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『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3 -2000年代~、進化する最強雑誌の|現在《いま》-』まとめ(後編)

前編の続き。


4 《ファン感謝デー》について

《ファン感謝デー》とは、特定の平日に設けられた特定作品の公式応援日である。
VOL.2では《JUMP Hero's Monday!》(以下、JHM)という名称で、同じく特定作品の公式応援日が設けられていたが、VOL.3では必ずしも月曜日でなかったため名称を変更したのだろう。

VOL.2については以下をご参照ください。
『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-』まとめ(前編)|your (note.com)

森アーツセンターギャラリーさんの公式ページに何と告知の跡地が残っているので、以下にリンクを貼っておく。

「週刊少年ジャンプ展VOL.3」 特別開催!「ファン感謝デー」 | 森アーツセンターギャラリー - MORI ARTS CENTER GALLERY

《ファン感謝デー》の具体的な企画としては、当日限定で各作品の来場記念証の配布が行われた。
VOL.2でも同様の企画が行われたが、VOL.2の来場記念証が1種類のみのデザインだったのに対し、VOL.3では各作品ごと複数のキャラクターのデザインのものがランダム配布された(全何種類かは作品ごとに異なる)。
いわゆるPETスタンドと言われる素材のものである。
また、VOL.2で行われた、当日限定の描き下ろし色紙の展示と、限定グッズの販売はなくなった。
VOL.3では展覧会描き下ろしイラストは会期中常設展示されていたし、グッズも後日ジャンプキャラクターズストアなどで販売されることが決まっていたので、あえて特定の日に展示・販売する必要がなくなったのだろう。

各作品ごとの日程は、以下のとおりである。

  • 7月20日:BLEACH

  • 7月27日:ONE PIECE

  • 8月3日:僕のヒーローアカデミア

  • 8月7日:D.Gray-man

  • 8月10日:HUNTER×HUNTER

  • 8月17日:銀魂

  • 8月21日:NARUTO -ナルト-

  • 8月24日:DEATH NOTE

  • 8月28日:家庭教師かてきょーヒットマンREBORN!

  • 9月4日:テニスの王子様

  • 9月11日:黒子のバスケ

  • 9月18日:ハイキュー!!

『暗殺教室』と『こちら葛飾区亀有公園前派出所』を除く目玉9作品、『銀魂』と『家庭教師ヒットマンREBORN!』と『D.Gray-man』の準目玉3作品、計12作品が対象となっている。
公式Twitterで来場記念証が紹介されているのでまとめてみる。

  • BLEACH

初回は『BLEACH』から。
7月17日が開幕初日なので、開幕直後のイベントだった。

  • ONE PIECE

麦わらの一味10人に加え、トラファルガー・ロー、ボア・ハンコック、サボといった人気キャラクター陣がそろう。
シャンクスやポートガス・D・エースなどが外れているのは意図的なものだろうと思うが……それでも全13種類はなかなかに厳しい。

  • 僕のヒーローアカデミア

『ONE PIECE』と並んで、最多の全13種類。
ちなみに、『僕のヒーローアカデミア』は、VOL.2とVOL.3で開催された公式応援日の中で、開場時間中に来場記念証の配布終了アナウンスがあった唯一の作品である。
私は当日足を運んでいないので推測だが、VOL.1~VOL.3の全会期中、もっとも混雑した日のうちの1日だったことは間違いないだろう。

  • D.Gray-man

  • HUNTER×HUNTER

  • 銀魂

さ……坂本……!

  • NARUTO -ナルト-

  • DEATH NOTE

最少の全7種類。
この面子にレムが入るのがすごい……イメージだと魅上照とかが入りそうな気もするのだが、それはそれで「何で?」という気持ちになってしまうのかも。

  • 家庭教師ヒットマンREBORN!

リボーン先生+守護者の皆さんで綺麗にそろえてくれて嬉しかった……!

  • テニスの王子様

  • 黒子のバスケ

『DEATH NOTE』と並んで、最少の全7種類。
展示コンセプトと同様、順当にキセキの世代+火神大我。

  • ハイキュー!!

