靴職人をあきらめ、社長になった私がnoteをはじめた理由
noteを始めることといたしました
はじめに、自己紹介を書かせていただきます、
●略歴
高校・・・天王寺高校
サッカーの元日本代表の岡田さんが先輩にあたる
私服OKの学校で、スニーカーを入り口に
古着に目覚める、アメ村によく行っていた
初めて買ったLevis66のヴィンテージデニムが一張羅でした。
自慢ではないのですが、そこそこ勉強はできまして、
普通にやっていれば東大にいける、と言われていました、
大学・・・広島大学文学部日本史コース
大嘗祭と新嘗祭で論文を書きました。
古代を専攻していました、
大学での勉強より、先輩たちとの関係の中で
人間関係について多く学び今にも生きています、
「コンパしようよ」が口癖で、大学内でフリマを
ゲリラ的にやってみたり、骨董屋、テキ屋さん、
与論島のツアーのお手伝い、旧車工場での仕事など、
アルバイトも色々と経験していました
新卒時・・・日本を代表するメーカーベンダーに入社
「新人類」と言われ、早速5月病に、
営業として、毎日200キロくらいは車を運転し、
メタルラックの組み立てと運転技術はかなり磨かれました、
今思うと青いですが、会社の駒にはならない、と
よくわからない反骨精神を持ち、そのくせ休日を
心待ちにするようなイケてない日々でした、
毎週2足のペースで靴を買ってましたね
さてさて、ここからは自己紹介に
記載のある内容の説明をさせていただきます、
●元靴職人
スニーカーを生まれてこの方1000足以上
買ってきました、そして、スニーカーおたくの
壁をどうすれば超えられるか、それを考えた際に、
「靴をつくれるようになってしまえば超えられる」
ちょうどおりしも、新卒時に就職した会社で
5月病にかかり、人生この先どうしようかなと、
考えているときに、たまたま見ていたスニーカー雑誌に
自分が通うことになる、ヒコみづのの資料取り寄せはがきが
掲載されており、たまたまそれを目にしたことで、
運命性を感じてしまったわけですね、
原理を考えると当たり前で、紙がピラピラの雑誌に
少し厚みのあるはがきが差し込まれていれば
当然、そのページが開くのは言うまでもないのですが、
当時の自分にとっては、上にも書いた通り運命そのものでした
専門学校時には、早朝はパチンコホールでの清掃バイト
日中は専門学校、夜は熊本の郷土料理屋でのバイト
土日だけ、フリマの会場運営のバイトもしていました、
昼ご飯は100均の8個入りクラッカー1個、とかなりストイックに、
通常の授業時間以外のミシンなどの設備が使える日は
全て参加、デザイン書を読みふける、いっぱしのデザイナー気取りで、
金銭的には豊かではありませんでしたが、心は充実していました、
が、2年時にあった、先々の道を決めるタイミングで、
愕然とすることがあり、靴の道は断念、すべてを失いましたね、
元々靴職人になるために上京したわけで、人生の目的を見失った、
それが25歳くらいの時ですね、社会人経験も1.5年くらいでしたし、
中途半端な働き方しかしていなかったので、普通に就職するイメージが
まったく湧かなかった・・・
●リユースベンチャー(上場企業)
働かないと、東京での生活は継続できない状況でした、
虎の子の貯金もある日、区民税で一気に引き落とされてしまった、
そんな時にたよったのが、専門の時にフリマの会場運営で、
関わっていた企業、実は専門のはじまる数か月前に、
先に友達をつくろうと上京していたのですが、
初めて都内で決めたバイトが実はそのフリマのバイトだったんです、
創業者は私の一つ上の社長と、タメ学の取締役2名の計3名、
靴職人の夢も応援してくれていました、夢破れたことを
相談した時に、覚悟を決めて一緒にやらないか、と言われました、
アルバイトとしては、そこそこ認められるパフォーマンスを
していたことも要因かもしれません、
彼らがどういった世界を目指しているのか、
ビジネスリテラシーのなかった私は知るはずもなく、覚悟を決めた理由としては、
この人たちとならやっていける、そう感じたからです。
何をやるかより誰とやるか、
結果として、今、その会社は東証プライム申請もしています、
日本のネット型リユースのパイオニア企業、
その会社に2人目の社員として入り、
常に現場の最前線で、ノウハウもない中、
体当たりの連続の中で様々な経験をさせていただきました、
上場を目指す中で、古くからのメンバーの成長が
会社の成長曲線に追い付かず、のようなことには幸い私はならず、
マザーズ上場時には営業の最高責任者で
東証の鐘も叩かせていただき、その1年後には執行役員に、
創業メンバーと中途以外では初のたたき上げでの昇格でした、
ただ、上場というのは再現性を出していく、ということにもつながり、
社の中での自分の評価、世間から見られる自分と
自分自身の自分の評価の乖離、これを腹落ちさせることが難しくなり、
再度、一個人としての力を試したい、
ということで社を離れることといたしました、
「会社とは自分の人生で得てきた経験を余すところなく場である」
という考え方はこの時の経験が基になっています
●IRIEP
リユース・リサイクル企業のためにつくられたNPOで、
元大臣の方でしたり、国連の要職を担われていたかたなど
先人の知恵を聴くことができる貴重な場所です、
資源を最大限活用していくためには、どうあるべきか、
などということを考えています、
2021年の4月から理事を拝命して、この団体の発展にもコミットしています
2か月に一度、環境のプロに講演をしていただいています
●3次流通という概念
造語です、1次流通は新品、2次流通は中古、
最近ですと0次流通がクラファン、
