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『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-』まとめ(前編)

1 はじめに

先日、『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1 創刊~1980年代、伝説のはじまり』のまとめ記事を書いた。

『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1 創刊~1980年代、伝説のはじまり』まとめ|your (note.com)

2017年~2018年にかけて開催された、『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展』(以下、ジャンプ展)という、文字どおり週刊少年ジャンプ(以下、ジャンプ)の創刊50周年を記念した展覧会の記事である。
とても良い展覧会だったのだが、残念なことに、ジャンプ展の公式サイトはすでに閉鎖されている。
公式Twitter(当時はまだXではなかったので、この記事ではTwitterで統一させていただく)は残っているが、何しろTwitterなので、特定の投稿の検索が難しい。
せめて残されている公式Twitterの投稿をまとめて、(自分が)読みやすくしたい、振り返りやすくしたい……という一心で書いた記事である。
VOL.1のまとめが一応完成したので、続いてVOL.2をまとめたいと思う。

森アーツセンターギャラリーさんのウェブサイトの、過去の展覧会紹介コーナーにはジャンプ展ページが残っているので、最初に一応リンクを貼っておく。

創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃- | 森アーツセンターギャラリー - MORI ARTS CENTER GALLERY

VOL.1~VOL.3を通し、私が1番通ったのがこのVOL.2である。
というのも、私の人生で1番影響を受けた大好きな漫画『SLAM DUNK』が、VOL.2展示作品だったからだ。
ジャンプ展のまとめ記事を書き始めたのは、ジャンプ展の『SLAM DUNK』についてまとめたいと思ったのが最初のきっかけだった。
以下が、『SLAM DUNK』に特化したジャンプ展VOL.2のまとめ記事になる。

『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-』の『SLAM DUNK』まとめ|your (note.com)

『SLAM DUNK』については、かなり詳細にメモを取りながら鑑賞したので、我ながらきっちりまとめられたなと思う。
しかし、それ以外の作品については残っている簡単なメモとパンフレット、図録、当時の記憶などを参考に文章を記載するので、上記の記事ほど詳細な内容にはなっていない。
あくまで、公式Twitterの投稿をまとめることで、どんな展示が行われていたかを記録しておきたいという意図による記事である。
また、上述のとおり、ジャンプ展公式サイトはすでに閉鎖されているので、ツイート中のリンクはほぼすべて機能していないことをあらかじめご承知おきいただきたい。

※公式アカウントのツイート以外で使用している写真は、私が自分で撮影したものです
※記事の性質上、『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-』の『SLAM DUNK』まとめ|your (note.com)からの引用、転載を含みます
※情報提供や内容の誤りの訂正等はいつでも募集しています


2 ジャンプ展とは

上述のように、正式名称は『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展』。
VOL.1~VOL.3の3回に会期を分けて開催された。
会場はすべて森アーツセンターギャラリーで、巡回展はなし。
会場は同じだが、展示構成などはそれぞれの回で異なっている。
正式なサブタイトルと会期は以下のとおりだった。

  • VOL.1 創刊~1980年代、伝説のはじまり 2017年7月18日(火)~10月15日(日)

  • VOL.2 1990年代、発行部数653万部の衝撃 2018年3月19日(月)~6月17日(日)

  • VOL.3 2000年代~、進化する最強雑誌の現在いま 2018年7月17日(火)~9月30日(日)

ジャンプの創刊号は1968年発行なので、VOL.1の開催された2017年が50年目、VOL.2とVOL.3が開催された2018年が50周年となる。
VOL.1、VOL.3は約20年ぶんの作品が展示対象となっているが、VOL.2のみ10年ぶんで、「黄金期」という名称の持つ強さを感じる。
とはいえ、当然年代をまたいで連載が続いている作品は多く、その場合「どちらの年代に展示するか、あるいは両方に展示するか」というのは、イメージにもよっていると思う。
例)1998年10号~2003年39号連載の『ROOKIES』(作者・森田まさのり)はVOL.2展示作品、1998年14号連載開始(連載中)の『HUNTER×HUNTER』(作者・冨樫義博)はVOL.3展示作品

各展覧会の中で、展示の扱いが大きかったり、来場者プレゼントのステッカー(後述)に選ばれていたりする、目玉的な作品(以下、目玉作品)がある。
VOL.2の目玉作品は以下の9作品。

  • DRAGON BALL

  • SLAM DUNK

  • 幽☆遊☆白書

  • ろくでなしBLUES

  • 遊☆戯☆王

  • セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん

  • こちら葛飾区亀有公園前派出所

  • ジョジョの奇妙な冒険

  • るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

ほとんどの作品で今なお続編やメディアミックス等の展開が行われている。
特に、当時から「三本柱」扱いされていた『DRAGON BALL』、『SLAM DUNK』、『幽☆遊☆白書』であるが、連載終了後も原作者の監修の元にメディア展開されている『DRAGON BALL』はもちろん、『SLAM DUNK』は原作者が監督を務めた『THE FIRST SLAM DUNK』が公開され、『幽☆遊☆白書』は実写ドラマが制作されるなど、令和になった今も高い人気を誇る。
約20年前の作品群にもかかわらず、目玉以外の作品でも知名度の高い作品も多い。
まさにジャンプの黄金期であり、アンケートを競う激戦時代でもあった。

ちなみに、VOL.2展示作品の中で、原作漫画(メディアミックスや続編を除く)を最後まで読んだことがある作品は以下になる。

  • DRAGON BALL

  • SLAM DUNK

  • 幽☆遊☆白書

  • ろくでなしBLUES

  • るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

  • レベルE

  • ROOKIES

  • ボンボン坂高校演劇部

  • キャプテン翼 〈ワールドユース編〉

  • 封神演義

  • PSYCO⁺サイコプラス

  • 明稜帝めいりょうてい梧桐勢十郎

  • MIND ASSASSIN

  • ホイッスル!

