TOM@日経記事紹介

毎日、日本経済新聞で気になった記事を紹介します

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最近の記事

「黒船」到来でJリーグは進化するか

毎日、気になった日経新聞の記事を取り上げています。 本日は『レッドブル、Jリーグ参入 大宮をNTT東から買収 年内に単独経営権』(2024/07/27 朝刊)です。 気になった記事の要約所見レッドブルがJ3の大宮アルディージャ(以下、大宮)を買収することが確定的とのことです。これには驚きました。 大宮は現在J3で首位を快走中で今シーズンでJ2に戻れる見込みが高いからです。 既存の運営会社であるNTT東日本としては、これまでの経験から経営の資本効率が悪いと考えたのでしょう

    • 日経平均が下がった時の心構え

      毎日、気になった日経新聞の記事を取り上げています。 本日は『日米株、マネー巻き戻し テスラ1割安/日経平均1285円下げ 「割高」テック起点に売り』(2024/07/26 朝刊)です。 気になった記事の要約所見日経平均が1,285円も下がると、持っている株や投信も値下がりしてしまい、いつ売ろうか考えてしまいがちです。 そんな時に冷静な判断ができる心構えを紹介します。 ①短期ではなく長期でチャートを眺めてみる 新聞やニュースでは「過去9番目の下落率」などと煽るような記事

      • オーストラリアのラーメンは1杯3,000円なのに、日本の最低賃金は1,054円な件

        毎日、気になった日経新聞の記事を取り上げています。 本日は『最低賃金、全国平均1054円に上げ 過去最大50円増』(2024/07/25 朝刊)です。 気になった記事の要約所見先日、オーストラリア人の知人からオーストラリアではラーメンが1杯3,000円もすると聞きました。味は日本のほうが数倍美味しいとのことです。。 なぜ3,000円もするのか聞くと原材料ではなく人件費が高いからとのことです。 オーストラリアの最低賃金を調べてみると、なんと時給24.10豪ドル(約2,51

        • 優秀な人材をつなぎとめる社内転職マーケットの取り組み

          毎日、気になった日経新聞の記事を取り上げています。 本日は『みずほが「社内転職マーケット」 4万人対象 全84の職務から選択、スカウトも 人的補充の発想見直し』(2024/07/24 朝刊)です。 気になった記事の要約所見社内の優秀な人材を転職させずに、できるだけ長く社内で活躍し続けてもらうにはどうすればよいでしょうか。 給料を上げる、福利厚生を充実させる、裁量を大きくする、年功序列をやめる、、、様々な施策が思い浮かびます。 転職したいと思っている人はよっぽど職場環境が

        「黒船」到来でJリーグは進化するか

          バイデン大統領の決断から学ぶリーダーシップの本質

          毎日、気になった日経新聞の記事を取り上げています。 本日は「バイデン氏撤退 米大統領選、対決の構図一変」です。 気になった記事の要約所見テレビ討論でのバイデン大統領の「衰え」は誰が見ても明らかでした。 外から見るともうダメだろと思っても、本人がそう思っているかは別です。 仮に本人も認めていても大統領候補選から撤退する決断をするか別の話です。 では、なぜこのタイミングで撤退を決断したのでしょうか。 バイデン大統領だけでなく、我々にも何かしらの「引き際」を考えるときは来ま

          バイデン大統領の決断から学ぶリーダーシップの本質

          国立大の授業料を引き上げるべきか

          毎日、気になった日経新聞の記事を取り上げています。 本日は「国立大15校、授業料上げ「選択肢」 東大に続き和歌山大など検討」です。 気になった記事の要約所見私は国立大の授業料を引き上げるべきだと思います。 学生に良質な教育サービスを提供するためには、人件費や設備費など投資するための資金が必要 世の中がインフレに向かう中、大学が直面している環境も厳しさを増しています。 限られた交付金で足りなければ授業料引き上げもやむを得ないでしょう。 大事なのは単なる引き上げではなく

          国立大の授業料を引き上げるべきか

          出生率「東京0.99」別の顔 独身女性流入が押し下げ 「改善」の地方は流出(日本経済新聞:24/7/21)

          気になった記事の要約所見東京都の出生率が1を下回り、0.99になったことが少し前に話題になりました。 出生率は未婚を含む15~49歳の女性を分母、出生数を分子にとります。 分子が一定もしくは増えていても、分母がそれ以上に増えてしまうと出生率は低下してしまいます。 東京都の場合はまさにそのパターンで、地方から毎年多くの女性が流入するため、実際には有配偶者1人当たりの出生率が高くても、全体の出生率としては低下してしまっています。 これは東京都だけの問題ではなく、東京への一

          出生率「東京0.99」別の顔 独身女性流入が押し下げ 「改善」の地方は流出(日本経済新聞:24/7/21)

          世界でシステム障害 ソフト原因、航空遅延や送金不能(日本経済新聞:24/7/20)

          気になった記事の要約所見サイバーセキュリティ保護のためのソフトウェアが通常業務の弊害となる皮肉な結果が起きてしまいました。 今回すべてのWindows端末に影響が出なかったのは、CrowdStrike社のソフトをインストールしている端末のみが対象だったからです CrowdStrike社はEDR(Endpoint Detection and Response:PCやサーバーにソフトをインストールしてマルウェアなどコンピュータウイルスによる攻撃を検知・防御する)で有名なセキュ

          世界でシステム障害 ソフト原因、航空遅延や送金不能(日本経済新聞:24/7/20)

          訪日消費「今年8兆円」 首相表明へ 観光公害防止に重点(日本経済新聞:24/7/19)

          気になった記事の要約所見訪日客消費額が今年は8兆円を達成しそうとのこと。 これまでの消費額の推移を調べてみたところ、2023年は5.3兆円だったことから+2.7兆円になる。前年比約5割の増加とはすごい 首相はオーバーリズム対策と地方への誘客促進に重点を置くとのことだが、 訪日消費で増えた税収を国民に還元する政策も重要ではないか。 円安による物価高の何より増税ではなくこうした日本文化の果実を還元することを示せば支持率は上がるでしょう。単なる人気取りの政策ではなく、経済成長と

          訪日消費「今年8兆円」 首相表明へ 観光公害防止に重点(日本経済新聞:24/7/19)

          夏ボーナス3年連続最高 中小の伸び7.8%、大手上回る(日本経済新聞:24/7/18)

          気になった記事の要約所見大企業より中小企業のほうがボーナスの伸び率が大きいとのこと。 大企業が先行して増やしていたため、中小企業が後追いしているのが今のため伸び率が逆転したのでしょう。 それでも所得の伸びより物価上昇率が高いため、実質賃金はマイナスのまま。さらに賃上げできる企業とそうでない企業の格差が広がり、一部の企業はさらなる人手不足に陥るのでは。 働き手の目線では、しっかり価値のある人材だと認められればそれだけ賃金アップが見込めるということ。 今の会社で無理なら転

          夏ボーナス3年連続最高 中小の伸び7.8%、大手上回る(日本経済新聞:24/7/18)