などと表現されていますが、
改めてリユース企業の置かれている状況を考えると、
経済活動の「負債」「不都合」などに直面することの多い事業体だなど。
サーキュラーエコノミーなどの文脈も踏まえてになりますが、
経済活動の「負」「不」を価値に変えるということが、
リユース事業の今後を見据えたときの存在意義の一つになる
と考えています。
それを2次流通の先の3次流通として定義しています
●コーチング/MBA取得
キャリアの大半がベンチャーでのサバイブ経験ということで、
体系的な学びが不足しています。
コミュニケーションは自分でも得意と感じていましたが、
あたらめて、コーチングという形で
コミュニケーションを体系的に学ぶこと、
個の時代と言われ、副業等もどんどん解禁されるなか、
自分の人生をどうしようかと、自問する方は当然増えるだろう、
その中でコーチングのニーズも高まると見越して、
ということも言えます
MBAについては、
経営のプロになりたい、そして、一人でも多くの方の役に立ちたい、
そのために、経験からネイチャーに得られた知見も
もちろん役に立ちますが、
世の中の体系的な経営に必要なエッセンスの学びと
それを対外的に示せるMBA取得
ここに行きついたわけです、純粋に学びが好きということもありますが、
2022年の4月から授業が始まります、
●SDGsカードゲーム
イマココラボさんの2030SDGsゲームのファシリの資格をとり
SDGsに対しての自分なりのモノの見方を
一人でも多くの方に得ていただきたく
コンテンツを提供させていただいております、
自分自身がこのカードゲームに触れたときに、
SDGsに対する見方が一気にクリアになり、
自分と同じように、一人でも多くの方にこれを伝えたい、
そう感じたことがきっかけです。
SDGsに限らず、モノの見方とクリティカルシンキング、
何をするにあたっても重要な要素だと感じています
●新規事業壁打
知人や後輩の壁打ちの相談やスポットコンサルの依頼を受けて
自身の知見を提供させていただいております、
日本有数のアウトドアメディアの新サービス立ち上げの際の
オペレーション構築にも主として関わらせていただきました、
知人後輩には無償で、有償の際にも
いただく対価以上の成果は出すことを心がけています。
サービスの提供価値・コアバリューについてのシンキングが最も得意です
●メディア運営
オリジナル記事に拘り、
ヒト・環境・社会に優しい取り組みをされている方への
インタビュー記事や、コラム記事、寄稿記事、などを中心に、
「なるほど!」と感じていただける記事を制作しています。
すでにライフワーク化しています。
なぜ、そのヒトがその取り組みを行っているのか、
あり方に触れることで毎回気づきを得させていただいております。
●廃棄アパレル/廃棄レコード
リユースをしていると、再販価格の関係で、
商品としての価値がまったくないわけではないにも関わらず、
再販売の難しいアイテムというものが存在します、
アパレル(古着)やレコードなどは、単価が安いアイテムも多く、
再販売を断念せざるを得ない状況も多く、
そこに対しても3次流通的観点をもって、
新しい価値提案ができないか、と模索しております、
例えば、廃棄アパレルを農業に生かせないか、など
●今の私
弊社は業界で全国130位前後の会社です、
私は、リユース業界の先々について危機感を抱いております、
2022年にリユース市場は3兆円になる、
とも言われておりますが、
CtoCが占める割合は拡大していくと見ています、
テクノロジーの力で個がエンパワーメントされることは間違いなく、
これまでは個人間のやり取りの難しかったアイテムも
どんどん取引されるようになると見ています、
今、考えていることは、
「どのようにすればポジショニングを変えられるか」
と言いますのも、今の業界の在り方は、
〇〇買取というキーワードをどうやって、CPAを抑えて獲得するか、
つまりは買取のご依頼の獲得が広告合戦というわけです、
その先に待っているのは相見積もりで、
さらにはその先に、CtoCアプリの存在も引き合いに出されます、
参入障壁も低く、お金とモノの交換に終始すると、
原価は右肩上がり放題・・・
業界の在り方がサステナブルではなくなってしまっています・・・
そこで大手と同じことを地方の中小企業はできませんので、
リユース事業の深い意味ということについて考えている次第です、
カーボンクレジット、ゲーミフィケーション、Edtech
行動経済学、リベラルアーツに非常に関心があります
●その他
レンタル農園で農業をしています、
社の福利厚生の一環で、と考えておりましたが、
やってみると想像以上に楽しい、
かつ、食へのありがたみも出ます、
これ1個つくるのに、こんなに手間暇かかるんだ、と。
最近はイケていませんが、
趣味でサーフィンしています、
自然と触れることで、いい意味での自分の無力感を
味得ますし、自然の力の偉大さも感じます
本も好きで、いまでも月に5冊は読んでいます、
移動が多いので、移動時に必ず本を1冊
携えています、
「アナログの逆襲」という本が大好きです、
様々なコミュニティに顔を出しています、
サーキュラーエコノミー
あいだの哲学
リジェネラティブ
100年時代の働き方
チェキグラファーetc
一個人としては絶賛自分探し中です
●noteで書くこと
未来をつくるために、
日々新しく、をテーマにすごしています、
その中で「感じる」ということを
重視しています、
感じたことについて考え、
文章にしたためていこうと考えている次第です
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