  • COOL RENTAL BODYGUARD

記憶があやふやになっているだけで、他にも最初から最後まで通して読んだことがある作品があるかも知れない。
また、すべて読んだことはなくても、90年代半ば以降に連載していた作品は、多分連載のうちの一部は読んでいたことがあると思う。
逆に90年代前半に連載が終了している作品はまったく読んだことがないものもあるので、作品の知識に偏りがあることを改めてご理解いただきたい。

3 ジャンプ展VOL.2について

ジャンプ展ではVOL.1からVOL.3まで、会期を前期と後期に分けていた。
後期に一部展示作品の入れ替えを行ったり、一部グッズが前期/後期限定だったりした。
VOL.2においては、以下の日程になる。

  • 前期=先行公開日(3月18日)、3月19日~5月7日

  • 後期=5月8日~6月17日

※先行公開日とは……
別名・プレビューデイ。
正式な展覧会会期に含まれていないけれど、展覧会初日よりも早く展示を見られたり、グッズを購入できたりする(ただし、後期の展示原画は観られないし、後期限定グッズも購入不可能)。
内覧会の延長と思われるが、チケットは有料。
チケットは完全日時指定のため、入場が比較的スムーズ。
VOL.1、VOL.3では2日間設けられていたのに、なぜかVOL.2だけは1日のみだった。

展示作品は、上述の目玉作品9作品に加え、以下の40作品になる。

『まじかる☆タルるートくん』『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』『新ジャングルの王者 ターちゃん♡』『水のともだち カッパーマン』『花の慶次-雲のかなたに-』『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』『究極!! 変態仮面』『レベルE』『ROOKIES』『アウターゾーン』『珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-』『まんゆうき ~ばばあと あわれな げぼくたち~』『ボンボン坂高校演劇部』『NINKŪ -忍空-』『BØY』『HARELUYA -ハレルヤ-』『地獄先生ぬ~べ~』『キャプテン翼 〈ワールドユース編〉』『みどりのマキバオー』『モンモンモン』『封神演義』『PSYCO⁺』『とっても! ラッキーマン』『王様はロバ ~はったり帝国の逆襲~』『陣内流柔術武闘伝 真島まじまクンすっとばす!!』『超機動暴発蹴球サッカー野郎 リベロの武田』『I''sアイズ』『電影少女』『WILD HALF』『Romancers』『花さか天使 テンテンくん』『明稜帝梧桐勢十郎』『MIND ASSASSIN』『ホイッスル!』『ライジングインパクト』『世紀末リーダー伝 たけし!』『COOL RENTAL BODYGUARD』『ZOMBIEPOWDER.』『カラクリ』『ROMANCE DAWN』

目玉作品と合わせて全49作品が展示されている。
そのうちの5作品が、「2000年代に続く」というようなコーナーを設けられ、主にVOL.3で代表作を出展している作者の若手時代の作品(『世紀末リーダー伝 たけし!』『COOL RENTAL BODYGUARD』『ZOMBIEPOWDER.』『カラクリ』『ROMANCE DAWN』)ということを勘案すると、VOL.1の66作品、VOL.3の50作品と比べ、明らかに作品数が少ない。
しかし、VOL.1、VOL.2と比べて対象年代が10年短いことを考慮すれば、非常に充実した出展内容になっていると思う。

そんな時代の、ジャンプ展VOL.2予告ムービーはこちら↓。

「オレたちの90's英雄ヒーロー参上!!」
素晴らしいコピーだ。
メディアが今より限定されていたこともあり、90年代のジャンプの主人公たちは、確かにあの当時のみんなのヒーローだった。
映像を観るだけで、『DRAGON BALL』、『SLAM DUNK』、『幽☆遊☆白書』が90年代の黄金期の三本柱として扱われているのがわかる。

前置きはここまでで、展示本編の紹介に移る。

《ウェルカムゾーン》~《シアターウェイティングゾーン》

パンフレットでは《シアターウェイティングゾーン》《Back to 90's》と表記されている。

《ウェルカムゾーン》は、入場待機列から最初に会場に入った通路(というほど長くないが)の突き当たり部分まで。
いわば展示室の玄関。

上のツイートはJUMP Hero's Monday! (後述/以下、JHM)の『SLAM DUNK』の日の《ウェルカムゾーン》の一部である。
写真に写っていない場所も、90年代ジャンプの背表紙が壁一面ランダムにずらりと並んでいて、圧巻。
普段は、2枚の色紙展示の枠には、向かって左にジャンプ展のロゴ、右にジャンプ50周年のロゴが飾られていた。

《シアターウェイティングゾーン》は、《ウェルカムゾーン》から続く小部屋で、実質最初の展示エリアになる次の《Jump Lightning》が完全入れ替え制の映像エリアのため、入れ替え待ちの待機場所。

《シアターウェイティングゾーン》については、公式Twitterに投稿された写真で、別角度から2種類。
上のツイートの2枚目の画像をご覧いただけると想像しやすいかも知れない。
暗幕が、次の《Jump Lightning》へと続く入口になる。
下のツイートの2枚目の画像は、近づいたときの写真。

