憧れ。

グランブルーって映画、リュックベッソン監督のフリーダイビングを題材にした物語なんだけど、何回見たんだろう?って思うくらい好きな映画だった。それで、ダイビングを始めて、ダイブマスターというライセンスも取得して、インストラクターの一個前のプロライセンスだから、だいぶマスターしたんだってことなんだなって19歳の時にマジで思ってて「俺、だいぶマスターしたんですけど、インストラクターまで取りたいです」と、社長に言ったら「ギャグで言ってるの?マジで言ってるの?」って聞かれて「???」と時が止まったことを覚えている。笑

その時の社長は、僕はインストラクターのライセンスはないのだが、OPEN WATERライセンスを取らせるというインストラクターの仕事を僕に丸投げしていた。マジで生涯二人くらいの人を殺しかけて、そりゃ教育を受けてないのだから、今思うとヤバい大人なのだが、僕はこの仕事は向いてないと思って今に至る。今でも思うが、もしハワイに残ってずっとインストラクターの仕事をする人生だったとしたら、それも悪くなかっただろうなと思うくらい幸せな時間で、僕は海が大好きだ。そして、その社長には色々感謝している。

それで映画の方に行ったのだが、映画って凄いよね。僕の人生をぐんぐんと進めてくれている。ただ、リュックベッソンのことはよく知らないから、やっぱり自分が憧れていた人、凄いと思っていた人は、北野武さん、桑田佳祐さん、とんねるずの木梨憲武さん、この三人が僕にとっての芸能人だった。この三人は、例えば、武さんも木梨さんも歌は歌えるし、桑田さんもお笑いも映画もできる。能力が高い、スーパーマンの三人で、凄い人って何やっても成功するんだなって思ったことを覚えている。そして、それぞれジャンルが違うけれど開花している姿に憧れた。

昔は、憧れる職業、ジャンルが、お笑い芸人、歌手、小説家、映画監督、サッカー選手、野球選手と、少なすぎたように思える。今の時代はもう何でも、どこにでも成功の種、情報が転がっていて、職業のジャンルも沢山知ることができる。だから、もっとニッチな世界であっても、昔の歌手やお笑い芸人を超えるほどの成功を収めることもできていたりして、例えばTikTokerのハヤシさんは料理で、あのスタイルを作り、もはやとんでもない状態。そして、それをまた憧れる子供なんかも現れるわけだ。後を追いかける人は、やっぱり有利だなと思う。

何歳からでもやり直せると思う。今の時代にあった、僕なりのそれになれるように、頑張ろうと思う。娘ができてスイッチが入ったようにそう思うようになった。もっともっと強い男になって、カッコ良い男になって、自慢のパパになれるように死ぬ気で努力しようと思う。

まずは、来月最高の映画を作ろうと思う。音楽と映像の融合。集大成みたいな作品です。是非、お楽しみに。

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