滋賀県でぽこピー聖地巡礼してたら甲賀(こうか)のルーツ「鹿深(かふか)」に辿り着いた話
こんにちは、今回はぽこピー聖地巡礼のレポ記事です。
なお、タイトルの内容には記事の後半に触れることになります。
私は2023年のゴールデンウィークに滋賀県と岐阜県に行ってきました。
滋賀県ではぽこピー動画の聖地巡礼を行い、岐阜県では「モレラ岐阜」にて開催されている「続・ぽこピー展」に行ってきました。
滋賀県はぽこピーの2人が住んでいる土地であり、動画企画で登場したいわゆる「聖地」もたくさんあります。また、滋賀には私の大学時代からの知人が住んでおり、ありがたいことにいつも宿泊させてもらっており、今回も車を出してくれるとのことでした。
そこで、今回は以下のようなプランで動くことにしました。
一日目 夜滋賀到着→滋賀の知人宅に宿泊
二日目 車で滋賀観光(聖地巡礼)→滋賀の知人宅に宿泊
三日目 滋賀から岐阜に移動→モレラ岐阜にて「続・ぽこピー展」鑑賞→関東に帰宅
そして、二日目の聖地巡礼が想像以上の大冒険になり、甲賀のルーツに迫り、ぽこピーの故郷に一層の愛着を抱くこととなったのでした。
一日目 5/4(木) 前乗り
一日目は夜に滋賀に着き、知人と焼肉を食べた後、彼の実家に泊まらせてもらいました。
一日目の夜、ちょうどぽこピーの動画がプレミア公開されていたので知人と一緒に見ました。
ぽんぽこちゃんねる - 【150km】運動不足のド初心者はチャリでびわ湖1周することができるのか?【ビワイチ】
甲賀流忍者ぽんぽこが自転車で琵琶湖を一周することはできるのか!? という企画動画です。
動画内でぽんぽこは「奥びわ湖ロッヂ」にて昼食をとっています。
一緒に動画を見ていた知人が「こっから結構近いね」と言ったので、私は「じゃあ明日の朝行こう」と提案し、明日の最初の行き先が決まりました。
二日目 5/5(金) 滋賀観光
二日目は滋賀観光の日です。
1. 朝食 - 奥びわ湖ロッヂ
昨日動画で登場したばかりの「奥びわ湖ロッヂ」さんにて朝食をいただきました。
@奥びわ湖 ロッヂ
〒529-0437 滋賀県長浜市木之本町飯浦
ご飯はとてもおいしかったです。
そう言えば、動画内でぽんぽこは「トイプードルも見れたし」と嬉しそうに語っていました。
食事しているとちょうどトイプードルが現れ、お店のご主人とお話しすることができたので、お写真を撮らせていただきました。
後々お話しを伺ったところ、「人間で言うと70歳くらいだけど病気をしたことがない」だとか、「子どもが一人立ちしたから犬を飼うくらいしかない」などのエピソードも聞かせてくださいました。
しかし、真っ先に言われたのは「パチンコで勝った帰りにこの犬を買った」というお話しです。なんなら店内に置かれているテレビも、パチンコで勝ったときに購入したものだそうです。
「昔は数十万とか儲けられたんだ」「代わりに負けたら家とか車を売るやつもいた」「パチンコで勝ったお金はすぐ使うんだよ」などのお話も聞かせてくださいました。
「あぶく銭で買われたトイプードル」というエピソードからは動物話に期待されがちな"ハートフルさ"をいまいち感じられず妙におもしろかったです。しかし、こうして15年ほど一緒に暮らしているそうなので、何だか素敵な関係だなと思います。
2. 剥製展示 - 滋賀サファリ博物館
二つ目の目的地は、「ぽんぽこ、剥製の館に行くの巻!」という2018年の動画でぽんぽこが訪問した「滋賀サファリ博物館」です。
ぽんぽこちゃんねる - ぽんぽこ、剥製の館に行くの巻!【バーチャルYouTuber】
@滋賀サファリ博物館
〒529-1802 滋賀県甲賀市信楽町黄瀬2854−2
公式HPでは「土日祝開館」とされているにもかかわらず、Google Mapによれば祝日である5/5(金・祝)は「営業時間外」。しかし、博物館に電話して聞いてみたところ「営業しています」との回答が得られました。
滋賀旅行ではこれ以外にもGoogle Mapの営業時間情報が不正確なことが何度かありました。みなさんも滋賀観光する際はGoogle Mapだけを参考にせず現地に確認を取った方がいい場合があるかもしれません。
滋賀サファリ博物館では、実際に生きていた動物たちが剥製にされて展示されています。
それも、どこかから買い取ったものではなく、先代館長の近藤さんが自ら狩猟して持ち帰ってきたものだそうです。狩猟に関する賞を受賞している写真もたくさんありました。
剥製を実際に生で見てみるとものすごい迫力でした。本当に生きているみたいに見えるにもかかわらず、動かないから不思議でした。
こんなに大きな生き物たちがまだ地球上を跋扈しているのかと思うと「哺乳類ってすごいな」と感嘆するような気持ちになりました。大きくて、内蔵がたくさん詰まってそうで、重量と体温を感じさせる存在感でした。