《Jump Lightning》

上のツイートの1枚目の画像が参考になるかも知れない。
一室すべてが映像ブースになっていて、入ってきた暗幕の向かいの壁と、スペース中央の2か所にスクリーンが設けられていて、スクリーンの前にはそれぞれ長椅子が用意されている(立ち見可能)。
最初に、入口から見て手前のスクリーンで1個目のVTRを鑑賞し、終わったら奥側スクリーン前に移動して2個目のVTRを鑑賞する……という流れ。
どちらも1度のみ鑑賞可能で、完全入れ替え制になっている。
見逃しても次の回まで留まることはできない。

1個目のVTRは、VOL.2対象作品がすべて登場するオープニングムービー。
ジャンプが最高発行部数653万部を記録した1995年3・4合併号の表紙が映し出され、日本列島をその号のジャンプが席巻。
その後、展示作品が順にフラッシュで紹介される……という流れ。
目玉作品については、『SLAM DUNK』→『幽☆遊☆白書』『ろくでなしBLUES』→『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』→『ジョジョの奇妙な冒険』『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』『遊☆戯☆王』→『DRAGON BALL』、という流れ。
それ以外の作品については、目玉作品の間に複数作品が1度に一気に表示される(しかも表示時間も短い)ので何度観てもメモが間に合わなかった……。
『SLAM DUNK』が単独トップバッターで、『DRAGON BALL』が単独のトリ。

場所を移動しての2個目のVTRは、『DRAGON BALL』。
上のツイートの1枚目の画像が参考になるかも知れない。
原作のコマに光や効果音が足され、主に孫悟空対フリーザの戦いが再現される。
スーパーサイヤ人に変身したときの悟空など、ここぞという決めの場面でカラーになるのが熱いのだが、スクリーンの裏側に設置された悟空の立像に投影されるので、立体感がものすごい。

《Jump All Star Road Ⅰ》

こちらが、原画の展示を中心にした、本展覧会のメイン展示。
ⅠとⅡの2か所に分かれているが、おおむね連載開始順に作品が展示されている。
同じ作者が複数作品出展している場合などは調整が入るが、基本的には目玉作品以外は展示原画が4枚(見開きは2枚で1枚換算)で、そのうち2枚が前期後期入れ替えとなる形。
つまり、前期後期合わせて計6枚の原画が展示される。
目玉作品ほどではないが、通常より展示数が多めで、壁面のスペースを広く取られている作品もあったりする。
VOL.3で顕著だが、VOL.2だと『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』、『地獄先生ぬ~べ~』、『I''s』などがそれに当たる。
VOL.2の目玉9作品は、展示原画数が多いのに加え、一画を完全に作品世界に演出し、それぞれ映像演出があったり(『DRAGON BALL』、『SLAM DUNK』、『幽☆遊☆白書』)、立体造形物が展示されていたり(『遊☆戯☆王』、『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』)、特殊装飾があったり(『DRAGON BALL』、『ろくでなしBLUES』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』)、特に見ごたえが増している。
一方、目玉以外の作品では、壁面の展示のはじまりにその作品のコミックス1巻の背表紙を大きく印刷し、展示ゾーンにも各作品の原稿の一部を引き延ばした絵を印刷して「ここがこの作品のコーナーですよ」というのを遠目からでもわかるようにしてあった。
コミックス1巻の背表紙のおかげで、全体的な統一感もあった。
壁面の絵も大きな一枚絵だけでなく、例えばギャグ漫画では小さな絵が壁面のあちこちに印刷されていたり、各作品に合った飽きない展示になっていたと思う。

  • DRAGON BALL

オープニングであるVTRから、そのまま『DRAGON BALL』の展示へと流れる。
『DRAGON BALL』は、VOL.1から引き続き目玉作品として展示された。

1個目のツイートの3枚目の画像と2個目のツイートの2枚目の画像が展覧会開始前のイメージ画像。
実際の展示とは多少変わっているけれど、イメージとしてはこんな感じ。
2個目のツイートの方が近いかな……床に倒れるヤムチャのグラフィックはなくなっていたと思う。
まあ……意見は分かれるとは思うけれど、あまり趣味のいい演出ではないような気がするし。
3個目のツイートは、原画ではなく原画を展示している壁面のグラフィック。
1個目、2個目のツイートを見ればわかるように、壁面グラフィックも印象的なコマで豪華に飾られていた。
展示台の中はアニメグッズが展示されていたり、アニメのカードダスの展示があったりした。
上のツイートの奥にモニターが設置されているが、アニメのオープニング映像がリピートされていた。

展示原画の一部。
さすが三本柱の中の大黒柱で、展示原画もVOL.2で最多、とても充実した展示になっていた。

この記事をまとめ、見直しをしている最中、鳥山明さんの訃報を耳にすることになった。
ジャンプ展VOL.2出展の漫画家さんの中では、『遊☆戯☆王』の高橋和希さんに次いでふたり目だ。
個人的な話になるが、自分の人生を変えるくらい影響を受けたゲームが、鳥山さんがキャラクターデザインを務めた『CHRONO TRIGGER』である。
私にとっても、言葉にできないくらい大きなものを与えてくださった方だ。
ジャンプ展のVOL.1とVOL.2、そして『CHRONO ORCHESTRA 時を渡る翼』会場にて鳥山さんの原画を観られたことが、本当に喜びだった。
心よりお悔やみ申し上げます。

  • こちら葛飾区亀有公園前派出所

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』も、VOL.1から引き続き目玉作品として展示された。

上のツイートの4枚目の画像が展覧会開始前のイメージ画像。
アニメのオープニング映像がリピートされているモニターが設置してある場所が掲示板ではなくなっていたり、装飾の配置が多少変わったりしているものの、イメージとしてはこんな感じ。
「両さん会場内パトロール中」もそのまんま。
亀有公園前派出所の中に入れるようになっていて、原画やアニメグッズは派出所内に展示されているという遊び心にあふれたスペース。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、VOL.1~VOL.3のすべてに出展しているのはもちろん、すべてで目玉作品扱いとなっている、ジャンプ側にとってもレジェンド扱いの作品である。
どれも遊び心にあふれた展示になっているが、とりわけ派出所内に入ることのできたVOL.2は、楽しい展示だったなと思う。

