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夏ボーナス3年連続最高 中小の伸び7.8%、大手上回る(日本経済新聞:24/7/18)

気になった記事の要約

2024年の夏ボーナス調査で、全産業の平均支給額は前年比3.72%増の97万2319円と過去最高を更新しました。中小企業の伸びは7.84%で大企業を上回りました。製造業は2.95%増、非製造業は5.55%増でした。賃上げの結果、ボーナスが増加しましたが、実質賃金は5月まで26カ月連続で前年を下回っています。エコノミストの多くは実質賃金のプラス転換を2024年10月以降または2025年以降と予測しています。個人消費の回復には基本給の持続的な引き上げが必要です。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO82145060Y4A710C2MM8000/

所見

大企業より中小企業のほうがボーナスの伸び率が大きいとのこと。

大企業が先行して増やしていたため、中小企業が後追いしているのが今のため伸び率が逆転したのでしょう。


それでも所得の伸びより物価上昇率が高いため、実質賃金はマイナスのまま。さらに賃上げできる企業とそうでない企業の格差が広がり、一部の企業はさらなる人手不足に陥るのでは。


働き手の目線では、しっかり価値のある人材だと認められればそれだけ賃金アップが見込めるということ。

今の会社で無理なら転職市場も開かれています。隣の芝生は青く見えるではなく、自分でその芝生を刈り取るくらいの気持ちでチャンスと捉えたいですね。

本日も健やかな一日を過ごしましょう!

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