たなかときみ
2022年12月半ばに発行する、新刊『ストリップをよろしく』の制作日記、こぼれ話などを不定期で書きます。お暇でしたら覗いていってください。
これまで描いた漫画やイラストをまとめてみました。よければご覧ください。
女性も楽しめるストリップ劇場。 そこで踊るストリッパーさんや劇場、お客さんたち。 気軽に楽しめるガイド的漫画。
中国地方唯一のストリップ劇場『広島第一劇場』。その劇場が2021年5月20日に閉館しました。その場所には現在、他の建物が建設中です。 その広島第一劇場の閉館と閉館までと閉館翌日の日常を記録したのがこの本になります。 ここで、現在販売している場所をまとめます。 【東京】・タコシェ様(中野) ・まんだらけ海馬様(中野) ・模索舎様(新宿) 【広島】・りんご堂様(中区) ・らっこ文庫様(中区) 【大阪】・シカク様(大阪市) 2022年3月16日現在、こちらのお店で
『ストリップをよろしく~初心者・女性にやさしいストリップ劇場入門~』12月18日㈰からの販売が決定しました。 フルカラー・150ページ・2000円(+税)。 副題の通り初めて劇場に行く人に分かりやすい入門漫画も掲載。5人の踊り子さんの実際のステージ写真やロングインタビュー、関係者インタビュー、全国ストリップ劇場紹介に止まらず〝女性用トイレはあるの?〟〝システムやルールはどんななの?〟など、これ1冊でかなり安心して頂ける内容になっていると思います。 《販売場所》 『タコシェ
本書の取材は2019年からはじまっていましたが、少しづつ劇場さんの内観外観撮影をさせてもらっているというところでした。その頃は1冊目に出した『First Strip Guide~はじめて・ひとり・女性のためのストリップ観劇ガイド』の拡大版のイメージで作りはじめていたように思います。大きくそこから変わったのは、やはりというかコロナの影響です。完成した今となってはこの出来事が、よりストリップ劇場の力強さを感じさせ、より本作りを頑張ろうと思う原動力になったと思います。 東京の緊急
本のタイトルを決定したのは、告知をするほんの数日前だったと思います。本文すべてを代表するものなので、タイトルを付けるのがいつも1番難しいですね。毎回苦戦するんだけど、“ストリップをよろしくかな……”といのは数年前から思っていたりします。漠然と、こういう本にしたいというイメージはありつづけます。でも、そう思ってる時点ではそこまでに作ってる内容が“ストリップをよろしく”に似合っていなかったりします。 では、そもそも“ストリップをよろしく”という言葉はどこから出てきたのか。僕がは
こんにちは、たなかときみと申します。いくつかのストリップ劇場のガイド漫画を描いたりなどしています。長く取材をしてきたストリップ本が発行出来るところまできたので、制作日記でも書いていこうかと思います。 新刊『ストリップをよろしく』の取材をはじめにしたのはいつでしょうか。調べてみると2019年1月24日に劇場さんの内観外観撮影をさせてもらっていました。おそらくこれが最初だと思います。ここから最後の取材が今年の10月なので、3年8か月ほどの時間を費やしていることになります。ただ、
2012年、漫画アクションにて『それより僕と妄恋しようよ』連載。アイドルや魚、電車車両などに妄想恋愛するエッセイ漫画。 2014年、近代麻雀にて『ホームレス麻雀』(原作 タナ太郎)短期集中連載。原作のタナ太郎さんの旅打ち漫画。麻雀の勝負の仕方や旅打ちならではの出会いや遊び方、その土地の名産品を描いています。 他に、本当にあった愉快な話でエッセイ漫画、俺の旅で読者さんや編集長の風俗体験漫画を描いたり、ヲルガン座のスケジュール紙に『おはようストリップ劇場』という4コマ漫画を描
「小説現代」に連載中、新井見枝香さんのエッセイ『きれいな言葉より素直な叫び』の挿絵をリニューアル復刊の2020年3月号から描かせて頂いています。書店員として働く新井さんが、お客さんとしてストリップに出会い、ストリッパーデビューをしステージや楽屋、お客さんや踊り子の師匠との出来事や情景をリアルタイム時の生々しさを持って文章に残しています。6・7月号ではコロナが少しずつ日常を変えていた3月の劇場を描いています。恐らく次に何を描くか、何が起こり自分自身が何を行い何を思うか分からない
