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月経不順(無月経、生理不順、不妊症、早発閉経)

疫学:月経周期は通常25~38日が正常範囲とされるが、この範囲から著しく逸脱している場合、月経不順とする。また、経血量の過不足や月経時以外の不正出血もこれに含める場合がある。不妊症の原因になることがある。

原因:疲労、精神的・肉体的ストレス、ホルモンバランスの乱れ、多嚢胞卵巣症候群、下垂体腺腫、シーハン症候群、早発閉経、不妊症、ワク〇ンの薬害など。

一般的な治療法:薬物治療、ホルモン剤治療、原疾患がある場合は手術療法など。

当院の治療法:基本的に、子宮も血液循環が正常であれば、不具合は起こらないはずです。つまり、原核細胞であろうが、真核細胞であろうが、高等生物であろうが、外的環境・内的環境の絶え間ない変化に対して、一定の内部環境、いわゆるホメオスターシス(恒常性)を保つことが出来ているのは、煩雑な生体化学反応である代謝を毎日休むことなく、無事遂行することが出来ているからです。そのためには、血液によって新鮮な酸素と栄養を細胞に送り、不要になった代謝物を再び血液で回収する、という一連の工程が着実に行われていなければなりません。しかし、筋肉のコリやその他の物理的障害によって血管が圧迫されてしまうと、血液循環が滞るようになり、細胞は代謝を正常に遂行することが難しくなってしまいます。その結果、月経が遅れたり、来なかったりと、様々な不具合が出てくるようになります。基本的に、当院の刺鍼法は血流を改善させることが一番の目的です。何故なら、中国に“通则不痛,痛则不通”という古い言葉があるように、血流が正常であれば、すべての不具合は起こり得ないと考えているからです。実際に、当院では筋肉を狙って刺鍼することにより、様々な病態を改善させています。婦人科疾患の場合は、自律神経のバランスを修正するため、首や起立筋群へ刺鍼し、骨盤腔内および子宮の血流を改善させるため、腸骨筋や大腰筋、殿筋、下肢筋群へ刺鍼します。顎関節症(食いしばり、歯ぎしり)がある場合は斜角筋や胸鎖乳突筋が収縮したり、交感神経が優位になって、自律神経に異常を来すことがあるため、顎への刺鍼も必須となります。もちろん、体内時計が狂わないよう、生活リズムを整えることも重要ですが、全身の血流が改善しなければ、月経の周期の正常化は難しいであろうと推察されます。不妊症の場合は頭、首、背、腰、臀部へ刺鍼して自律神経を整えつつ、腸骨筋と下肢へ刺鍼し、骨盤腔内の血流改善を促します。婦人科疾患対策としては、ウォーキングや腹巻の装着以外にも、腹部を毎日ゆたぽんのようなホットパックで温めるのも良いでしょう。さらに、ヨーグルトや納豆などの発酵食品を食べて腸内環境を整え、免疫機能の向上とホルモンバランスの改善を図りましょう。ちなみに、ワ〇チンには不妊を促す物質が入っているという告発動画も存在しますので、ワ〇チン接種を止めることで妊娠する可能性もあります。

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