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アーティスト出身のプログラムオフィサー・村上愛佳|東京アートポイント計画のメンバー紹介Vol.03

アーツカウンシル東京 東京アートポイント計画事業には、「プログラムオフィサー(PO)」という専門スタッフが所属しています。ミッションは「アートプロジェクトの中間支援」。それってどんな仕事? どんな人が働いているの? と、ご質問いただくことが増えてきたので一人ずつご紹介します! 第3弾は、もともとアーティストとして活動してきた、チーム最年少の村上愛佳です。

■ 野外で活動するアーティスト活動からプログラムオフィサーへ

― POになる前はどんな仕事(活動)をしていましたか?

大学院で現代アートやアートプロジェクトの制作、運営をしていました。
そのなかで「自由な女神」プロジェクト」を立ち上げたり、インドネシアの被災した一本松のリサーチをしたり。基本的に野外で活動していました。もともと「作品を設置するなら路上!」という発想なので、場所への介入が好きです。POの仕事はアートプロジェクトの運営力をつけるために、多くの現場に入れると思い興味を持ちました。

― アートプロジェクトの印象深い"原体験”は?

地元・宮城県での震災復興を目的としたアートプロジェクトです。

わたしは当時高校生で、東日本大震災後は街中でのワークショップが以前よりも活発に見られるようになりました。そこで参加したのが、桜3.11学校プロジェクトでのアーティスト・門脇篤さんのワークショップで。クシャクシャになった画用紙に手が施され、何か新しい物体に生まれ変わったように見えました。いろんな人が集まって、あれこれ言いながら作っている光景も新鮮だったんです。「これもアートなんだ!」って一気に風呂敷が広がりました。

■ 2年目POから見た仕事は「餅つきの返し手」。

― PO歴は?

2019年にPOになり、2年目です。

― 担当しているプロジェクトは?

東京アートポイント計画では「TERATOTERA」(東京都杉並区・武蔵野市・多摩地域)、「ACF(Artist Collective Fuchu)」(東京都府中市)、「東京で(国)境をこえる」(東京都世田谷区)、Tokyo Art Research Lab(TARL)では「東京プロジェクトスタディ2|トーキョー・スカルプチャー・プロジェクト」、勉強会シリーズ「ジムジム会」を担当しています。

― POの仕事を一言で説明するなら?

餅つきの返し手……? 何でしょう、ペッタンと打たれた餅を、ホイっと返す。その作業がうまくできるように、日々鍛錬しています。

■ 各アートプロジェクトの記事もぜひ読んでほしい。次にやってみたいのは、東京を舞台にしたまち歩きnote。

― noteで読んでもらいたい記事は?

私が書いた「アートプロジェクトの中の人」、ぜひ読んでください。
プロジェクトを動かす事務局の様子をのぞいていただけたら嬉しいです。

また、東京アートポイント計画に参加している各アートプロジェクトのnoteアカウントもぜひチェックしてみてください。

― これからやってみたいことは?

まち歩き系のnote記事を書いてみたいですね。東京アートポイント計画には、東京都各所に活動拠点があるので、それぞれの拠点周辺を巡ってまとめてみたいなと。

おまけ😀チームメンバーに村上の印象を聞いてみました

😀「独特の間合いで人を和ませながらまっすぐ現場に飛び込む人
元気印PO!」
😀「ほわっとしているようで実は…(いつもほえっと柔らかく見えるけどたぶんそれだけじゃない気がする、「…」の部分が何なのか探し中です)」
😀「構われる体質」
😀「エンジン全開!」

村上の記事はこちらから👇


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