ブレスワーク(呼吸法)「呼吸の瞑想」の基本
瞑想で重要な目標となるのは、「自己コントロール」です。
人間が自分でコントロールできるものの代表に「呼吸」があります。
呼吸はつねにコントロールと自己観察をすることができるので、瞑想にはうってつけなのです。
呼吸法(呼吸の瞑想)の方法
呼吸の瞑想の準備
目を閉じて、なるべく深く、意図的に呼吸をしてみてください。呼吸に集中してみましょう。
お誕生日の呼吸
しばらくしたら、少し息を吸って、お誕生日ケーキのロウソクを吹き消すように息を吐き出します。
自然の呼吸
次に、意識的に自然な呼吸に戻します。吸うのに3秒、吐くのに3秒が基本です。
繰り返します
自然の呼吸をしばらく続けたら、お誕生日の呼吸に戻ります。2→3→2→3と繰り返してみましょう。
呼吸をしながら
意識を呼吸に向けてコントロールしようとするほど、その間に何かしらの思考があれば、それに気づくことができます。
しかし、「呼吸の瞑想」は、その思考を置いてけぼりにして、意識的な呼吸に集中するものです。
なるべく思考は置いてけぼりにする必要はありますが、頭の中にたくさんの思考が発生してしまっても全く問題はありません。
ここで練習をする呼吸の瞑想の基本は、瞑想という行動を通じて、自分をコントロールすることにあります。
最終的には、感情、思考、判断などもコントロールできるようになるための基礎トレーニングと考えると良いでしょう。
呼吸には様々な種類があり、呼吸を止めて制御したり、呼吸のカウント、呼吸中に呼吸以外の動作をするような楽しみ方もあります。
また、頭の中に言語的な思考ではなく、光、炎、水、風などのイメージや、音を感じるという瞑想法もあります。
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