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東京クロニクルとは

デジカメのこと

一眼レフのデジタルカメラが、やっと手に届く値段になったのが、むかし撮った写真のExifを調べてみると、どうやら2007年あたり。「画像機器のモデル名:Canon EOS 30D」とある。
「そんなカメラを持っていたんだ。」
どんなスペックだったのか? このカメラをWebで検索してみると、なんと既にCanon Camera Museum入りに。そこには、こんな感じの記載があった。

高ISO感度でも低ノイズを実現する約820万画素の自社製CMOSセンサー(APS-Cサイズ)や高性能映像エンジン「DIGIC II」・・・

「APS-Cの820万画素か」

kakaku.comの過去のニュースでは、当時の価格はなんと246,750円。
高いカメラ買ったんだな。今のスマホ並みかそれ以下(センサーは大きいけれど)の性能で。

東京の風景

その「高価」で「重い」カメラを持って、仕事に趣味に、時々街に出てはスナップを撮った。建築系の写真の仕事が多く、なんだかその延長のような写真が多い。

どちらにしても、記録をしようという意識はあまりなく、真剣に撮っているような、そうでもないような、そんな2007年来の街の風景が今、手元に残っていた。

・下北沢2007年
「JAZZマサコ」「カウボーイ」「駅前食品市場」
あー、もうない店と街の風景。

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・浅草2009年
あー、隅田川を挟んだ向こうの風景にスカイツリーが建設中。

画像2

古い写真を見ていると、当時は何とも思わなかった脱力感で撮った写真でさえ、既に、そして知らず知らずのうちに、ちょっとした平成〜令和の東京年代記を語っているかのように見えた。
せっかくだから、noteに記録を残しておこうか・・・

写真を見たら…
なつかしく思う人も少しはいるかもしれない。
昔を知らない人には少し新鮮に映るかもしれない。

10年後には今撮っている写真も10年前の風景。何が残って何がなくなり、何が生まれているだろう。
移り変わりの激しい東京の街。
平成〜令和、そして未来の街の姿を、少しずつアップしていこうと思いました。


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