展示原画の一部。
「派出所の中」という設定なので、壁のグラフィックも窓などの背景画になっている。

  • ジョジョの奇妙な冒険

VOL.1から引き続き展示されたが、VOL.1の対象になったのは1部と2部、VOL.2では3~5部が対象となっている。
VOL.2では目玉作品の一角。

1個目のツイートが展覧会開始前のイメージ画像。
実際の展示とは多少変わっているけれど、イメージとしてはこんな感じ。
3~5部の主人公とラスボス、そしてそれぞれのスタンドが巨大グラフィックで再現されている。
スタンドはそれぞれ異なる色(イメージカラー?)のライトで照らされていたのだけれど、ゴールド・エクスペリエンスはもう少しオレンジっぽくて、キング・クリムゾンがピンクっぽい。
2個目のツイートの1枚目、3個目のツイートの4枚目、4個目のツイートの1枚目の画像は、グラフィックの拡大画像。
イギーは、主人公・ラスボス&スタンドの向かって右側のパネルにいるよ。
画像だと見えにくいけれど、イギーの上には「このラクガキを見てうしろをふり向いた時おまえらは死ぬ」の落書きがあって……ドキドキしたな。

展示原画の一部。
展示スペースは、5部18話の扉絵であるブチャラティチームの身長比を等身大に引き延ばしたグラフィックで飾られていて、とても格好良かった。

  • まじかる☆タルるートくん

VOL.1から引き続き展示された。

展示原画の一部。
アニメのオープニング映像がリピートされているモニターがあった記憶が。

  • DRAGON QUEST -ダイの大冒険-

VOL.1から引き続き展示された。

上のツイートの2枚目の画像は、目玉以外の作品の展示スペースの区切りに共通して飾られていた、コミックス1巻の背表紙のイラストの一部。
主人公のダイ。

展示原画の一部。
目玉作品ではないけれど、展示原画が多く、JHMに取り上げられるなど、準目玉的な扱いだった作品。

主にアバンの使徒の戦闘シーンがメインの展示だったのだけれど……漫画の性質上仕方ないのかも知れないけれど、レオナ姫がメインになる原画がなかったのが残念(基本的に何でもチーム丸ごと好きになるので……)。
アバン先生もなかったな……。
だけど、作品で1番好きなヒュンケルがちゃんと取り上げられていたのと、どうしても戦闘要員としては一段落ちるマァムの活躍シーンが選ばれていたのは嬉しかった。

  • 新ジャングルの王者 ターちゃん♡

  • 水のともだち カッパーマン

徳弘正也コーナーとして一画にまとめて展示されていた2作品で、展示枚数が多かったのは『新ジャングルの王者 ターちゃん♡』。
『新ジャングルの王者 ターちゃん♡』は、VOL.1の『ジャングルの王者ターちゃん♡』から引き続き展示された。

上のツイートの4枚目の画像は、目玉以外の作品の展示スペースの区切りに共通して飾られていた、コミックス1巻の背表紙のイラストの一部。
主人公のターちゃん。

展示原画の一部。
アニメのオープニング映像がリピートされているモニターが設置されていた。

  • 花の慶次-雲のかなたに-

展示原画の一部。
あまりの画力と描きこみゆえか、公式図録でもめちゃくちゃ大きくページを割かれている。

  • ペナントレース やまだたいちの奇蹟

展示原画の一部。

  • 究極!! 変態仮面

展示原画の一部。

  • 幽☆遊☆白書

  • レベルE

冨樫義博コーナーとして一画にまとめて展示されていた2作品で、展示枚数が多かったのは目玉作品でもある『幽☆遊☆白書』。

上のツイートが展覧会開始前のイメージ画像。
実際の展示では一画でオリジナルのVTRがリピート再生されていて、その模様だと思われる。
「暗黒武術会! 決勝戦! 浦飯うらめしチームVS戸愚呂とぐろチーム」と題された映像が流される。
タイトルどおり、作中でも屈指の盛り上がりを見せた暗黒武術会の決勝戦を、原作漫画に音や光を加えることで追体験できる映像。

上のツイートが展示原画の一部。
下のツイートの1枚目の画像が原画展示エリアの壁のグラフィックの一部なのだが、『幽☆遊☆白書』のアニメグッズが展示されている展示台の上にプーが座っている……というようなデザインで、細かなところまで遊び心を感じさせられた。
また、オープニング映像がリピートされているモニターも設置されていた。
さすが三本柱の一角という感じで、VTRで「読者が望むもの」をつくりあげるだけでなく、展示原画数も充実していて、とてもいい展示だった。

私は大抵チーム丸ごと好きになるタイプで、『幽☆遊☆白書』でも浦飯チームの4人(5人目は状況によって入れ替わるので……)が好きなのだが、だからこそ主人公・浦飯幽助のライバルであり悪友でもある桑原和真の扱いが解せないというか……。
他の3人に人気がありすぎることもあり、桑原だけ扱いがあからさまに悪いときがあるのが悲しい。
でも、今回の展示では4人平等に扱われていて、とても嬉しかった。
最終回のラストシーン、浦飯チーム4人の写真が展示されていて……感無量だった。
あと、浦飯チームとは別枠で、幼いころから飛影・雪菜兄妹がすごく好きなのだけれど、雪菜ちゃんが描かれている原画が選ばれていたり、壁のグラフィックに雪菜ちゃんもいてくれたりしたのも嬉しかった。
同じく、『レベルE』の展示原画にはいなかったカラーレンジャーたち(5人セットで好き)がグラフィックではちゃんといてくれたりして、ファン心理をよくわかっていると思う。

