見出し画像

カレーと旅

2022年2月~現在まで、なんだかんだと旅を続けています
沖縄から出発し、大阪、兵庫、別府、雲仙、そして次は北九州へと決まりました

初めての1人旅は22歳の時、ニュージーランドでは初の海外1人渡航ということもあり、初日の夜、宿のベッドの中で心細くしくしく泣いた記憶があります

新しい土地でカレー屋としてやっていると、「なんでカレー屋になったの?」とよく聞かれます
私がカレー屋になったきっかけは、"農業”との出会いでした
大学2年生に農業について知りたいと思い、農業研修や、WWOOFという制度を使って農家さんを転々とし、帰って、農業用にと軽バンを買ったのですが

「野菜を育てるだけじゃそのおいしさは伝わらない、調理して提供もしたい、一番てっとり早い方法はキッチンカーだ、じゃあこの軽バンをキッチンカーにしよう

と思い立ち、軽バンを業者に頼んでキッチンカーに
軽は保健所の決まりで1品目しか出せないので、
「長野県はお米がおいしいから、お米と野菜でカレー屋になろう
という安易な考えからスタートしました

なので、あくまでも私にとってカレー屋は「野菜を美味しく食べるための手段」です
が、今現在、旅をしていてカレー屋でよかったと心底思います


カレー屋
はわかりやすくて受け入れられやすい
間借りや、イベント出店、アート系にも相性がよく、カレー好きは日本各地にいらっしゃいます

食材もその土地のものを使えるし、同じ食材でも「こんな使い方があるんだ」という食べる側も新しい発見があります

キッチンカーにスパイスボックスと少しばかりのキッチン道具、日用品を詰めたらどこへでもカレー屋としてやっていけます

カレー屋は旅をしながら稼げるいい手段だったのです

カレーと旅
この旅は、カレーが次の土地、そして次へと繋げています


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?