一通り鑑賞が終わった頃には、何となく哺乳類に対する畏敬の気持ちを抱くことになりました。来れてよかったなと思います。
また、館内の「ごあいさつ」は興味深かったです。
この剥製館は「滋賀サファリ博物館」という名前です。
挨拶文によれば、「サファリ」という言葉の意味(用例)の移り変わりは、「旅」→「狩猟の旅」→「動物保護区や自然動物公園」といったものだそうです。
「サファリ」という言葉は、今では第三の意味「動物保護区や自然動物公園」を意味するものとして「サファリパーク」などの用例が身近になっていますが、滋賀サファリ博物館は第二の意味「狩猟(の旅)」の意で命名したそうです。先代館長の近藤さんが世界各地で狩猟して持ち帰ってきた剥製たちを展示しているから「滋賀サファリ(=狩猟)博物館」というわけですね。命名の背景を語ってくれるのはおもしろいです。
入館料は「大人500円」という驚きの安さでした。展示されていた新聞記事を読んだところ、どうやら先代館長が趣味の延長として始めたようなところがあり、赤字前提で営業しているような感じみたいです。
現在は法改正などにより国家間での移動が難しくなっている動物もたくさんいるとのことで、展示されている剥製たちは結構貴重なのかもしれません。
展示エリアはそれほど大きくはないので、じっくり眺めても20分ほどで十分に鑑賞できると思います。
信楽にあるので他のスポットと合わせて行きやすい方だと思います。
ぽんぽこ初期動画の聖地とも言える「滋賀サファリ博物館」、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。オススメです。
3. 昼食 - 湖南飯店
次はピーナッツくんの街中華企画で紹介された甲賀市の大人気街中華店、「湖南飯店(こなんはんてん)」で昼食をいただきました。
ぽんぽこちゃんねる - 【至高】町の中にある中華屋さんで大好物の本格麻婆豆腐を食しに行く!!
なんと1時間10分ほど並びました。
お昼営業時間は11:00~14:30とされていますが、あまりの混み具合に12:10頃追加での入店がストップされました。
私が注文したのは、ピーナッツくんと同じ「陳麻婆豆腐定食」です。
熱々でとてもおいしかったです。ネギの歯ごたえが抜群でした。こんなに中身の詰まったネギは初めてです。本当にネギなのか今でも疑っています。
結構辛くて大変でしたが、たまごスープの甘さが麻婆豆腐の辛さをリセットする役割を担ってくれて非常に助けられました。
ピーナッツくんが食べたときと違って、サラダに豚しゃぶは含まれていませんでした。また、動画で紹介されたときより50円値上がりしています。
そういう変化を感じられるのも聖地巡礼のおもしろいところかもしれません。
味は間違いないです。
混雑にだけ気をつけて早めに行ってもらえるといいと思います。
4. Cafe - ハクナマタタ
@ハクナマタタ
〒528-0202 滋賀県甲賀市土山町鮎河601
ぽんぽこちゃんねる - ぽんぽこ、猿探しの旅へ行くの巻!【バーチャル YouTuber】
伝説とも言えるぽんぽこちゃんねる2本目の動画「ぽんぽこ、猿探しの旅へ行くの巻!」(2018/02/06投稿)。
猿を探して無計画に山を駆け巡ったものの何の成果も得られなかったぽんぽこ(とその兄)は、秘境のような山あいに位置するカフェ「ハクナマタタ」にて聞き込み調査を行います。
お店のオーナーから猿の目撃情報を得たものの、猿探しの旅はここで断念となり動画は終わります。
ここからは自分の観光レポです。
滋賀と三重の県境に位置する鈴鹿山脈、その麓にお店を構えるハクナマタタ。付近には青土(おおづち)ダムや鮎河(あゆかわ)千本桜と呼ばれる土地があり、雄大な自然と澄んだ空気が楽しめました。
チキン南蛮が人気だそうですが、売り切れていました。どちらにせよ中華を食べた直後だったので、スイーツをいただきました。
味も見た目もよくて満足度が高かったです。
気さくそうな雰囲気のオーナーにお話しを伺ったところ、「ハクナマタタ」という店名は「なんとかなる」という意味だとか。行き当たりばったりな猿探しの旅の道中に立ち寄るには打ってつけの店名だったかもしれません。
五年前に地元の山で猿を探していた兄妹が、いまやYouTubeチャンネル登録者数45万人を超え、ゆるキャラグランプリで優勝し、幕張メッセでフェスに出ていたと思うと、なんだか遠いところまで来たんじゃないのかな…などと、2018年に撮影の舞台となった場所で、他人事ながら想いを馳せました。
「ハクナマタタ」はお店の立地、外観、内装、メニューなどを総合的に見てもすごく雰囲気がよかったです。それなりに山奥の方にありますが、すごく気持ちのいい所だったのでオススメしたいお店です。
5. 牧場 - 伊賀の里モクモク手づくりファーム
次はこの動画の聖地巡礼です。
ぽんぽこちゃんねる - 人気絶頂?のモクモクファームでソーセージを作ってみた!!
