マガジン

  • 扉の部屋は開きっぱなし

    気まぐれにも程があるほどの更新頻度である男の生存確認をしていくマガジンです。 平凡とは言い切れない男のエッセイ。

  • 詩書きの広場

    日々の喧騒を言葉にしてみる広場。

  • カエルの湯上がり日記〜長湯の部屋〜

    Twitterにてお勧めしている「#カエルの銭湯日記」のディープバージョン 銭湯好きな後藤がオススメする銭湯達のより深い情報をお勧めしてまいります♨️

最近の記事

第4話「割と進捗はいい」

最近は新しい何かを始めようと日々奮闘している。 奮闘、と言ってもイキリたってる感情が顔を出しているだけで 割と心の中は平常運転だったりするが 今年こそは何か今までできなかった。あるいはやりたかったけど続けられなかったことや始めたかったことをなんとかして形にしている行きたいと思っている。 2023年に入り。1月も半ば。 割と進捗はいい。 今年こそはやりたいこと①「曲を作る」 これは自分のプロジェクトでもバンドでもなんでもいい。 去年までは、確かに人に見せられる曲を作ろうなん

    • 第三話 癒されたいだけなのに

      ※画像の銭湯と本編に出てくる銭湯は別の銭湯です。 随分と更新が滞ってしまった。 言葉を生むのってものすごく労力がいる。 誰かに見せようとか、誰かに届けようなんてことは毛頭ないわけだが 自分が心地よく書けることとかを考えると、どうも体が固まって何も書けなくなってしまう。 そんななかやっと「よし、今回はこれだ」と意気込み続けて四ヶ月、重い腰を上げてくだらない話を書こうとしているから覚悟してほしい。 ご周知の通り自分はもっぱらの「銭湯」「サウナ」の愛好家である 基本的には衝動を

      • 第二話 「ブラックボックスを読んで」

        たくさんの物で溢れている現代。 悩みの種は大体仕事関係、将来のこと、お金のこと、 近くにあるか遠くにあるかは別にして 今見えている"一端"に翻弄されて生きていくのは強制的に何かの力が働いて、それによってその悩み自体を強いられているようにも感じる。 朝起きてから仕事に行くまでのルーティン 仕事に行き、帰るまでのルーティン。 時間や上司の命令に拘束され、行き場のない何かを抱えながら 「何か別のところに」「より上へ」なんてずっと考えている。 自分のことを知るために始めた日記も

        • 第一話「適温100℃」

          最近、生気(しょうき)がすごい 生命の源だかなんだか知らないが、胸の内から込み上げる 熱湯くらいの熱気を帯びて何かがグツグツとしている 溢れ出そうだが、正気がある為なのかまだ耐えている。 本当はマグマぐらいグツグツしてほしいのだが ある程度そこらへんは秩序を守った位置で煮え立っている 今年に入ってから、やっと引っ越した家にも落ち着き そこそこやりたいと思っていた事をやっているわけだが やりたいことが多すぎる故 何もかもがサラッと進んでいっている 止まってないだけマシかと

        第4話「割と進捗はいい」

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          9本

        記事

          無題、クサリ。

          言葉は「クサリ」みたいな物だ。僕はそう思った。 人はいつしか野望を抱え、何かをする為に「言語」をあやつる力を手に入れた。 言葉があるから「喜び」「怒り」「哀しみ」「楽しむ」そして「縛られる」 「言葉」の何がそうさせているのか、長く僕は分からなかった。 言葉に縛られてしまうのならば手離してしまえばいい。そう思い手離した。 いや、厳密には手離すことは出来なかった。 そもそも縛られているのか?疑問に思った。 そうか、縛っているのは「言葉」ではない 「言葉は自分自身を

          無題、クサリ。

          決意表明なんておこがましいから言いませんけど

          自分のことを一番わかっているのは自分だ、なんていうけど。 そんな言葉がまやかしだなんてことには何年も前に気づいてしまった。 本当に自分が一番自分のことをわかっているなら、きっと世の中はもっと幸せに満ちている。 なぜなら自分がわかっているということは人もわかるということだからだ。 透視能力を身につけたように、というよりは相手の言い分に対しての自分の考えが理解できる的な。 相手のことがわからないし、自分のこともわからないから こじれちゃったりなんかするんだ。 自分の最大の欲

          決意表明なんておこがましいから言いませんけど

          からん争奪戦勃発【番外編】

          書き溜めた記事を公開するのを忘れてしまっていた。 いけないいけない。 銭湯の日とやらが「10月10日」にあるのですが 僕はその日、地元の銭湯へ「ゆっぽくんタオル」を入手するべく例に漏れず行ってきた。 お湯も「ラベンダー湯」だし僕の大好物ラインナップ。 普段はサウナに入るところ、今回ばかりは湯船を堪能しようと入浴のみで利用した。 なんのなんの。ラベンダーの香りに包まれた瞬間から幸福感に包まれた。 いっそこのまま宇宙と一体化してしまいたい(真顔) そんな入浴の恩恵を授かり

