からだ喜ぶ薬草茶
「道の駅」が好きで、旅先で必ず立ち寄る。
暮らしている関東圏のスーパーでは見慣れない野菜や調味料が販売されていて、野菜は新鮮で安いので、お土産と称して、ついつい財布がゆるむのだが、
先日、愛媛県今治市の「道の駅 多々羅しまなみ公園」に行った際、目に止まったのは、薬草茶だった。
最近、フィトセラピー(植物療法)に関する本を読んでいて、興味を持っていたところだったので、はじめて3種の薬草茶を購入してみた。
調べてみると、薬草茶にはたくさんの効能があって驚いた。
40代に入り、さまざま体調の変化も目まぐるしい今日この頃。。
西洋の薬を頼るような事態にならないように、これらの薬草で日頃から体を改善したり、健康を保つことができたらすごく良いと感じ、
良い買い物をしたもんだ、とほくほくしながら帰宅した。
私が、薬草(植物)の力を素直に信じられるのには理由がある。
30年以上前のこと。
幼い頃の私は、冬にだけ、手の甲がアトピーになって、よく掻きむしってしまっていた。保湿クリームなどを塗ったりしても、痒みは治らず。
それを見た祖母が、
「よもぎをとってきなさい」
と言い、私は、近所の駐車場の傍に生えていた、よもぎを数本拝借してきた。
それを祖母がお湯で煎じて、よもぎ汁作り、アトピーの部分に塗ったところ、数日で痒みは消え、皮膚も綺麗に元通りになったのだ。
私としては、
そのへんに生えている草がお薬になるんだ!!という、驚きの体験であり、
それが植物療法の初体験だったのです。
おそらく、祖母が台所に立っていた時代は、このように自生している植物を暮らしに生かすことが当たり前だったのだろうなと、想像する。
幼い頃を思い出しながら、今朝もよもぎ茶をありがたくすすっておりますが、
“薬草茶“というと、なんとなく不味そうなイメージを抱かれるかもしれませんね。
しかし、私が購入した「よもぎ」「桑の葉」「柿の葉」のお茶は、とても飲みやすいですよ。(もちろん味の感じ方は人によりけりですけどね)
植物療法に関する書籍で、おすすめの本もご紹介しておきます。
道端に咲いている身近な薬草として、最も印象的なのがドクダミなのですが、
こちらも薬効があるようですね。
これから調べて活用してみようかと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
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