  • ろくでなしBLUES

  • ROOKIES

森田まさのりコーナーとして一画にまとめて展示されていた2作品で、展示枚数が多かったのは目玉作品でもある『ろくでなしBLUES』。
『ろくでなしBLUES』はVOL.1から引き続き展示された。

上のツイートが展覧会開始前のイメージ画像。
雰囲気は大体イメージ画像どおり。
向かって左手側に東京四天王がひとりずつ大きく展示されていて、右手側が『ROOKIES』の原画展示、順路に沿って進んだ突き当たりに『ろくでなしBLUES』の原画が並ぶ。
四天王の展示は、手前から渋谷の鬼塚、浅草の薬師寺、池袋の葛西、吉祥寺の前田というのはイメージ画像と変わらない。
四天王の展示は、パンフレットによるとフレームの中に複数の絵を重ねて立体的に表現する「シャドウボックス」という展示方法で、四天王それぞれの戦いの場面を演出していた(イメージ画像だと等身大パネルのようになっているが、実際は壁面にはめ込まれた展示ケースの中に納まっている)。
下のツイートの3枚目の画像が、主人公にして四天王のひとりでもある前田太尊たいそんの、シャドウボックス内の一部。

展示原画の一部。
『ろくでなしBLUES』の原画展示エリアには、単独でのコミックスも発売されたギャグシリーズ『ろくでなしぶるーちゅ♡』の装飾があった。
また、同じ作者が複数作品出展している場合、2作品目は展示原画枚数が少なめになっているが、『ROOKIES』については他と比べるとかなり展示枚数が多めになっている(目玉以外の作品の展示枚数よりも多い)。
2000年代の実写ドラマ、映画が大ヒットして知名度も高いからかも知れない。
余談だが、2020年に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開されるまで、ジャンプ系の映画作品の中で長らく興行収入第1位を誇っていたのは2009年公開の実写版『ROOKIES』の劇場版『ROOKIES -卒業-』だった。
2024年2月現在、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、『ONE PIECE FILM RED』、『THE FIRST SLAM DUNK』、『劇場版 呪術廻戦0』に次ぐ第5位ではあるが、原作の発行部数含めジャンプ史に残る4作品に次ぐ興行収入を達成したのは偉業だし、ジャンプ作品の実写版としては今も歴代1位である。

繰り返しになるが、私はチーム丸ごと好きになる傾向があるので、『ろくでなしBLUES』だと東京四天王がひいきである。
満を持して四天王が共闘する川島編はめちゃくちゃ燃えた。
特殊装飾で四天王がピックアップされていたり、原画展示エリアでも四天王のグラフィック(36巻表紙最高!)が使用されていたりして嬉しかった。
と同時に、展示入口に使われているイラストが前田に加え山下勝嗣かつじ・沢村米示の「はじまりの3人」(16巻表紙大好き!)なのもめちゃくちゃ嬉しかった!
そして、私が森田さんの作品を読むきっかけになったのが『ROOKIES』だったので、こちらも二子玉川学園高校ニコガク野球部全員が登場している原画が多くて嬉しかった。

  • SLAM DUNK

『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-』の『SLAM DUNK』まとめ|your (note.com)

上記をご参照ください。

  • アウターゾーン

展示原画の一部。

  • 珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-

  • まんゆうき ~ばばあと あわれな げぼくたち~

漫☆画太郎コーナーとして一画にまとめて展示されていた2作品で、展示枚数が多かったのは『珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-』。
しかし、2作品とも原画展示がなく、代わりにジャンプの誌面が展示されていた。
貸し出せる原画がなかったのかも知れない。

  • ボンボン坂高校演劇部

展示原画の一部。
今も大好きな作品なので、原画が観られて嬉しかった。
背景で元気に動いているグラフィックの徳大寺ヒロミも、ボンボン坂らしくてニコニコしてしまった。

  • 『NINKŪ -忍空-』

展示原画の一部。
アニメのオープニング映像がリピートされているモニターがあった記憶が。

《Jump Tornado》

ジャンプ最大発行部数653万部を記録した1995年3・4合併号を中心に、90年代ジャンプを振り返るコーナー。
スペースの入り口正面には、成人の背丈よりも引き延ばされた1995年3・4合併号の巨大な表紙から、その号のジャンプのページがばらばらになってトルネードのように舞い上がっている(天井に吊られている)。

全体像。天井付近の実物大ジャンプ誌面と比較するとわかるが、大きい

公式Twitterに投稿された画像で、別角度から2種類。
下のツイートは画像4枚目。
なお、VOL.2では写真撮影スポットがかなり限られていて、数少ない撮影可能スポットのひとつがこのJump Tornado(巨大表紙)である。

さらに、森田まさのりさん、冨樫義博さん、井上雄彦さんのスペシャルインタビューが各モニターでリピート再生されている。
壁には、ジャンプの売り上げ部数の変遷を記録した年表や、最大部数を記録した1995年3・4合併号の全掲載作品、データ集など、90年代ジャンプについての情報が展示されている。
「会場内パトロール中」だった両さんこと両津勘吉はこのコーナーに登場していたりして、芸が細かい。

