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アートプロジェクトの現場から

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都内各地で地域NPOとともにアートプロジェクトを展開する「東京アートポイント計画」。各プロジェクトに伴走するアーツカウンシル東京の専門スタッフ「プログラムオフィサー」がそのとき起… もっと読む
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モノを介した地域の出会いとつながり「ラッコルタ -創造素材ラボ-」特集(「Artpoint …

✉  ✉  ✉ 風の冷たさが身に染み入る季節となりました。体調を崩しやすい時期ですので、…

【12/17開催!】Artpoint Meeting #14「わたしたちの“拠点”をつくる:ひらきかたと…

✉  ✉  ✉ こんにちは。今回のArtpoint Letter No.89臨時号は、今年度3回目の実施となる…

ファンファンの拠点「藝とスタジオ」へあそびにいく

「めとてラボ」は、視覚言語(日本手話)で話すろう者・難聴者・CODA(ろう者の親を持つ聴者)…

めとてラボ
5か月前
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思いがけない交流もアル 東京アートポイント計画って?

戦略広報課です。 「東京アートポイント計画」という事業があります。 今日はコトリちゃん(誰…

東京都庁
6か月前
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視覚で世界を捉える人々のためのワーキング・プレイス「5005」とは!?

西日暮里駅から徒歩5分。ろう者の店主が営むラーメン屋「麺屋 義」の隣に「5005」はオープンし…

「集団就職で採用された従業員が住み込みで働いていた」──八木さんの発表

サンデー・インタビュアーズは、「私たちは、どんな時代を生きているのか?」という問いを追求…

「ハイカラなものが好きな母の趣味でつけたと思う」──やながわさんの発表

人の関心は十人十色だ。 サンデー・インタビュアーズの取組に並走していると、そのことを実感する。数十年前に撮影された8ミリフィルムの映像を見て、たとえ同じポイントでタイムコードを切ったとしても、画面に映し出されるどの部分に目が留まるかは、人によってまるで違ってくる。やながわかなこさんが強く興味を惹かれたのは「くるパー看板」だった。 「私が気になったのは、No.64の『理容店1』とNo.66『理容店2』に出てくる、ノナカという美容室の看板なんです」。中間報告の発表のとき、やな

「ICレコーダーは使わずに話をききました」──土田さんの発表

極私的な記憶は、多くの場合、うしなわれてゆく。ただ、フィルムに記録されることで、時代を超…

「子どもたちはどういう暮らしぶりをするのかな」──佐伯さんの発表

2019年度から開催されてきた「サンデー・インタビュアーズ」のプロジェクトも、2022年度でひと…

第7回「手で牌を混ぜる音が1階まで聞こえていた」

家族の姿をフィルムに収める。 それは、昭和の時代にはごく“当たり前”の光景だった。旅行に…

第9回「懐かしさを感じるために止まらないといけないのか」

2022年12月25日。 クリスマスの日に、2022年度の「サンデー・インタビュアーズ」のワークショ…

第8回「カメラを通して住んでいる環境と向き合える感じがあったんです」

2022年度のサンデー・インタビュアーズで、最後の課題として取り上げられたのは、『No.1』とい…

第6回「電子レンジがあるはずなんだけど、ないんだよね」

今から30年後に、2020年代を舞台にしたドラマが撮影されたとする。 ドラマを観たときに、その…

第5回「ボストンバッグに修正液でナイキのマークを描いていた」

わたしたちの目は、何を捉えているのだろう。 サンデー・インタビュアーズの活動をドキュメントとして書き綴るうちに、そんなことを考えるようになった。 月に1度開催されるワークショップで、参加者は課題となる映像を見て、タイムコードを切る。同じ映像でも、注目するポイントは十人十色だ。 「えっと、私がタイムコードを切ったのは、3:43です」。参加者のひとり、aki maedaさんが語ると、Zoomの画面の中に映像が映し出される。今回課題に選ばれたのはNo.51『新幹線試乗』だ。そ