「ハイカラなものが好きな母の趣味でつけたと思う」──やながわさんの発表
人の関心は十人十色だ。
サンデー・インタビュアーズの取組に並走していると、そのことを実感する。数十年前に撮影された8ミリフィルムの映像を見て、たとえ同じポイントでタイムコードを切ったとしても、画面に映し出されるどの部分に目が留まるかは、人によってまるで違ってくる。やながわかなこさんが強く興味を惹かれたのは「くるパー看板」だった。
「私が気になったのは、No.64の『理容店1』とNo.66『理容店2』に出てくる、ノナカという美容室の看板なんです」。中間報告の発表のとき、やな