《Jump All Star Road Ⅱ》

  • BØY

  • HARELUYA -ハレルヤ-

梅澤春人コーナーとして一画にまとめて展示されていた2作品で、展示枚数が多かったのは『BØY』。

展示原画の一部。
アニメのオープニング映像がリピートされているモニターが設置されていた。

  • るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

目玉作品の一角。
展示ケースの中にイラストを数枚のスクリーンに重ねて納めることで、各キャラクターの技の太刀筋を立体的に体感できる立体造形が設置されている。
緋村剣心・天翔龍閃あまかけるりゅうのひらめき、志々雄真実まことついの秘剣 火産霊神カグヅチ、四乃森蒼紫あおし・小太刀二刀流 回天剣舞六連、斎藤一・牙突がとつ 零式の4種類。

展示原画の一部。
展示エリアが中央で白と黒に分かれていて、白エリアは主に「緋村剣心」にかかわるキャラクターの原画展示、黒エリアは「緋村抜刀斎ばっとうさい」にかかわるキャラクターの原画展示となっている。
白エリア、黒エリアともに各キャラクターのカラーイラストがスクリーンに引き延ばされて天井から貼られ、その隣に該当キャラクターの原画が各2枚展示される……という感じ。
白エリア展示キャラクターは剣心、相楽左之助、明神弥彦、斎藤一。
黒エリア展示キャラクターは抜刀斎、志々雄真実、瀬田宗次郎、四乃森蒼紫。
隣り合う剣心と抜刀斎を中心に線対称に配置されている。
目玉作品の中でも、特に展示原画が多かった。
ちなみに、上記の立体造形も白エリアに剣心と斎藤、黒エリアに志々雄と蒼紫を配置するなど、徹底されている。

  • 地獄先生ぬ~べ~

上のツイートの1枚目の画像は、目玉以外の作品の展示スペースの区切りに共通して飾られていた、コミックス1巻の背表紙のイラストの一部。
主人公のぬ~べ~こと鵺野ぬえの鳴介めいすけ

展示原画の一部。
アニメのオープニング映像がリピートされているモニターが設置されていた。

  • セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん

目玉作品の一角。

上のツイートが展覧会開始前のイメージ画像。
実際の展示とは多少変わっているけれど、イメージとしてはこんな感じ。
実物大のメソ、花中島マサルのチャームポイントのアレ、マサルのベッドなどの立体造形が魅力。
下のツイートは、実物大メソのチラ見せアップ。
壁面装飾も、小ネタ満載で楽しかった。

展示原画・展示物の一部。
他に、アニメのオープニング映像がリピートされているモニターが設置されていた。

終了カウントダウンにて原画以外を紹介してくれたのは『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』だけである。
写真を見てもわかるように、イメージ画像より実物のメソの方が可愛いです!

  • キャプテン翼 〈ワールドユース編〉

VOL.1の『キャプテン翼』から引き続き展示された。

上のツイートの3枚目の画像は、目玉以外の作品の展示スペースの区切りに共通して飾られていた、コミックス1巻の背表紙のイラストの一部。
主人公の大空翼。

展示原画の一部。

  • みどりのマキバオー

  • モンモンモン

つの丸コーナーとして一画にまとめて展示されていた2作品で、展示枚数が多かったのは『みどりのマキバオー』。

展示原画の一部。
アニメのオープニング映像がリピートされているモニターが設置されていた。

  • 封神演義

  • PSYCO⁺

藤崎竜コーナーとして一画にまとめて展示されていた2作品で、展示枚数が多かったのは『封神演義』。

展示原画の一部。
新作アニメが放送中だったらしく、新アニメのオープニング映像がリピートされているモニターが設置されていた。

目玉作品ではなく、展示原画もさほど多いわけではないのだが、JHMに取り上げられるなど、扱い的に準目玉どころかほとんど目玉扱いだった作品。

  • とっても! ラッキーマン

展示原画の一部。
アニメのオープニング映像がリピートされているモニターがあった記憶が。

  • 王様はロバ ~はったり帝国の逆襲~

展示原画の一部。

  • 陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!

  • 超機動暴発蹴球野郎 リベロの武田

にわのまことコーナーとして一画にまとめて展示されていた2作品で、展示枚数が多かったのは『陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!』。

展示原画の一部。

  • 遊☆戯☆王

目玉作品の一角。

上のツイートが展覧会開始前のイメージ画像。
下のツイートは壁面グラフィックの拡大画像。
雰囲気としてはこんな感じで、エジプトを思わせるような壁面装飾などもとても凝っていた。
主人公・武藤遊戯、城之内克也、孔雀舞、獏良ばくら了、海馬瀬人せと、リシド、イシズ・イシュタール、マリク・イシュタールのイラストが壁面に飾られ(下のツイートの画像はその一部)、彼らがバトルシティ編で使用したマジック&ウィザーズのカードも一緒に展示されている(イメージ画像だとちょっと位置がずれているけれど……)。
圧巻は、中央の千年パズル。
実際はイメージ画像ほど大きくなく、中を覗ける程度の高さになっていて、パズル内にカードのモンスターたちが浮かび上がる。
イメージ画像だと壁に投影されている雰囲気だが、実際の展示ではパズル内の底面のスクリーンに映した画像を反射させていたらしく、中空に浮かび上がるような演出だった。
青眼の白龍ブルーアイズホワイトドラゴン、ブラック・マジシャン、ブラック・マジシャン・ガール、エルフの剣士(他にもいたかも……?)が浮かび上がったカードから飛び出す……という演出は、原作のイメージに合っていてすごく良かった。

展示原画の一部。

2022年、作者である高橋和希さんが他界された。
この機会がなければ、きっと生原画を観ることは叶わなかっただろう。
心よりお悔やみ申し上げます。

  • I''s

  • 電影少女

桂正和コーナーとして一画にまとめて展示されていた2作品で、展示枚数が多かったのは『I’’s』。
『電影少女』はVOL.1から引き続き展示された。

展示原画の一部。
上のツイートをご覧いただければわかるように、桂正和コーナーは目玉作品ではないけれどかなり特殊な装飾になっていて、背景がピンク一色になっている。
会場内ではものすごく目立っていたし、可愛かった。
さらに、原画展示スペースの向かって右側の壁は、2作品のフルカラーのグラフィックで彩られていた。
『I''s』については、主人公・瀬戸一貴いちたかは潔くカットして、葦月よしづき伊織、秋葉いつき、磯崎泉、麻生藍子といった美少女ヒロインがずらりと並ぶ。
ほんっとうに可愛かった!