ビジュアル池袋にある『ミカド劇場』のシステムを紹介した『ミカド劇場ガイド』という漫画を描いています。劇場ごとにシステムが少しずつ違います。黄色い提灯、中から聴こえてくる軽快な音楽、気になるけどはじめの一歩が踏み出せない。そんな方に向けて描きました。劇場の外壁に貼られています。池袋に行かれた際よければご覧ください。 岐阜にある『まさご座』のシステムを描いた『まさご座入門』という漫画を描いています。煌々と赤く燃える看板、すり鉢状になっている大きな場内、その全てがゴージャスな劇
みなさんこんにちは。どう過ごしてますか。僕はなんとか元気に過ごしています。 ちょっと思うところあって、僕がストリップ劇場で写真撮影をするときにどんなカメラを使って、どんな設定で撮っているか書こうと思います。いつかちゃんと書きたいので取り急ぎ版です。一眼レフを使ったことがない人には不親切すぎなくらい説明を色々と端折りますがご了承ください。また、写真の素人が書いてるので恥ずかしくなったら未公開にします。5月いっぱいはあります。 一眼レフを使ったのが『FirstStripGui
緊急事態宣言が発令され、ストリップ劇場を含め多くの施設やお店が閉鎖されました(普段ストリップに特化したnoteなのでこういう書き方になっています)。最低でも1か月この期間があります。国からの補償は迅速でないし、さらに補償の申請に役所で今人が殺到してるそうです。終息しても皆困窮していれば、娯楽にお金を使えなくなる人も多いと想像できます。 期間が長引けば長引くほど余裕がなくなる人が増える。踊り子さんによる無料のツイキャスもブログの更新も一体感や安心感に繋がるので、利用者からする
※有料部分は記事の内容と関係ありません。記事は最後までお読み頂けます。 緊急事態宣言が発令され、ストリップ劇場を含め多くの施設やお店が閉鎖されました(普段ストリップに特化したnoteなのでこういう書き方になっています)。最低でも1か月この期間があります。国からの補償は迅速でないし、さらに補償の申請に役所で今人が殺到してるそうです。終息しても皆困窮していれば、娯楽にお金を使えなくなる人も多いと想像できます。 期間が長引けば長引くほど余裕がなくなる人が増える。踊り子さんによる
4月7日に緊急事態宣言が発令されました。東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡が対象7都府県です。その地に該当するストリップ劇場は臨時休業を決め、該当しない愛媛や広島のストリップ劇場も休館するなど大きな影響が出ています。 劇場が休業すると踊り子さん、従業員さん、ストリップ劇場と関わる仕事をしている方々の収入がなくなることが想像つきます。 ニュースを見ていると毎日のように新しい支援策を耳にします。「新型コロナウイルスの感染拡大に伴い臨時休校で仕事を休まざるを得なくなった
最近Twitterで踊り子さんが「外出しないで。自粛してください。」と発信しているものをよく見ます。想像してもらいたいのですが、ものすごくおかしなことだと思いませんか?今現在出演している人がそう話すこと。外出しないと劇場には行けません。その外出の意味をどういうことかもう一度考えてみませんか。そして、本来稼ぐことを目的としてる人たちがその発言をすることの勇気と不安を想像してみてください。おそらく多くの踊り子さんは、常連さんより20も30も若い女の子たちだと思います。その若い人
今年最初に行ったストリップ劇場は2頭の池袋ミカド劇場でした。1月は予定が詰まっていて劇場に行く時間が取れなかった。確か日本で初めてコロナ感染者が確認されたのは1月中旬だった。まだこの頃はそれほど僕は意識していなかった。次にストリップ劇場に行ったのは2中のライブシアター栗橋だった。黒井ひとみさんの優しさ、浅井ひなみさんの表情の良さ、小宮山せりなさんのギャグで守られた場内、友坂麗さんの佇まい、山口桃華さんのエロは正義さ…ほんとたのしい時間だった。そして今年1番最近行ったのは2中