師走と12月
「師走、睦月…の次はなんだっけ?」
旧暦の記憶は穴だらけなのに、12月に入った途端「師走だわ〜」とつい言ってしまう。事実公私ともに一年で1番忙しくなるこの月。
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「パリと東京で頑張る女たち」で検索してください。note未公開のエピソードについても語っています!
私の「12月」
私はクリスマスが大好きだ。
一人暮らしにも関わらずクリスマスツリー(タペストリー)を飾り、実家からミニクリスマスツリーをわざわざ持ってきて、シュトーレンをKALDIで買ったクリスマス大好き野郎だ。
私とクリスマスのエピソードは数多くある。1つお伝えするなら、あれは小学校4年生の頃。クリスマスプレゼントはゲームボーイアドバンスだった。ポケモンが出来るのがとても嬉しかった。なんとなく本体の裏を見ると、ビックカメラの保証書シールが貼ってあった。私はそこで長年の疑惑「#サンタって…親…?」を確信する。思い出深いクリスマスだった(お父さんお母さんありがとう!)
刷り込まれてきた「クリスマス=恋人のイベント」は年々どうでもよくなった。今年はアグリーセーターで友達とクリスマスパーティーをする。浮足立った街中と、キラキラした飾り、クリスマスミュージックに毎日ワクワク。それが私の12月。
私の「師走」
11月末から不穏な空気を感じ取る。「あれ…なんか忙しくない?」そう、12月は仕事も盛り上がりを見せる月だ。
色んな人がこぞって言う。「年内に!」「年内でいいから!」「ネンナイ目標設定で!」「ネンナイネンナイ!」年内ネンナイ言ってるけど、うちの会社のネンナイは12/28だよ、知ってる?そんな年内はあと15営業日。ジリジリと神経をすり減らす。
「久しぶり!会おうよ!」
師走はこの言葉の着火剤でもある。本当によく言うしよく聞く。忘年会、新年会、中々会えない友達とのランチやディナー。カレンダーがどんどん埋まっていく。楽しみと同時にどこで休むか緻密に計算するのが私の師走。
同じ月を示す言葉2つなのに、異なる印象なのが面白い。まるで2つの時空を行ったり来たりしている感覚だ。
今日は12/7。
正直、11月20日頃から記憶がない。文字通り走り回る師走を尻目に、わたしは心躍る12月を旅する。
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