  • WILD HALF

  • Romancers

浅美裕子コーナーとして一画にまとめて展示されていた2作品で、展示枚数が多かったのは『WILD HALF』。

展示原画の一部。

  • 花さか天使 テンテンくん

展示原画の一部。

  • 明稜帝梧桐勢十郎

  • MIND ASSASSIN

かずはじめコーナーとして一画にまとめて展示されていた2作品で、展示枚数が多かったのは『明稜帝梧桐勢十郎』。

展示原画の一部。
かずはじめさんの作品は今も大好きなので、原画が観られて嬉しかった。
贅沢を言うのなら……『明稜帝梧桐勢十郎』で生徒会組が大好きなのはもちろんなのだが、明稜四天王も大好きで……4人とも本当にいいキャラクターなので、そちらの原画もぜひ観たかった……(本当にチーム丸ごと好きなタイプである)。

  • ホイッスル!

展示原画の一部。

  • ライジングインパクト

展示原画の一部。

《Jump to 2000s》

2000年代に大ヒット作品を生む5人の作家さんの90年代のデビュー当時の作品展示コーナー。

  • 島袋光年『世紀末リーダー伝 たけし!』(『トリコ』)

  • 許斐剛『COOL RENTAL BODYGUARD』(『テニスの王子様』)

  • 久保帯人『ZOMBIE POWDER.』(『BLEACH』)

  • 岸本斉史まさし『カラクリ』(『NARUTO』)

  • 尾田栄一郎『ROMANCE DAWN』(『ONE PIECE』)

上のツイートが展覧会開始前のイメージ画像。
おおむねはイメージどおりの展示だった。
展示枚数は他作品よりも少ない3枚(見開きは2枚で1枚換算)で、そのうち1枚が前期後期展示入れ替えになる(合わせて4枚展示)。
原画の横に、大きく引き伸ばした各作家さんのイラストが貼られているが、上半分が2000年代の大ヒット作品の主人公、下半分が90年代に発表した作品の主人公……と対比するようになっている。
尾田さんは両方モンキー・D・ルフィですね。

ちょっと気になったのは、尾田さんの展示作品『ROMANCE DAWN』のみ、なぜかジャンプ本誌ではなく、増刊号掲載版である。
ジャンプ本誌掲載版があるのだから、そちらを展示すれば良かったのでは……と思ってしまった。
ジャンプ展を通して、ジャンプ本誌掲載でない作品の原画を展示したのは尾田さんだけではないだろうか……(コミックスのカラーイラストなどの出展はあるけれど)。

《Special Photo Spot etc…》

物販前の最終エリアで、このエリアのみすべて撮影可能。

エリアの入り口に、90’sヒーローたちが集合した巨大サイズのオリジナル表紙が展示されている。

大きい

二方向の壁には、全出展作家による巻末コメント風の作者コメントが貼られていて、漫画家さんの中にはサインやイラストを描いてくれている方もいらっしゃった。
記録のために全漫画家さんのコメントの写真を以下に掲載する。

秋本治さん(サインあり)、鳥山明さん
江川達也さん(サイン、イラストあり)、三条陸さん(サインあり)、稲田浩司さん(サインあり)
徳弘正也さん、あんど慶周さん(サインあり)
荒木飛呂彦さん(サインあり)、原哲夫さん、こせきこうじさん
冨樫義博さん
森田まさのりさん(サインあり)
井上雄彦さん(サインあり)
高橋ゆたかさん、光原伸さん(サインあり)
桐山光侍さん、にわのまことさん
梅澤春人さん(サインあり)、つの丸さん(サイン、イラストあり)
藤崎竜さん、かずはじめさん(サインあり)
ガモウひろしさん、真倉翔さん(サインあり)、岡野剛さん(サイン、イラストあり)
なにわ小吉さん、高橋陽一さん(サイン、イラストあり)、和月伸宏さん
うすた京介さん(サイン、イラストあり)、高橋和希さん、鈴木央さん
桂正和さん、浅美裕子さん(サイン、イラストあり)
小栗かずまたさん(サイン、イラストあり)、樋口大輔さん(サイン、イラストあり)、許斐剛さん
尾田栄一郎さん、岸本斉史さん
島袋光年さん、久保帯人さん

2018年当時の話ではあるのだが、原画の出展がない漫☆画太郎さん以外の39人すべての漫画家さんがコメントを寄せてくださっている。
鳥山さんのコメントも、高橋さんのコメントもある。
ごく一部の作品を除き連載から約20年の時が経っているというのに、本当にありがたかった。

そして、VOL.3のキービジュアルが展示されている横を通って退場、Official Shopへと抜けることになる。
ちなみに、物販のみの利用は不可で、ショップは購入後そのまま退場となるため並び直しや再入場も不可だった。