三重県は伊賀になります。ぽんぽこがほぼ甲賀みたいなものと言っている通り、三重の中でもかなり甲賀市寄りの立地で行きやすかったです。
@伊賀の里モクモク手づくりファーム
〒518-1392 三重県伊賀市西湯舟3609
とにかく親子連れでめちゃくちゃ混んでました。
マップが広大で、豚のダービーやソーセージ作り体験など様々な催し物が行われていました。要予約かもしれませんが。
これは子どもがいて近所に住んでいるなら絶対通いたいですね。
◇◇◇
ここから、聖地巡礼はこれまでと異なる様相を見せ始めます。
謎の地名「鹿深(かふか)」に迫る
モクモクファームへ向かう道中、私は次の看板を見つけました。
「鹿深(しかしん)…?」
私はこれがなんと読むのか分からず、単純な好奇心から知人に「これなんて読むの?」と尋ねてみました。
すると滋賀出身の知人は「鹿深(かふか)じゃない?」と平然と言ってのけたのです。
私は知人の口からまさかその言葉が出るとは思わず、驚きのあまり心臓が飛び出そうでした。
というのも、「カフカ」と言えばぽこピーファンにとってはお馴染み、ぽんぽこのオリジナル楽曲のタイトルそのものなのです。
これまでは「カフカと言えば、フランツ・カフカの『変身』くらいしか思い付かないな」「姿を変化(へんげ)させる狸の設定とかけているのかな」くらいのことしか考えられていませんでした。
しかし、ここにきて、ぽんぽこの故郷である甲賀の土地で「鹿深(かふか)」という言葉に出会ったのです。これは偶然とは思えませんでした。
1. 甲賀(こうか)と鹿深(かふか)
私はすぐに「鹿深 由来」などのワードで検索してみました。すると以下のような説明に出会いました。
つまり、"日本書紀に登場する豪族「鹿深臣(かふかのおみ)」が現在の甲賀を本拠としておりそこは当時「鹿深(かふか)」と呼ばれていた。そして、「鹿深(かふか)」という地名が変化して後に「甲賀(こうか)」と呼ばれるようになった"というのが定説のようです。
「かふか」→「かうか」→「こうか」という言葉の移り変わりは想像に難くありません。
なお、「鹿深(かふか)」自体は「山奥の鹿」を意味するようです。
◇
ぽんぽこは、この「鹿深(かふか)」を元にオリジナル楽曲のタイトルを付けたのでしょうか。
確かに、ぽんぽこのオリジナル楽曲のタイトル「カフカ」が誰によってどういう経緯で名付けられたのかは厳密には定かではないでしょう。
しかし、ぽんぽこが彼女自身の好きなアーティストであるEpochさんに、まるで心理カウンセリングでも受けるかのように彼女自身の思いを聞き取ってもらい作詞された楽曲だということはわかっています。
歌詞だけでなく「カフカ」というタイトルにも、ぽんぽこ自身の思い入れが多分に含まれているはずだ、と考えるのはまったくおかしなことではありません。
もしぽんぽこが「甲賀(こうか)」の旧名称である「鹿深(かふか)」という地名を、(ファンから贈られたものではなく自ら作ったという意味では)初のオリジナル楽曲のタイトルとして採用したのだとすれば、ぽんぽこの生まれ育った故郷に対する並々ならぬ思い入れを感じます。
(軽い言い方をすれば)、ぽんぽこどんだけ甲賀市のことが好きなんだと思います。
◇
