毎日投稿140文字超短編ショートショートで筋トレをする日々。
ギリギリ雨が降らなさそうだったので、得意先に向かおうと出発した途端に雨に降られ、得意先から出た瞬間は雨が上がっていたため安心していたところ、再び雨に降られ、スエードの靴が悲惨な状態になっています、はい。
先日は、小説投稿サイト『エブリスタ』の「○○日和」というテーマでのコンテストの結果発表。残念ながら入選しませんでした。最近、コンテストの入選から遠のいています。
恋愛モノのショートショートでのチャレンジだったのですが。。。もしよろしければ、こんな作品です。
以前はフリーテーマでショートショートを執筆していたのですが、近ごろはコンテスト用に書き下ろすことが多く、テーマが目の前にあることで「世界観が小さくなっているな」と感じることがあります。
で、テーマに即して物語を書くクセがつくと、フリーテーマでどうやって書くんだったっけ? とゼロから物語を発想する筋肉が衰えてしまうこともあり、そのバランスはなかなか繊細です。
筋トレは必要。ということもあって、現在、ぴったり140文字で構成する超短編ショートショート『ベリーベリーショートショート』を毎日投稿で執筆しています。
毎日執筆する、というのがとても筋トレになります。しかも、書き溜めて日々投稿するのではなく、その日にアイデアを考え、その日に執筆する、というルールを設けています。
先日、自分のなかでとてもしっくり来た作品が書けたので、紹介させていただきます。
『干ばつ』
干ばつに悩むある国に、行商人の男が訪れた。
彼は人々に傘を差し出し説いた。
「これはファッションのために持つものだ」
見たこともないカラフルな道具に、人々は歓喜し傘を広げた。
ある日、雨乞いの祈りが天に届き、大雨が降ってきた。
人々は泣いて喜び、一斉に傘を投げ捨て、恵みの雨を身体に浴びた。
とてもシュールでドライな雰囲気の物語。自分が幼い頃に読んだ短編小説やショートショートで感じ取った空気感が出せたと思っています。とても好きな世界観です。
こんな感じで毎日アイデアを出していると、物語を発想する筋肉が鍛えられ、ショートショートを執筆する際にも、とても良い影響をもたらしています。
毎日投稿していますので、興味を持っていただいた方はぜひ!
今週末は『3時』というテーマで執筆するコンテストの締切が待っています。まだ、何ひとつストーリーを考えていませんが、入選目指していい作品を執筆します!
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