『ONE PIECE』『NARUTO』『BLEACH』『テニスの王子様』『トリコ』……

4 《JUMP Hero's Monday!》について

《JUMP Hero's Monday!》とは、特定の月曜日に設けられた特定作品の公式応援日である。
森アーツセンターギャラリーさんの公式ページに何と告知の跡地が残っているので、以下にリンクを貼っておく。

「週刊少年ジャンプ展VOL.2」特別開催!JUMP Hero’s Monday! | 森アーツセンターギャラリー - MORI ARTS CENTER GALLERY

概要についてまとめてみる。

  1. 各先生直筆・描き下ろしのサイン色紙を当日限定で展示 ※撮影可能

  2. 当日限定で各作品デザインの来場記念証がもらえる

  3. 限定グッズ(各作品3種類ずつ)の販売

2の来場記念証は、どの作品も共通して3種類の絵柄が角度によって浮かび上がる……というレンチキュラー仕様である。
3種類をどの絵柄にするかは作品ごとの個性になっている。
3のJHM限定グッズについては、後日ジャンプキャラクターズストアにて全種類受注生産されることが決定し、当日会場で購入できなかったファンへの救済が行われた。

各作品ごとの日程は、以下のとおりである。

  • 4月2日:DRAGON BALL

  • 4月9日:ろくでなしBLUES

  • 4月16日:遊☆戯☆王

  • 4月23日:DRAGON QUEST -ダイの大冒険-

  • 5月7日:セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん

  • 5月14日:SLAM DUNK

  • 5月21日:幽☆遊☆白書

  • 5月28日:封神演義

必ずしも目玉作品ばかりではないが、それぞれ熱心なファンがいるであろう作品が選ばれている。
平日にもかかわらず、JHM当日はどの日も朝から入場規制が行われる盛況なイベントになった。
公式Twitterで当時の様子が紹介されているので、作品ごとにまとめてみる。
なお、限定グッズについてはグッズの項目で紹介するため、こちらでは割愛する。

・DRAGON BALL

初回はもちろん『DRAGON BALL』から。

①サイン色紙

②来場記念証

悟空、フリーザ、悟空vsフリーザの3絵柄。
オープニングでのVTRも悟空vsフリーザがベースになっていたので、『DRAGON BALL』でのメイン扱いはフリーザ編という形で一貫していると思う。

・ろくでなしBLUES

①サイン色紙

②来場記念証

東京四天王vs極東高校をベースに、前田vs川島、極東登場・前田・薬師寺、四天王登場・鬼塚・葛西の3絵柄。
『ろくでなしBLUES』は基本四天王ベースの展示なので、こちらも一貫していていいと思う。

・遊☆戯☆王

①サイン色紙

②来場記念証

上のツイートが実物、下のツイートがイメージ画像。
サンプル動画の方が画像の変化はわかりやすいかも。
遊戯vs瀬人、遊戯+ブラック・マジシャン、瀬人+青眼の白龍の3絵柄。

・DRAGON QUEST -ダイの大冒険-

①サイン色紙

描き下ろしのイラストは、基本主人公のみのイラストなのですが、稲田さんはアバンの使徒5人+ゴメちゃんを描いてくださった……!
嬉しい!
ダイの左右を最初のパーティであるポップとマァムが固めているのもとてもいいし、ヒュンケルが横顔なのも最高。

②来場記念証

師・アバンから受け継いだギガストラッシュ、父・バランから受け継いだドルオーラ、そして竜の紋章の3絵柄。
こちらはダイ特化の絵柄。

目玉作品ではないにもかかわらずJHMに選ばれた。
それだけ熱心なファンが多い作品なのだろうと思う。

・セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん

①サイン色紙

②来場記念証

可愛いメソ、メソのファスナー、メソの中身の3絵柄。
潔いまでにメソ特化。

・SLAM DUNK

『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-』の『SLAM DUNK』まとめ|your (note.com)

上記をご参照ください。

・幽☆遊☆白書

①サイン色紙

②来場記念証

暗黒武術会決勝戦の幽助、飛影、妖狐蔵馬の3絵柄。
仕方ない……仕方ないけれど、桑原は……? と思ってしまうんだよ……。
「4人のうちひとりだけ選ばれない」って構図が結構キツイ。
逆に誰かふたりが選ばれるなら、その方が納得できるんだけど(その場合、『幽☆遊☆白書』だと飛影と蔵馬が選ばれることが多い)。

・封神演義

トリを飾ったのは『封神演義』。

①サイン色紙

②来場記念証

太公望、楊戩ようぜん哪吒なたく・黄天化・普賢ふげん真人しんじん太上老君たいじょうろうくんの味方組、ちょう公明・申公豹しんこうひょう聞仲ぶんちゅう王天君おうてんくん妲己だっきの敵対(と言い切れるかは微妙……)組の3絵柄。
登場人物の多い作品なので、誰を選抜しても異論が出そうなので難しいところだが、味方組と敵対組から5人ずつ選ぶとなるとこの面子に落ち着くのかな……という印象。
作中の扱い的に、味方組だと哪吒と楊戩、敵対組だと申公豹・妲己・聞仲・趙公明は鉄板かな、というイメージがある。
割と少数精鋭な来場記念証が多い中、たくさんのキャラクターを選抜したのはファンにとっては嬉しいだろうな。

目玉作品ではないにもかかわらずJHMに選ばれ、しかもトリまで務めることに。
ジャンプ展VOL.2の立役者は『封神演義』だと思う。割と本気で。


次はグッズ・その他イベント紹介の予定ですが、長くなりすぎそうなので、前編としてここで1度切らせていただきます。
後編もお付き合いいただけたら嬉しく思います。


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