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創造性を持ち、未来を描こう#2

このnoteは東京シェアハウスの働き方や企業文化を紹介することで、
少しでも共感やシェアの良さを感じてくれる人と繋がるためのものです。

私たちには企業ビジョンである「誰もが居場所ある未来をつくる」を達成するために、メンバー全員で共有している5つの大切な価値観があります。

これを社内ではCredo(信条)と呼んでいます。前回は1つ目の『顧客の理想から始めよう』についてご紹介しました。

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そして第2に掲げているのは『創造性を持ち、未来を描こう』
これは、いわば会社の戦略的な部分。マラソンでも最短でゴールするためにまず「どうすれば早く着けるか」を一番に考えますよね。

でも創造性を持つとは、具体的に何をすればいいのでしょう。
代表の森山の言葉を借りれば、それは常に”時代に合わせた、自分たちだけの価値(役割)を考え続ける”ということです。

東京シェアハウス立ち上げ当初から、時代がどんどん変化していくということだけは実感していました。時代がどんどん変わっていくなら、自分たちも変わっていかなければいけない。そうした想いから、「現代は自分から思い描く未来に近づいていかなくてはいけないんだ」と強く自覚しました。
                     東京シェアハウス代表、森山

そして私たちはこの時代のキーワードに『デジタル化』を挙げています。

近年はすさまじい速さでテクノロジーが進化していますよね。
自動運転やAI技術、顔認証...ect。こうして書くとなんだか遠い世界の話にも聞こえますが、これは私たちにとって他人ごとではない話です。

むしろ、テクノロジーさえうまく使えれば、これからのビジネスの可能性は何十倍、何百倍にも広がると言い換えることができるでしょう。

競争力が高まっているこの厳しい世界で成長を続けるには、他では真似できない、東京シェアハウスだけのオンリーワンな価値(役割)を提供する必要がある。

どうすれば私たちだけの価値を社会に示せるのだろう。

これまでの11年間、会社でも何度も議論と試行錯誤を重ねてきました。

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そこで4年前に取り組んだのが、業界初の3D内覧サービスの導入です。

当時はポータルサイトに掲載する写真はカメラで一枚一枚撮っていました。他の会社でもそれが普通でしたし、当たり前のように思っていました。

ところが、ある時、メンバーのひとりが会議中に「写真も綺麗だけど、3Dで内覧出来たらもっと便利なのにな」と発言しました。

これは私たちにとっては目から鱗の発見でした。

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慌てて調べてみると、どの大手不動産サイトを見ても、3D 内覧をしているサイトはありません。

さらに調査を進めると、「たしかに3D内覧ができれば、内覧をしなくてもハウス全体のイメージがつきやすくなるはず!」と社内でも賛成の声が上がりました。

これは試験的にでも挑戦する価値がある、私たちはそう判断しました。

こうして国内外を探し回り、やっと見つけたあるシリコンバレーの企業から3D撮影を可能にする製品を取り寄せ、不動産のポータルサイトとしては、日本初の3D内覧サービスが実現しました。

現状に満足するのではなく、常に周りにアンテナを張っておくことの大切さを学んだ出来事でした。

挑戦や失敗をした分だけ、それが経験として会社に蓄積される。そういったポジティブマインドで私たちは今でも色々なものにまず興味を持ち、実際に手に取って、きちんと確かめるというプロセスを大事にしています。

現在、私たちは「シェアする価値を創造し、世界に届けよう」という目標の実現に向けて、動画メディアという新規プロジェクトを進めています。

シェアハウスのポータルサイトが動画製作をするなんて聞いたことがない、そう思う人もいるでしょう。でもだからこそ、私たちはそこに大きなチャンスがあると信じています。

創造性を持ち続ければ、自ずと実現したい未来は見えてくる。

そしてこの時代はテクノロジーとの付き合い方がその描き方にヒントを与えてくれるはず。まだまだ東京シェアハウスの挑戦は終わりません。


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