トリを飾るのは『ハイキュー!!』。

主要高校から各ふたりずつという、収まりのいい選抜だった。

5 グッズ

VOL.2のグッズ管理がちょっとまずいことになっていた経験を生かしたのか、VOL.3ではVOL.2ほど悲惨な在庫状況にはならなかった(もちろん、期間中に入荷待ちになったグッズはあったが)。
ただ、VOL.2までは作品単独グッズでの完全ブラインドアイテムは、《缶バッジ》(『幽☆遊☆白書』『ジョジョの奇妙な冒険』)と《アクリルminiフィギュア》(『幽☆遊☆白書』『ジョジョの奇妙な冒険』『封神演義』)くらいしかなかったように記憶している。
プラスBOX販売ありのブラインドアイテムを足すと、各種《チャーム》と《アートコースター》、ブラインドタイプの《ポスター》くらいだろうか。
しかし、VOL.3では、何だかブラインドアイテムが増えている……。
経験を生かしたのかも知れないが、それってどうなのかな……と思わないでもなかった。

公式Twitterでは、各作品のグッズも紹介してくれていた。
しかし、前回までとは違って各グッズの単独ツイートはなく、作品ごとのグッズをまとめての紹介だった。
購入したグッズ以外詳細もわからないので、基本的にはまとめツイートをそのまま掲載する。
また、作品集合グッズの紹介が一切ないので、今回は最後に私の購入したパンフレットを紹介し、それ以外は省略する。

※金額は2018年時点の税込金額で記載をしています

・ONE PIECE

下のツイートの1枚目の画像で紹介されているのは、向かって左から《ゴムゴムのタオル》、《チケットファイル》、《マグカップ》、《ツッコミ王トランプ》。

《アクリルキャラコレクション》、《缶入りチョコクランチ》はVOL.3初出グッズだと思う(缶のデザインが違うチョコクランチはVOL.1でも発売されていた)。
また、《アクリルキャラコレクション》は、VOL.2まではなかった形の完全ブラインドアイテム。

・NARUTO -ナルト-

下のツイートの2枚目の画像で紹介されているのは、向かって左から《Tシャツ》、《チケットファイル》、《おてだま》カカシ、ナルト、ミナト。

《終末の谷せんべい》はVOL.3初出グッズだと思う。
そして、VOL.2で姿を消した《コミックス型ふせんセット》が復活した。
また、《おてだま》が前期/後期限定になった……。

・BLEACH

下のツイートの3枚目の画像で紹介されているのは、向かって左上から《手ぬぐい》、《Tシャツ》、《マスコット》黒崎一護、日番谷ひつがや冬獅郎。

《マスコット》が前期/後期限定になった……。

・HUNTER×HUNTER

下のツイートの2枚目の画像で紹介されているのは、向かって左から《Tシャツ》、《ヒソカのトランプ》、《湯のみ》。

意外とグッズ展開が少ない……特に高額の《複製原画》がないのが意外だった。
でも、《ヒソカのトランプ》はキャラクターにぴったりのいいグッズだと思う。

・テニスの王子様

こちらも意外とグッズ展開が少ない。

・黒子のバスケ

下のツイートの3枚目の画像で紹介されているのは、向かって左から《フェイスタオル》、《おてだま》黒子、《クリアボトル》。

《スライダーポーチスリム》はVOL.3初出グッズだと思う。
こちらも、意外とグッズ展開が少ないな……という印象だった。
高額の《複製原画》もないし。
というか、BOX販売ありの商品を含むとはいえ、ブラインドアイテム多すぎでは……?
ちなみに、《クリアボトル》は、VOL.2で『SLAM DUNK』のJHM限定グッズとして初登場したグッズだった。
VOL.3で『黒子のバスケ』が引き継いでくれた感があって、個人的に嬉しかった。

・暗殺教室

作品グッズまとめツイートはなかったが、下のツイートの4枚目の画像でグッズが紹介されていた。
また、リーフレットに掲載されていたグッズがあったので、以下で紹介する。

《iPhoneケース》 3,200円
殺せんせーがしがみついているような形の、黄色いiPhoneケース。

《殺せんせーマスコット》 1,800円
上のツイートの4枚目の画像で紹介されている。
殺せんせーのマスコット。

・ハイキュー!!

