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映画『折れた槍』から学ぶライフ・コーチング ~ブリーフシステムについて~

昨日NHK BSプレミアムで放送された映画『折れた槍』を観ました。

長男と四男の行動の違いはブリーフシステムの違い‥‥なんでしょうね。


おはようございます。
とこま(tokoma)です。

ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)視点からの映画『折れた槍』の学びを書かせていただきます。


この映画からの学び

その行動の原因はブリーフシステムにある


お話しはこんな内容です。

1880年代のアメリカ南西部。大牧場主マットには、先妻の間に生まれたベンら3人の息子と、今の妻であるネイティヴ・アメリカン女性との子ジョーの家族がいた。
あるとき、銅の精錬所から流れ出た鉱毒のためマットの家畜が大量に死ぬ事件が起き、抗議の果ての激しい銃撃戦によってマット側は精錬所に訴えられ、ジョーが入獄。そしてマットは、農場の一部を精錬所に売ろうと図るベンたちに叛かれ、病床についてしまう・・・。
(「タワーレコードオンライン」より一部引用)


ブリーフとは、一般的に信念という意味ですが、僕が学んでいるコーチングでは、無意識にとる行動と判断のことを指します。

私たちの行動を決めているのがブリーフであり、その行動を決めるシステムをブリーフシステムと言います。


ブリーフシステムは、過去の記憶で作られます。

その中でも「情動記憶」による影響が大きいです。

強い情動記憶は重要なブリーフをつくります。

例えば
親から叱られたからイヤだった、ぶたれたからイヤだった、逆に褒められたからよかった、気持ちよかった、など

という情動記憶が行動を決めてしまう傾向が強いです。


厳しい父親に反発する長男の性格は、この過去の記憶によって形成されたものと思います。

一方、同じ父親に素直に接する四男の性格も同じく過去の記憶で作られています。

しかし、その違いは四男には再婚した実母の愛情がであったと想像します。

長男、次男、三男は、母親を亡くしてしまったことで父親の厳しい愛情しか受けることができなかった。

その結果として、3人とも父親に反発するブリーフシステムがつくられていきました。

同じ事柄を経験しても、それに対する行動が異なる。

それはブリーフシステムが異なるからなのです。



ブリーフシステムを変えるには、セルフイメージ(自己イメージ)を変えることです。

では、どうやってセルフイメージを変えるのかというと、簡単に始められる方法としては、セルフトークをコントロールすることです。

どのような言葉を自分に投げかけるか、また、外から入ってくる言葉についても、どの言葉を自分が受け入れるかということも影響してきます。


その方法については過去のnoteにも書いているので、参考していただけますとうれしいです。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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