ダンボールの中の、北軽井沢の空気

以前、群馬県への移住を検討していた頃、有楽町『ふるさと回帰支援センター』にお世話になった。

その後も継続的にメールで気にかけてくれていたので、
引越し先が、別地域に決定した旨を相談員に返信したところ、
「おめでとうございます!もし、引越し先で困ったことがありましたら、当方は日本全国のブースがありますので、お気軽にご相談ください!」
という、親切な返信とともに、
「群馬へまた遊びに来てください」と、群馬・北軽井沢にある
「ルオムの森」を教えてくれた。

Luomu(ルオム)―自然に従う生き方―
フィンランド語でオーガニックを意味する言葉。
ルオムには、森があり、遊び場があり、中心には百年の洋館があり、
自然に従う生き方をあらゆる角度から触れ・味わい・体験できる仕掛けがある。

フィンランドといえば、私も大好きな「ムーミン谷」が頭に浮かびますが、
ルオムのサイト内でも、ムーミンのセリフを取り上げていた。

「ものごとってものは、みんな、とてもあいまいなものよ。まさにそのことが、わたしを安心させるんだけれどもね。」
あいまいなことが、安心?逆に、不安になる!という声が聞こえてきそう。
あいまいなことをあいまいなままに、〈安心〉と感じられる心。その心の持ちようが、「ルオム」らしい生き方につながるのかもしれません…(あいまい)。

ああ、、まだサイトしか見てないのに、もうルオムのファンになってしまった。

今すぐ行きたいけど叶わないので、ここで販売している蜂蜜商品を通販した。

すぐに配送され、ダンボールを開けると、
納品書と一緒に、一節の枝が入っていた。

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匂いを嗅ぐと、なんとも甘くてさわやかな木の香り。

ああ、これが、深呼吸したくなる“美味しい空気“の要素の一つなんだな。
、というのが非常に良く分かる香りだった。

まるで、通販で、北軽井沢の空気を配達してもらったような感じ。

それにしても、木って、こんなに甘い香りなんだ。驚き。


一節の木の枝から漂う北軽井沢の空気が、私を森へいざなう。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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