《アクリルキーホルダー》は、VOL.2で各作品のJHM限定グッズとして初登場したグッズだった。
通常グッズとしてはVOL.3が初出だと思う。
こちらも、意外とグッズ展開が少ないな……という印象だった。
ただ、同時期(ジャンプ展VOL.2と重なる時期)に、『ハイキュー!! 展 ゲンガ×タイカン』(公式サイト閉鎖済み)が開催されていて、そちらとの兼ね合いもあったのかも知れない。

・僕のヒーローアカデミア

これは今見ても本当に少なくない!?

・銀魂

《ICカードケース》はアニメ絵。

毎回同じことを言っているが、少ないのでは……?

・家庭教師ヒットマンREBORN!

下のツイートの1枚目の画像で紹介されているのは、向かって左から《ぬいぐるみセット》プリーモ&リボーン、《エコバッグ》、《ボンゴレバウム》。
《ICカードケース》はアニメ絵。

《ぬいぐるみセット》はVOL.3初出グッズだと思う。
ネックレスは、VOL.2で『遊☆戯☆王』と『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』のJHM限定グッズとして初登場したグッズだった(当然、ペンダントトップのデザインは違うが……)。
通常グッズとしてはVOL.3が初出だと思う。
購入したのは、なぜか後期限定だった《ポストカードブック》。
天野明さんの美麗イラスト全10種類を堪能できるグッズだが、大好きなクローム髑髏含む守護者たち8人のソロイラストに加え、リボーン先生を中心にした集合絵1枚+表紙にも使われているリボーン先生と守護者たちの集合絵1枚という、選抜意図がよくわかるいいグッズだったと思う。
グッズ数としてはガツン! と来た感じ。
目玉作品には選ばれなかったのものの、『家庭教師ヒットマンREBORN!』の根強い人気を感じる。

・D.Gray-man

扱いの割に少ない気がする……。

・ヒカルの碁

《絵葉書集》 1,500円

藤原佐為さいには季節を感じる絵が似合う
10枚セット

進藤ヒカルと佐為を中心に、学生編、院生編、プロ編と各編で登場した主要キャラクターたちがほぼ網羅されている、いいラインナップだと思う。
小畑健さんの美麗イラストグッズが欲しくて購入した。
1番好きなキャラクターの加賀鉄男が登場しているイラストも選ばれていて嬉しかった!

・バクマン。

《ネームノート》 600円

落書きっぽいデザインが可愛い表紙
裏表紙にも落書き

ノート自体はVOL.1でも発売されていた記憶があるが、こちらの《ネームノート》はすごく個性的。
中が白紙とか罫線とかではなく、漫画の原稿用紙を模したページになっている。
そして、開いた右側のページに編集陣が登場し、「面白い漫画が読みたい」「ビシッと決めゴマを描いてくれ!」というように、フキダシ内でお題を出していて、隣の白紙原稿用紙ページで練習できるようになっている。

さすが編集長、要求がハイレベル

今までに見たことがないグッズで、思わず購入していた。

《公式パンフレット》

B5サイズ、表紙込み36ページ

VOL.2と同じなら500円。
パンフレットは収録原画こそ少ないけれど、全作品を網羅している。

作品単独グッズが、全体的に少ないイメージがあった。
VOL.3では、全体的に『ONE PIECE』『NARUTO -ナルト-』『BLEACH』が三枚看板扱いだと思うが、VOL.2での三本柱のような物量作戦! と感じるほどの種類の多さは感じなかった。
逆に言えば、看板作品・目玉作品以外でも安定して人気の高い作品、グッズを購入すると見込まれているファンが多い作品がたくさんあって、ショップのスペースが限られている以上、分散したのかなーと今は考えている。

