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新プロジェクト【STUDIO302】始動!

“集まるのは控えましょう。人と人との距離を保ちましょう。できるだけマスクを着用しましょう。”

「密」であることを回避することが求められるいま、まちなかをフィールドに、アーティストと地域住民が協働し展開していくアートプロジェクトの現場では、プログラムの変更・調整・立て直しが迫られる数ヶ月でした。今では当たり前のようにニュースから流れてくる感染者数の増減情報からは、これまでのように「移動する/集う」ことはまだまだ難しそうだということを感じさせられます。

次の一手をうつ

とはいえ、このまま止まっているわけにもいきません。このような状況下において、どのようにアートプロジェクトの手法や仕組みを更新していくことができるでしょうか? そのための一手として、東京アートポイント計画では新プロジェクト「STUDIO302」が進行中です!

プロジェクトの舞台は、アーツカウンシル東京の拠点として活用しているROOM302。これまでは主にレクチャーやイベント会場としての利用や、全国各地のアートプロジェクトのアーカイブ資料の収集・公開をしてきました。その部屋の一角に、映像収録・オンライン配信機能を兼ね備えたスタジオを立ち上げることで、アートプロジェクトの新たなかたちを開発していくことを目指します。

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ゼロからスタジオをつくる

そうはいっても、ゼロからスタジオを立ち上げるのは課題もたくさん。収録・配信をするためにはどんな準備が必要? そのためにはどんな空間が必要? そもそもスタジオってどうやってつくれば ……など、分からないことだらけ。そこで、兄は空間設計、弟は映像配信技術に明るい空間デザインユニット・岩沢兄弟と一緒に、「STUDIO302」をつくっていきます。

2020年6月15日、ROOM302では「STUDIO302」の施工が始まりました。スタジオの使われ方を想像しながら、ユニークな仕掛けを施しています。スタジオを立ち上げていくプロセスや、スタジオの仕掛けは、東京アートポイント計画のnoteマガジン「配信拠点『STUDIO302』をつくる」にて、担当の嘉原妙上地里佳が随時発信していきますので、ぜひご覧ください!

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