「ロジカル・シンキング」から学ぶ。会議で失敗しない方法
先日、上司からこのような本を頂いた。
「ロジカル・シンキング」
「おまえの話は分かりづらいから、この本を読んで勉強しておけということか・・・」
真偽は定かではないが、ほぼ間違いないと思ったので、しばらくの間、この本について書かれている事を学び、自分なりの考えをアウトプットします。
先日あった失敗談
先日、とある打ち合わせでこんなやり取りがありました。
打ち合わせ前のやり取り
相手「後日、今後の進め方について作戦会議をしましょう」
自分「分かりました (何についてだろう?)」
打ち合わせ当日のやり取り
相手「現状、どのような状況かお伺いして今後の対策を練りましょう」
自分「えっ (先に聞いてよ)」
この時、私が失敗したと思ったのは、「何について打ち合わせするかを事前に決めておくべきだった」ということです。
今回の例でいえば、「現状確認」も「今後どうしたいか」、という要望についても事前に伝える事が可能です。
それだけでなく、「今後その方向性でいきたいと思っているので、こういう支援を期待しています」と相手に期待するアクションまで事前に伝える事も可能です。
話す前に確認すべきこと その①
打ち合わせをする前に「課題(テーマ)」が明確になっているか。
課題が明確になっていないまま打ち合わせに入るケースは意外と多い気がします。
また、自分の中では「課題(テーマ)」は明確でも、事前に参加者に対して共有されていないというケースも多い気がします。
「今後どうするか」とか「作戦会議」とか、もっともらしい言葉をつけると、いかにもそれが「課題(テーマ)」と勘違いされやすいですが、明確な「課題(テーマ)」とは、その課題に対して、Yes・Noなど、ハッキリとした回答が用意できるものです。
例えば、「この製品を購入すべきか?」これについて議論しましょうなら、テーマは明確です。
作戦会議しましょうは、何について話し合うのか全く見えてこない為、この状況で打ち合わせしても期待する成果は得づらいのです。
話す前に確認すること その②
もう一つ大事なのは、話す相手に対して「期待する反応」を明確にしておくこと。これも大事です。
・理解して貰いたいのか?
・意見や助言、判断などフィードバックして貰いたいのか?
・行動してもらいたいのか?
至極当たり前の事を書いているように聞こえますが、これも相手に伝わってないケースが多々あります。
「期待する反応」が相手に伝わってない場合、返ってくる言葉はほぼ決まっています。
「で、なにが言いたいの?」
こうなる場合、多くの方は状況説明だけしているケースが多いですね。
「こうで、こうで、ああでしてね。それでこうなったんですよ」
これだけだと「そうなんだ」と返せば良さそうに思えますが、そうではない。
本当は、助言を求められていたり、手伝って貰いたかったりしてたというケースが多いです。
自分の説明で相手がこうならないように、「期待する反応」をちゃんと明確にしておくと良いと思います。
最後に・・・
本来、最初に書くべき事かとは思いますが、もしあなたのお役に立つ内容でしたら「スキ」だったり、「役だった!」とコメント頂けたりしたら嬉しいです。
まだまだ、アウトプットできる内容はあるので、それなりに需要があれば、また書かせて頂きます。
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