6 チケット他

ここでは、特殊デザインだったり特典の付いたりしたチケットのみ紹介する。
通常の前売券、当日券、枚数限定の前売優先入館券なども販売していた。

限定ピンズセット付前売券 9,700円

紹介ツイートがないのでわかりづらいが、セブンネット限定の目玉作品11作品のピンズ付き、限定デザインの前売券。
ちなみに、目玉作品が9作品だったVOL.2の同様のチケットが9,500円だったので、ピンズは1個100円換算らしい。

特製プリント付前売券 2,000円

チケット1枚につき、目玉11作品から1作品のジャンプ表紙を選んでプリントできる予約番号付きの前売券。
プリントはセブンイレブンのマルチコピー機を使用した写真サイズのもの。
チケットのデザインは通常のものと同じ。

特製プリント付当日券 2,200円

紹介ツイートがないのでわかりづらいが、チケット1枚につき、目玉11作品から1作品のジャンプ表紙を選んでプリントできる予約番号付きの当日券。
前売券とはジャンプ表紙のイラストが変わる。
プリントはセブンイレブンのマルチコピー機を使用した写真サイズのもの。チケットのデザインは通常のものと同じ。

来場者プレゼント

紹介ツイートがないのでわかりづらいが、ランダム配布の目玉11作品のICステッカー。
特製プリントとはまた別の、ジャンプの表紙が使われている。

7 その他イベント

《『銀魂』最終回連動企画》

ジャンプ展期間中にジャンプ本誌での最終回を迎えた『銀魂』の特別企画。
会期途中で発表されて、「『銀魂』の扱いが意外と小さい」と思っていた自分にとっては別企画が用意されているというのは納得だった。

  • カウントダウン原画展示

2028年8月27日~9月2日までの展示。

2018年9月3日~9日までの展示。

2018年9月10日~14日までの展示。

最終回を迎えた2018年9月15日からの展示。
また、この週から作者・空知そらち英秋さんのメッセージも展示されたらしい。

エリザベスの持つ看板も更新されているのが可愛い。

  • 最終回記念特典

2018年9月19日から、最終回記念特典として「銀魂最終回記念特製シール」の配布が行われた。

絵柄は《ファン感謝デー》で配布された特典9絵柄+タイトルロゴ+空知さんの自画像。

  • JCウォールジャック

ジャンプ展VOL.3の玄関でもある《DIVE TO JUMP!!》のJCウォールを、9月15日限定で『銀魂』のコミックスがジャックするという企画。

空知さんとエリザベスのぬいぐるみ可愛いね……。

日程の都合上、残念ながら《『銀魂』最終回連動企画》の時期には足を運べなかった。
それでも、15年にわたる連載を盛大に終えられて良かったと思う。
遅ればせながら、本当にお疲れさまでした。

《JUMP 50th anniversary cafe》

森アーツセンターギャラリーと同フロアにある『Cafe THE SUN』において、展覧会期間中限定で実施されたコラボカフェ。
こちらも、何と森アーツセンターギャラリーさんの公式ページにメニュー詳細が残っているので、リンクを貼っておく。

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催を記念したコラボカフェ「JUMP 50th anniversary cafe」が期間限定オープン! | 六本木ヒルズ ミュージアム・展望台 - ROPPONGI HILLS MUSEUM

VOL.2の《JUMP 90' CAFE》と同様、テーブルも2000年代作品のコマが貼られていて、空席があれば好きな作品の席を選ばせてもらえる。

『約束のネバーランド』のテーブルだった
食事シーンなのはともかく、台詞が……

コラボメニューは全10種類で、期間限定メニューはなし。

すべてのメニューの紹介ツイートがあるわけではないが、上の2個のツイートで何となくメニューの雰囲気はわかると思う。
フードメニューが4種類、デザートメニューが3種類、ドリンクが3種類。
各作品1種類ずつで、フードメニューが『ONE PIECE』・『家庭教師ヒットマンREBORN!』・『銀魂』・『DEATH NOTE』、デザートメニューが『BLEACH』・『HUNTER×HUNTER』・『僕のヒーローアカデミア』、ドリンクメニューが『NARUTO -ナルト-』・『トリコ』・『約束のネバーランド』。
VOL.2からメニュー数が減っている……なぜ……。