私はもし「鹿深」にまつわるスポットが現存するならば、ぜひこの目で見てみたいと思いました。せっかく甲賀市に来ているのだからネットで知識を得ただけで終わるのは惜しいです。
甲賀市のルーツとして「鹿深」という地名があったということの確証がもっとほしいと思ったのです。
すっかり探求心に火が着いてしまった私は、現在でも「鹿深(かふか)」という名前を含む土地が存在しないのか調べてみました。
そして、「鹿深」という言葉について心当たりがないか、滋賀育ちの知人に聞いたところ「鹿深と言えば"鹿深夢の森公園"やろ」と答えてくれました。
2. 鹿深(かふか)夢の森
今回の聖地巡礼は綿密に計画を立てていたわけではありませんでした。そこで私たちは急遽、知人が教えてくれた「鹿深夢の森」へと向かうことにしました。
「鹿深夢の森」は複合施設で、広い公園は家族連れたちで賑わっていましたが、丘の上には「かふか生涯学習館」や「甲賀図書情報館」などの施設が構えていました。
「甲賀図書情報館」は残念ながら休館日でしたが、「かふか生涯学習館」は開放されていました。館内では特に催し物がある様子ではなかったものの、いくつかフリーペーパーを頂戴することができました。
甲賀や鹿深の歴史について興味深い記述が含まれていないかと思って、隅から隅まで目を通しました。残念ながら両方とも「鹿深(かふか)」について直接説明している箇所はありませんでした。しかし、甲賀市の歴史が少しでも理解できて、とてもおもしろかったです。強い探求心をもって読むとこういう資料もよく頭に入るものですね。
3. 鹿深(かふか)の道
引き続き「鹿深」について調べていると興味深い記事を見つけました。
2020年7月19日に投稿されたブログ記事のようなもので、日頃から山道を歩いている人の日記みたいな感じだと思われます。作者さんのお名前はおそらく「フミキ」さん。
どうやら甲賀市に「鹿深(かふか)の道」という名の付くルートがあるらしく、こちらの山歩き記事ではそんな「鹿深の道」を端から端まで歩いた記録が残されていました。
「鹿深の道」は、壬申の乱の時代に近江-伊賀間を結ぶ交通の要所として実際使用されていた道だそうです。
引用した山歩き記事では、「鹿深(かふか)の道」とハッキリ書かれた看板の写真が上げられていました。
「私も現物を見たい…!」「現存する『鹿深(かふか)』の文字をこの目で見たい…!」。そういう強い欲求がこのとき沸き起こっていました。
そこで「鹿深の道」を(北側から南下している山歩き記事とは逆向きに)南側から入って北上し、重要文化財「油日(あぶらひ)神社」へと向かうルートを考案しました。
画像引用していますが、山歩き記事には以下のように記述されています。
南下している歩行者の左側に看板が見えたということは、逆向きに北上している私たちにとっては右側に看板が見えるはずです。
そして、看板が見えた直後の文章が以下です。
北側にある油日(あぶらひ)神社から20分間徒歩で南下し、その箇所で看板を見つけ、そこから4分間南下した箇所で草津線のある県道に合流したというのです。
これらを踏まえると、何となく次の画像で示したあたりに看板があるのではないかという予測が立ちます。
私たちは予定通り、草津線 五反田駅付近から「鹿深の道」に侵入しました。
左カーブを曲がって少し進むと___
見事、道路の右手にお目当ての看板を発見したのです!!
