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【経営会議】この10箇条を守れないメンバーは参加させません

こんにちは!
今回は私の著書『社員を喜ばせる経営』(現代書林)より、
今いる社員が辞めずに育つ、人材育成の成功法則をお届けいたします。
書籍から引用しつつお話します。


経営チームによる経営会議・社長・メンバーの心得

経営チームの主要な活動は経営会議になります。
経営会議こそ重要なもので、そのやり方を間違えてしまえば経営チームを作った意味がなくなってしまいます。

例えばIT関係の部署でも取締役はいますが、それ以外の部署も実際はITツールを使っているので、他の意見があるはずです。

近頃はChatGPTというのが世の中で話題になってますけど、TOMAは既に使い始めていて、どのように活用するか、またどのようにお客様にご指導していくのかっていうのを、今プロジェクトチームを作って議論をさせていただいてます。
こういうものもある程度社長以外に任せなければなりません。

経営チームは文字通り『経営を行っていくチーム』であり、
経営会議は、『経営チームを行っていくためのミーティングラウンド』です。
経営は1人でなく、数名の叡智を寄せ合っていくための会議であることを強く意識して行わなければなりません。

まず、それまでワンマンだった社長は経営会議は黙って聞いていることを覚えなければなりません。
弁の立つ社長はいつも社員を前に大演説をしてしまうかもしれません。
その演説が素晴らしいものであったとしても、経営チームによる経営会議には禁物です。社長はいかに言いたいことがあっても『経営会議はチームのメンバーの意見を聞く場』と認識して、できるだけ聞き役に回ることが大切です。
それは一方で、経営会議に出席した他のメンバーは全員がしっかりと自分で考え、必ず発言し、議論を活発にさせなければならないということであります。当然、役員会・経営会議で発言をしない役員は評価が下がります。
積極的に意見を言い合う場なのに意見を全く言わない。
ただ座っているだけ、ただZoomの前にいるだけ。
こういう社員は基本的に淘汰されます。
将来の社長候補もここから出るわけですから、意見ほとんど言わない人はありえないです。
社長は聞き役にまわりますが、出された意見や提案の内容が個人主義的だったり、利己的なものと判断したらその点を指摘し、経営会議にふさわしくないことを伝えます。
経営会議で発言すべき意見は会社全体の現在や将来を見据えた視点から出されたものでなければなりません。
この点は経営会議を行う前からしっかりメンバーに周知させておく必要があります。
経営会議に出席したら必ず発言することを求められます。
全員が意見を出し合い、検討するのは経営会議の目的です。
座っているだけなら出ないでくれというキツさも必要かもしれません。
従って経営会議では様々な意見が出てきます。
賛否両論となることもあります。しかし、発言中の意見に反対でも尊重して聞く姿勢を失わないように注意しなければなりません。
反対意見を聞いている途中で口を出したくなりますが、どのような意見も途中で話は折らず、その人が最後まで喋る場を作るべきです。

TOMAではこのような経営会議における作法を10箇条を明文化しています。そして最初に全員で唱和し、会議をスタートさせています。
1.明るく元気に前向きに参加する。
2.全員がチームの一員であることを忘れない。
3.必ず全員が発言する。
4.人の発言を遮らない。
5.否定するときは代案を提案する。
6.全体最適で考える。(会社経営の立場に立つ)
7.社員・家族の幸せ創りを優先する。
8.空・雨・傘を意識する。

これはあるコンサルティング会社の方からアドバイスをもらいました。所謂、起承転結を表しています。
9.時間厳守。
10.決定事項を遵守する。


この10箇条を経営会議のときに必ずみんなで読み合っています。
こういった項目も私どもにご依頼いただければ会社に沿った内容でご提案・ご指導させていただきます。

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