  • ルフィのよくばり肉肉プレート 2,980円/1,890円

ターキーレッグなしを注文した

主人公ルフィ大好物の肉料理尽くしの一皿!
ルフィの気分でターキーレッグにかぶりつこう!!
麦わら帽子を表現したライスも一緒に食べられるぞ。
お腹いっぱいになること間違いなし!
ボリューム満点のメニュー。

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催を記念したコラボカフェ
「JUMP 50th anniversary cafe」が期間限定オープン!
| 六本木ヒルズ ミュージアム・展望台 - ROPPONGI HILLS MUSEUM

『ONE PIECE』の主人公であるモンキー・D・ルフィの好物の肉を詰めこんだメニュー。
ターキーレッグの有無を選べて、付けない場合値段が安くなる。
見本写真はすべてターキーレッグあり、私の写真はターキーレッグなしなので、プレートではなくお皿での提供だった。
おにぎりを食べているルフィはもなかで、もちろん食べられる。
ターキーレッグなしでもものすごくお腹がいっぱいになった。
わんぱくメニュー。

  • おやすみリボーンのランチプレート 1,580円

目を開けたまま眠るリボーンをイメージしたプレート。
布団をイメージしたトルティーヤの下にはカニクリームコロッケやシェフ特製のボンゴレマカロニサラダが!

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催を記念したコラボカフェ
「JUMP 50th anniversary cafe」が期間限定オープン!
| 六本木ヒルズ ミュージアム・展望台 - ROPPONGI HILLS MUSEUM

『家庭教師ヒットマンREBORN!』の主人公・リボーンを模した可愛らしいメニュー。

  • お妙さんのダークマターシーフードピラフ(パンデモニウム添え) 1,480円

幸運にも『銀魂』のテーブルに座れた

どんな料理を作ってもすべてダークマターになってしまう志村妙(通称お妙さん)の作るメニューを真っ黒なシーフードピラフで表現。
さらに、あのパンデモニウム!? もトッピング。
漆黒の卵焼きの下にはスパイシーなトマトソースが隠れているぞ!

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催を記念したコラボカフェ
「JUMP 50th anniversary cafe」が期間限定オープン!
| 六本木ヒルズ ミュージアム・展望台 - ROPPONGI HILLS MUSEUM

『銀魂』に登場するお妙さんこと志村妙の料理……ダークマター? をイメージしたピラフ。
どうも、公式の扱い的にネタ枠メニューその1っぽい。
パンデモニウムはもなかで、もちろん食べられる。
当然ですが、ちゃんとおいしいピラフでした。

また、このメニューだけ紙のランチョンマットが付いてきた。

潔いまでのお妙さんとブラックマター選抜
  • リュークも大好きリンゴのバーガー(コンソメポテト添え) 1,580円

リュークの大好物リンゴが入った真っ赤なハンバーガー。
フレンチマスタードが大人のスパイスに!
ライトが監視カメラ破りのトリックに使用したコンソメ味のポテトチップスを添えて。

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催を記念したコラボカフェ
「JUMP 50th anniversary cafe」が期間限定オープン!
| 六本木ヒルズ ミュージアム・展望台 - ROPPONGI HILLS MUSEUM

『DEATH NOTE』の主人公・夜神月と彼に憑いた死神・リュークにちなんだメニュー。
林檎だけならともかく、まさかポテチ(コンソメ味)を添えるとは……。

  • 氷雪系最強! 「霜天そうてんに坐せ!! 氷輪丸」氷 1,180円

日番谷冬獅郎の持つ斬魄刀ざんぱくとう「氷輪丸」の卍解ばんかいをデザートで表現!
練乳とブルーハワイ味のかき氷の上には氷の花に見立てたゼリーが!
食べていくと杏仁豆腐やトロピカルフルーツミックス、ライチジュレが登場する食べ応えのあるかき氷です。