鹿深夢の森公園にある「鹿深」の注意看板と比べてこちらは年季が入っているため、それなりに由緒ある感じがしてよいです。
現物を見て、改めて確信することができました。
やはり「鹿深(かふか)」という地名は実在したのです。決してインターネットの戯言(たわごと)ではありませんでした。
インターネットに残っていた先人の足跡を参考にさせてもらい、この甲賀の山奥にてお目当ての看板を見つけることができて、すごく満足な気持ちになりました。
やはりここで改めて主張してみたいです。ぽんぽこは現存する「鹿深(かふか)」という地名にあやかり、それが甲賀(こうか)のルーツだと知った上で、オリジナル楽曲のタイトルに「カフカ」と名付けたのではないでしょうか。
結局のところ真相は不明ですが、私は少しだけそう信じることを可能にしてくれるような手応えを勝手に感じていました。
たとえ動画で登場した「聖地」ではないとしても、何かぽんぽこの「カフカ」と関係のある地点を巡ることができているような気がして、すごく高揚しました。甲賀市にある「カフカ」と名の付く道を走っているんだという事実がおもしろくて仕方がありませんでした。
ただの聖地巡礼に終始する予定でしたが、突如出くわした「鹿深(かふか)」という地名に衝撃を受け、沸き起こった探求心に従った結果思わぬ冒険となりました。
まさかこんなにエキサイティングな滋賀旅行になるとは思わず、すごく楽しい思い出ができました。
◇
記事がこれ以上長くなるのを避けたいので、ここからは手短に行かせてもらいます。
4. 油日(あぶらひ)神社
@油日神社
〒520-3413 滋賀県甲賀市甲賀町油日1042
鹿深の道を順調に北上し、油日神社に到着しました。
さすがは歴史的な建造物が現存する重要文化財ですね。なんとテレビドラマ撮影が行われており、境内に侵入禁止でした。残念。
5. 温泉 - やっぽんぽんの湯
(ここは特に「鹿深」を探す旅とは関係はありません)
@甲賀温泉 やっぽんぽんの湯
〒528-0208 滋賀県甲賀市土山町黒川1711
「やっぽんぽんの湯」は特にこれまでぽこピーの企画動画で使用されたわけではなく、ただとある野外激辛企画で川に入った「ガチ恋ぽんぽこ」が「やっぽんぽんの湯行きたぁい」と発言し、エンディングカードに記載されたことがあるだけです。
ぽんぽこちゃんねる - 【よーい!】新作の激辛商品たちを集めた『激辛トライアスロン』に萌え声VTuberが挑戦します!!!【速汗獄激辛・辛辛魚2023】
そういう意味ではまだ「聖地」とは言えない気がします。しかし、カフェ「ハクナマタタ」から近かったし、とにかく温泉の名前がおもしろすぎるので気になって行くことにしました。
「甲賀温泉やっぽんぽんの湯」は大きなゴルフ場を擁するホテル「ダイヤモンド滋賀」に併設された温泉です。結構立派なホテルでした。
そう言えば、先述の猿探し動画でも「ハクナマタタ」にいた男性が「ダイヤモンド」について言及していました。それはこのあたりのことを話していたのかもしれません。
露天風呂もあって非常に気持ちのいい温泉でした。
ハクナマタタやモクモクファームに立ち寄る際は、候補地のひとつに入れてみてもいいかもしれません。
6. 滋賀観光の総括 - 甲賀市が大好きになりました
ぽんぽこはもしかしたら「自分の出身地だから(甲賀市が好きだから)」というのが主な理由で甲賀市を推しているのかもしれません。(もちろん甲賀市にいいところがたくさんあると知っているからかもしれませんけど)。しかし、私はこの日の旅を通して、他県民の自分からしても「そもそも甲賀市は広く推されるだけの魅力をもった土地なのかもしれない」と強く感じました。
パンフレットを読んでみたところ、歴史的に見てすごく興味深いところのいくつもある土地のようです。その上、現在でも「信楽焼のタヌキ」から「甲賀流忍者」まで様々な個性的特徴を遺憾なく知らしめています。
私はぽこピーの聖地巡礼をしたり、今回のように歴史解説資料に目を通したり、「鹿深(かふか)」という地名を追って冒険したりしたことで、「甲賀市は本当に田舎で何もない」などと語るのが憚られるくらいには、あまりにおもしろいものがたくさんある土地だなと感じました。
今回の滋賀観光は最終的にぽんぽこのオリジナル楽曲「カフカ」というタイトルをきっかけとして、甲賀市の旧名称「鹿深(かふか)」を追う旅となりましたが、終わる頃には「甲賀市」自体が大好きになっていました。
すごくいい旅行だったと思います。
◇◇◇
三日目 5/6(土) ぽこピー展
続・ぽこピー展 @モレラ岐阜
モレラ岐阜にて開催されていた「続・ぽこピー展」に行って来ました。
その思い出をツイートや画像でごく簡単にご紹介します。
目を引かれたのでアクリルスタンドを買いました。
◇◇◇
以上です。
とても充実したゴールデンウィークの旅行となりました。
ぽこピーのお二人には、このような楽しい時間を過ごすきっかけを作ってくれたことに関して感謝を伝えたいです。
いつもおもしろいことやり続けてくれて本当にありがとう…!! おかげで毎日楽しいです!!
ぽんぽこさん、これまで滋賀の魅力を訴え続けてきてくれてどうもありがとう…! やっと少しずつ滋賀県や甲賀市の魅力がわかってきたかもしれないよ…!!
(あと滋賀県の歴史や文化に関する広報に取り組んできてくれた表舞台に立つわけではない方々にも勝手ながら感謝の気持ちを表明させてもらいます。滋賀県や甲賀市の興味深い歴史や文化、建造物などを伝え続けてきてくれてありがとうございます~!)
読んでくださった方はありがとうございました。
おわり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?