで知らなかったコーヒーの奥深い世界や、豆乳の可能性に出会うことができたのです。
もし将来、また何か出来ないことが増えてしまっても、それは残念なことではなく、新しい日常に出会うための機会のはず、とソイラテを片手にポジティブに考えています。

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