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催を記念したコラボカフェ
「JUMP 50th anniversary cafe」が期間限定オープン!
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『BLEACH』屈指の人気キャラクター・日番谷冬獅郎をモチーフにしたデザートメニュー。
Vol.3のコラボカフェでは作中に登場する食材・料理などをモチーフにしたメニューが多いのだけれど、主人公以外のキャラクターモチーフである唯一のメニューというだけで、日番谷の人気がうかがえる。
氷菓が大好きなので食べたかったのだけれど、例のごとく会場内で長居しすぎてデザートまで注文する時間がなかった……無念。

  • ゴンのありったけを込めたパフェ 1,530円

ネフェルピトーを倒すため、強制的に身体を成長させたゴンを表現したパフェ!
ゴンの怒りをイメージした赤いベリーソースと髪の毛に見立てたサクサクのチョコ味のチュロスでちょっとビターなパフェ。
中にはチョコレートクランチ、スポンジも入っていてボリューム満点です。

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催を記念したコラボカフェ
「JUMP 50th anniversary cafe」が期間限定オープン!
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『HUNTER×HUNTER』の主人公であるゴン=フリークス……というか、一部ネット界隈では「ゴンさん」扱いされているゴンを模したパフェ。
どうも、公式の扱い的にネタ枠メニューその2っぽい。

  • 雄英ゆうえい高校ヒーロー科デザートプレート 1,530円

デク・爆豪・轟の3人がデザートになって登場!
ブラウニーやバニラのシフォンケーキ、チョコミントアイスにチョコレートクッキー、ブルーキュラソーのゼリーがセットになった盛りだくさんな一品です。

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催を記念したコラボカフェ
「JUMP 50th anniversary cafe」が期間限定オープン!
| 六本木ヒルズ ミュージアム・展望台 - ROPPONGI HILLS MUSEUM

おいしそうなメニューで食べたいなーと思っていたのだけれど、そんな時間はなかった……無念。

  • ナルトの螺旋丸らせんがんドリンク 1,180円

ナルトの「螺旋丸」を綿飴・銀シュガーで表現したドリンクが登場!
爽やかな口当たりのゼリーの食感が楽しいサイダーです!

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催を記念したコラボカフェ
「JUMP 50th anniversary cafe」が期間限定オープン!
| 六本木ヒルズ ミュージアム・展望台 - ROPPONGI HILLS MUSEUM

『NARUTO -ナルト-』の主人公・うずまきナルト……というか、作品を代表する技をモチーフにしたデザートドリンク。
三枚看板作品は、フードメニュー=『ONE PIECE』、デザートメニュー=『BLEACH』、ドリンクメニュー=『NARUTO -ナルト-』とそれぞれ違ったカテゴリに振り分けられていた。

  • 虹の実ドリンク 1,080円

トリコのフルコースメニュー(デザート)の初決定食材!
味が七段階に変化する幻の果実「虹の実」をイメージしたドリンク!
シュワシュワしたサイダーの中にゼリーの食感がおいしいぞ!

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催を記念したコラボカフェ
「JUMP 50th anniversary cafe」が期間限定オープン!
| 六本木ヒルズ ミュージアム・展望台 - ROPPONGI HILLS MUSEUM

『トリコ』作中に登場する食材をモチーフにしたデザートドリンク。
グルメバトル漫画である『トリコ』がコラボカフェに選出されるのは納得。

  • THE PROMISED NEVERLAND SODA 1,150円

農園の外に広がる森をイメージ。
レモンベースのソーダをベースにしたモヒートを甘くしたような爽やかな口当たりのドリンク。
※ノンアルコール

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3」の開催を記念したコラボカフェ
「JUMP 50th anniversary cafe」が期間限定オープン!
| 六本木ヒルズ ミュージアム・展望台 - ROPPONGI HILLS MUSEUM

