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顧客の理想から始めよう#1

私たちは、東京シェアハウスの企業ビジョンに
「誰もが居場所ある世界をつくる」を掲げています。

その目標を達成するため5つの大切なことをメンバー全員で共有しています。社内では、Credo(信条)と呼んでいますが、メンバーの一人ひとりがその価値観を大切に活動していますので、今回は、私たちのそんな価値観を共有できればと思います。

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第一に掲げているのが、『顧客の理想から始めよう』
これは経営者である森山が会議の際、何度も繰り返し発言していることから私たち一人一人が活動する際も、常に意識して活動するようになりました。

顧客視点や顧客のニーズは聞いたことがありますが、なぜ、『理想』なんだろう。最初はそんな風に感じたものですが、東京シェアハウスで活動する度に、その必要性に何度も気付かされました。

”僕が10年前にこの会社を立ち上げてからひとつ確信しているのは「自分たち都合のサービスは広がらない」ということです。入居者さん、運営者さん、そして東京シェアハウスのメンバーたち。彼らみんなにとっての理想となるサービスを追求していかなければなりません。”
                     東京シェアハウス代表、森山

東京シェアハウスのビジネスモデルは、Webサイトを通じ、シェアハウスを探しているユーザーと彼らが求めている物件を引き合わせる、いわば出会いの場を提供することです。

どんな理想があり、今の私たちはどこまでそれを叶えられるのか。
定期的に会議を重ねるなかで、会社のメンバーが揃って口にするのが、
「私だったら、僕だったら〇〇があったら嬉しい」という言葉。

『理想』というのは、顧客に見えている願望やニーズのことだけではありません。私たちが目指すのは、”顧客自身も気づいていないベストな未来を想像し、それを可視化してあげるサービス”の実現です。

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まず顧客の理想から考える。そしてゴールから逆算し、取り組めることからひとつひとつステージをクリアしていく。これが東京シェアハウスのやり方であり、歩み続けてきた道なのです。

例えば、サイトで3ヶ月後に住むシェアハウスを探したいという時、物件の場所はもちろん、周辺にどんな施設があるのかを一緒に確認したいという方は多いと思います。

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そこで私たちはマップで探すという地図機能を追加することで、ユーザーが自分が生活している風景をよりイメージしやすくなるように工夫しました。

また共有スペースだけでなく、個室の写真を部屋ごとに掲載しているのは、引っ越してから「思ったより狭くて後悔した」という人をなくし、ユーザーが納得して入居を決めてほしいと思ったからです。

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そして私たちにとっての顧客はサイトユーザーの方々だけではありません。なぜならシェアハウスを掲載してくれる運営者さんがいなければ、私たちの事業の成功はありえないからです。

運営者さんが安心して東京シェアハウスを利用できる仕組みづくり
これが私たちにとって、もうひとつの追求する『理想』になっています。

まず私たちは掲載の前には必ずお部屋の広さやリビングの様子を確認し、
会社で決めたガイドラインをクリアした物件のみを掲載しています。

これはごく一部の、シェアハウスに適さない建物を無理に改築した物件などユーザーに「住まいの質が低い」と思われることを未然に防ぐことで、
シェアする暮らしを広めたいという思いを持って携わっている運営者さんにその影響がでないようにするためです。

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また掲載する物件であっても、紹介記事では虚偽の記載はもちろんですが、過度に褒めたり主観的なフレーズは使わないように心がけています。

でもなぜ、そこまで慎重になる必要があるのでしょうか?

この業界はまだまだ歴史も浅く、未開拓の分野だと思います。
海外に比べると、日本は”シェア”という価値観が浸透していないのも事実。

そのなかで私たちにできることはなにか。
それは、日々進化するシェアハウスの今を発信し続けるということです。

これまでの「狭い」「住みづらい」というネガティブなイメージから、
誰もが「シェアも悪くないよね」と自然に思えるような社会にすること。

これこそ私たちとシェアハウス運営者さんの共通の理想ではないだろうか、そう考えています。

これからも住まいを探す人、住まいを提供する人、その両方にとってベストなサービスを考え続けることは私たちの使命であると思うのです。

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