![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/114425106/rectangle_large_type_2_03c1128c856151f07acc2892fdfa85ae.png?width=800)
【コミュニティマネージャー活動ブログ】「AWS運用入門」の紹介|社会人勉強コミュニティ
こんにちは!
コミュニティマネージャーの本松です。
コミュニティマネージャーの活動の一環で、自己啓発として「AWS運用入門」を読んだので内容について紹介させていただきます。
1.本ブログの目的
AWS知識の向上
「AWS運用入門」で参考になったことを共有
2.「AWS運用入門」とは
クラウドサービスとオンプレミスの違いや基本的な考え方からAWSサービスの実用的な利用方法まで教えてくれる参考書です。
本書の対象者は、以下になります。
私自身、AWSサービスに携わった仕事していますが、知らないことや改めて理解したことが多く、AWSを運用している方にも十分対象となるようなレベルだと感じました。
■本書の対象読者
これからシステム運用に関わる新米エンジニアの方々
これまでオンプレミスで運用をしてきたエンジニアのみなさま
注釈1)AWS運用入門
本書の構成はいかにようになります。システムの仕事をしているとどのChapterも必要な知識ですね。
しかし、普段は私が扱わないChapter(Chapter 10 監査準備etc)がありました。
監査は普段、意識していない領域だったので、勉強したいと思いました。
新しい発見もあるので読んでみてほしいです!
《Contents》
Chapter 1 システム運用の全体像
Chapter 2 AWSとクラウド
Chapter 3 運用において押さえておくべきAWSサービス
Chapter 4 アカウント運用
Chapter 5 ログ運用
Chapter 6 監視
Chapter 7 パッチ適用
Chapter 8 バックアップ/リストア運用
Chapter 9 セキュリティ統制
Chapter 10 監査準備
Chapter 11 コスト最適化
注釈1)AWS運用入門
3.学び
特に学びになってところを記載したいと思います。
まずは「Chapter 3 運用において押さえておくべきAWSサービス」です。
こちらは以下の代表的なサービスを学ぶことができます。
初めての人も、すでに利用している人も読んでほしいChapterです。
代表的なサービス
Amazon VPC
Amazon EC2
Amazon EBS
Amazon S3
Amazon RDS
Elastic Load Balancing
次に「Chapter 6 監視」です。
こちらは、システムの監視について学びます。
現場でも同じような監視はありますが、AWSサービスですべて完結する場合に、どうすればいいかを教えてくれます。
有名な話なのですが、EC2のリソース監視で通常法CloudWatchエージェントでは、OSレイヤーのディスク使用率やメモリ使用率は監視できません。
私の現場では、Zabbixを利用し、ディスク使用率やメモリ使用の情報を取得していますが、本章では、統合CloudWatchエージェントを利用して、ディスク使用率やメモリ使用の情報を取得できることを紹介してくれています。
私も知っている情報ではあったのですが、初めてAWSを利用する方は、知らないと思いますので、知っておくべき情報を記載してくれているなと感じました。
「Chapter 10 監査準備」が特に勉強になりました。
初めに監査とは、「企業や自治体などあらゆる経済活動を行う組織体に対して、経営や業務の活動が適切に行われていることを第三者の視点から監査人が点検・評価し、その結果が適切でなければ、意見を表明して組織体を正しい方向へ導くこと」です。
と記載されています。
監査準備に関するAWSサービスには「AWS CloudTrail」がありますが、その証跡の完全性を高める機能があり、ログの完全性(改ざんや破壊が行われていない完全な状態)を検証する「ログファイルの検証」があることを知り、情報セキュリティには必要なことを理解しました。
最後に「Chapter 11 コスト最適化」です。
「コスト最適化はダイエットに似ている」と記載が面白いなと思いました。
健康的なダイエットでないと、体に悪い影響が出てきてしまいます。AWSのコスト最適化も同じで、行き過ぎた削減は問題で、適切な利用料にすることを目指すことが必要なことが勉強になりました。
ただし、求められることはいくらコストを削減できたかで評価されてしまう側面もあると思うので、現実問題どうやって表現すればいいのかは課題だなと思いました。
4.本書を通して感じたこと
まだまだ、知らないサービス、知らない機能や知っているけどよくわかっていないことが多いと思いました。
本書を通じて、AWS運用をどうすべきかを導いてくれるので、この本に出合えてよかったです。(重宝しそうすることになりそう)
ただ、鵜呑みにするのではなく、自分だったらどうしようかなと考えることも大事です。
「エンジニアのためのドキュメントライティング」注釈3)で出てきましたが、知識の呪い「人間は他人が自分と同じ知識と持っていると思い込んでいる」ため、私は知っているけど知らない人には伝える力も大切だと考えます。
その際に、オンプレの知識もあるとより伝わるのかなと思いました。
5.補足
以下は、参考にしたブログです。
「AWS運用入門」読んでみた
https://anikitech.com/read-aws-operation-introduction/
▼参考元
注釈1)AWS運用入門
https://www.sbcr.jp/product/4815615499/
注釈2)Amazon EC2 のモニタリング
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/monitoring_ec2.html
注釈3)【マネージャー活動ブログ】「エンジニアのためのドキュメントライティング」の紹介
参加申込みはこちら!
参加をご希望の方は下記のリンク先からお申込み下さい。
東京自習会の公式ラインアカウントに繋がりますので、友達追加後に【参加希望】とご連絡下さい。
▼こちらからご連絡下さい!
https://lin.ee/dZqLgaE
ご質問やご相談も公式ラインで受け付けていますので、お気軽にお問合せ下さい!
あなたのご参加お待ちしています(^▽^)/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?