コラボカフェには、基本的に目玉作品・準目玉作品から選抜されているが、どちらでもない『約束のネバーランド』が選ばれているのに驚いた。
しかし、ドリンクメニュー3種類がすべてデザート系の炭酸ドリンクというのは、ちょっと、きつい面もあるかも……。

この手のノベルティはランダム配布というのがものすごく多いと思うのだが、ジャンプ展は大変良心的で、頼んだメニューの作品コースターが確定でいただける。
コースターのデザインには各作品ごとに違う色が割り当てられているが、個人的には主人公や作品のイメージに合った色割りだった。

各種広告

Twitterにて、主に駅での特殊広告が宣伝されていたのでまとめてみる。

  • 大型柱巻き広告

主人公と準主人公扱いのキャラクターがワンセットになり、片面には赤地で主人公のイラストともに「いい漫画には最高の主人公が必要だ。」のコピーが、その反対側に青地で準主人公のイラストに「いい主人公には最高の○○が必要だ。」とのコピーが添えられた広告。
目玉全11作品に加え、『BORUTO -ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』を除いた準目玉7作品、さらに『ブラッククローバー』を加えた全19作品が選抜されている。
準主人公を誰にするか(このキャラクターしかいない、という作品もあれば、迷いどころになる作品もあると思う)、そして準主人公をどういう単語で表現するか、というのが個性が出て面白いところ。

・『ONE PIECE』ポートガス・D・エース目標
・『NARUTO -ナルト-』うちはサスケ戦友ライバル
・『
BLEACH』朽木ルキア盟友パートナー
・『HUNTER×HUNTER』キルア=ゾルディック親友
・『テニスの王子様』手塚国光先輩
・『DEATH NOTE』L宿敵
・『黒子のバスケ』火神大我相棒ひかり
・『暗殺教室』潮田渚暗殺者
・『ハイキュー!!』影山飛雄相棒ライバル
・『僕のヒーローアカデミア』オールマイト英雄ヒーロー
・『こちら葛飾区亀有公園前派出所』大原部長上司
・『アイシールド21』蛭魔妖一司令塔
・『銀魂』志村新八ツッコミ
・『ヒカルの碁』塔矢アキラ対局相手ライバル
・『バクマン。』高木秋人あきと相棒
・『トリコ』小松料理人コンビ
・『家庭教師ヒットマンREBORN!』沢田綱吉つなよし生徒
・『D.Gray-man』神田ユウ盟友パートナー
・『ブラッククローバー』ユノ・グリンベリオール幼馴染ライバル

ジャンプだと、『ドラえもん』の主人公は野比のび太ではなくドラえもんの方になるんだな……と思った記憶がある(『暗殺教室』や『家庭教師ヒットマンREBORN!』を見つつ)。
「相棒」が最多3作品で被っているが、ルビで『黒子のバスケ』の火神を「ひかり」、『ハイキュー!!』の影山を「ライバル」と読ませて差別化しているのがとても熱い。
逆にルビでは「ライバル」が最多4作品で被っていて、上記『ハイキュー!!』に加え、『NARUTO -ナルト-』のサスケが「戦友」、『ヒカルの碁』のアキラが「対局相手」、『ブラッククローバー』のユノが「幼馴染」と使い分けている。
ここまで差別化を図っているのなら、『BLEACH』のルキアと『D.Gray-man』の神田が盟友パートナーで完全に一致しているのが惜しいかな……と今見ても思う。

  • お面ポスター

目玉全11作品に加え、『バクマン。』『BORUTO -ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』を除いた準目玉6作品、さらに『ブラッククローバー』『約束のネバーランド』『鬼滅の刃』を加えた全20作品が選抜されている。
VOL.2の轍を踏み、平日からの無料配布ということで初日午前中にほぼすべてのお面がなくなり、取りに行けないファンが続出。
後日公式サイトにてデータを配布する対応となった。

  • 声優ネタ広告

実際には見に行けていないので推測だが、「作品の枠を超えて、同じ声優さんが担当しているキャラクター同士が会話したらどうなる?」といった感じの、いわゆる中の人ネタの広告だと思われる。
私はあまり声優さんに明るくないのでよくわからないのだが、ファンには嬉しい遊び心のある広告だと思う。

週刊少年ジャンプ創刊50周年記念「週刊少年ジャンプ×東京メトロスタンプラリー2」

2018年7月17日~8月31日の間開催された、東京メトロとのコラボイベント。
めちゃくちゃ楽しみにしていたのに、開催したのはVOL.1とVOL.3だけで、夏休み期間にかからないVOL.2は飛ばされてしまった……。
東京メトロの20駅に設置されている漫画のコマ型スタンプを、6種類集めるとオリジナルステッカーが、20種類コンプリートするとオリジナルクリアファイルがもらえる。
さらに特別デザインの記念24時間券(10枚1セット)の販売もあった。

スタンプ選抜作品は、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』を除いた目玉10作品に加え、『銀魂』、『バクマン。』、『トリコ』、『家庭教師ヒットマンREBORN!』の準目玉4作品、さらに『ブラッククローバー』、『鬼滅の刃』、『約束のネバーランド』、『食戟しょくげきのソーマ』、『Dr. STONE』、『ぼくたちは勉強ができない』の全20作品。
記念24時間券選抜作品は、『HUNTER×HUNTER』、『テニスの王子様』、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』を除いた目玉8作品に加え、『銀魂』、『ブラッククローバー』の全10作品。

東京メトロの公式リリースサイトは以下。
リンク先のpdfファイルで詳細が確認できる。
週刊少年ジャンプ創刊50周年記念 「週刊少年ジャンプ×東京メトロスタンプラリー2」を開催します!|東京メトロ

こちらは、数日に分けたことで無事にコンプリート、景品をいただくことができた。

向かって左から専用スタンプ帳、オリジナルステッカー、オリジナルクリアファイル
ステッカーの台紙裏面には各キャラクターのイラストが印刷されていて、
クリアファイルに収めるとクリアファイルのコマや台詞と合わさって漫画の誌面のようになる

8 終わりに

私がジャンプ展で1番通ったのは間違いなくVOL.2だが、VOL.3もとても楽しく観覧することができた。
VOL.2に比べてグッズの在庫が潤沢になったし、《ファン感謝デー》限定グッズをやめるなど、「せっかく足を運んだのに買えなかった」というファンを減らすための改善が図られたのも感じた。
何より、一部期間を除いた平日はすべての作品の撮影が可能というのは破格だった。
もちろん、生で観てこその原画というのはあるけれど、お気に入りのシーン、お気に入りのイラストを写真で残せたのは本当に嬉しかった。
VOL.1やVOL.2では、「ジャンプのこれまでの歴史を振り返る」的なコーナーがあったのだが、VOL.3ではその手のコーナーはなく、原画展示に特化していた。
せっかくの50周年展覧会なので、そういう展示も観たかった気がするが、全原画撮影OKという強みを生かすためにも原画に特化した展示は正しかったのだろうとも思う。

個人的には、VOL.1では参加できなかった東京メトロスタンプラリーに参加できたのが嬉しかった!
VOL.2でもやってくれたら……という悔しさはあるにしろ、記念のステッカーやファイルも手が込んでいて、いい思い出になった。

細かなメモを取っていたわけではないので、記憶違いや抜けもたくさんある記事ではあると思うが、とりあえず当初の目的である公式Twitterの関連ツイートをまとめるという目標は達成できたと思う。
VOL.3まで描き切れて良かった。
とにかく、約1年間本当に楽しい展示をありがとうございました。
今回の記事に限らず情報提供はいつでもお待ちしていますので、何かご存知のことがありましたらどうぞよろしくお願いいたします。

気づけば60周年が4年後に迫っている……大型イベントはあるのだろうか?

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