          からん争奪戦勃発【番外編】

          内省①

          薄暗い壁の中に 書かれた落書きは綺麗な字で書かれている 設計図なんてないのは当たり前 滲み出てきたものだけを信じてみるだけ 数歩先にある 小さな汚い旗は ガラクタを何層も塗り重ねただけの上 上がりきらない足を上げて とりあえずそこまで進んだけど ゴーグルを外したら一歩も動いていないんだって 世の中案外シンプルで 心をほぐせば 良い時もある 心がほぐれず窮屈なのなら 腹の力を抜くだけだ 落書きを宝物だといって 耳を貸さずに大事に何かを守っている 今は無理でも後で気づくよ

          銭湯に検定があるとな【番外編】

          金木犀も散り、ついに冬の幕開けですね。 金木犀って、やっぱり金のなる木的な意味合いがあるんでしょうかね。 色合いもどことなく似てるような気がするし。 あの匂いがし始めると周りの人たちがざわつき始め、僕もざわつき、同時にみんなが幸福を呟き始める。 なんて素敵なお花。 お金に幸福を求めるのが割と普通な世の中ですが、 そう言う意味で言うと金木犀も幸せにしてくれるからそんな名前がついてるのかしら、なんてね。 幸せを呼んでくれますよね。 そういう人に、私もなりたい。(宮沢賢治)

          銭湯に検定があるとな【番外編】

          地平線を眺めて

          地平線を眺めて 僕は歩く ずーっと長く 遠い道を 時にうなだれ 力なき日々も いずれはいい方向に進めると信じて 地平線を眺めて 僕は歩く 先の見えぬ 遠い道を 時に戯れ 夢を語る 無限大の力を信じて 地平線を眺めて 僕は歩く ゆっくり ゆっくりと足元を見つめながら 自分の欲望を見つめ ゆっくりと、ゆっくりと 疲れたら休めばいい。 地平線を眺めながら。

          地平線を眺めて

          10月10日は銭湯の日

          今日、10月10日は銭湯ファン待望の「銭湯の日」です。 一部を除く都内銭湯は、ラベンダー湯に催しとして入浴することができます。 軟水に揉まれたラベンダーは、豊かな香りをもたらしてくれ、 入浴時特有の水圧や温熱効果と共に香りによるリラックス効果も得ることができ、いつもよりより一層気持ちよく入浴することができます(自分調べ) どうやら匂いによるリラックス効果は、科学的にあまりはっきりしておらず どうしていい香りがリラックス効果を誘うのかはあまりよくわかっていないそう。 まあ、こ

          10月10日は銭湯の日

          まるで雲の中の古城。【小杉湯(高円寺)】

          みなさんお久しぶりです。 久しく更新が滞っていた事に気がついた時にはすでに数ヶ月が経っていました。 忙しさや、夏特有の低気圧爆弾に悩まされる日々から少しだけ解放されたので 心の余裕があるうちに書いてしまおうという魂胆です。 高円寺は今や若者を発端としサブカルの中心地として、下北沢などにも並ぶかなり賑やかな街。 なんか昔からそうなんですが、波長がすごく合うんですよね、高円寺。 昔、バンドメンバーのライブを高円寺に観にいき、そこでなんかビビッと来たんですよ。 別に人と喋ったと

          まるで雲の中の古城。【小杉湯(高円寺)】

          【ラジオ】#3「まるで異世界!?今時の銭湯事情とは?」

          【ラジオ】#3「まるで異世界!?今時の銭湯事情とは?」

          琥珀の中の虫のような、死に方をしたい。

          あの人から見た僕は冷たいらしい 僕から見たあの人も なんだか冷たく感じる なんだかむなしい。 僕は、永遠に僕でいたいから 図々しい生き方をしてもいいですか? 僕を愛してくれる人を僕は愛したいのです もしあなたが、深い悲しみを背負うなら あなたがくれる温かい気持ちを あなたを温める為に使いたい 単純、だけどそれでいい ありきたりだけど そういうもの そうやって、人は繋がり 何かを得たような気持ちになる みんなに愛を与えれば 自分にも返ってくるらしい でも、そんな生き方に

          琥珀の中の虫のような、死に方をしたい。

          サウナを感じる。自分と、自分以外。

          きのう、きょう、さっき。 あぁ。もう。ふぅ。 ぽつ、ぽつ、ぽつ。 たら、たら、たら。 じわ、じわ、じわ。 ふぅ。ふぅ。ふぅ。 とろ。とろ。とろ。 がた。がた。がた。 じゃ〜、じゃ〜、じゃ〜。 じゃぷ、じゃぷ、じゃぷ。 ふぅ、ふぅ、ふぅ。 はぁ、はぁ、はぁ。 ふぅ。ふぅ。ふぅ。 はぁ。はぁ。はぁ。 ふわ、ふわ、ふわ。 とろ、とろ、とろ。 とろ。とろ。とろ。 とろ。とろ。とろ。 とろ。とろ。とろ。 とろ。とろ。とろ。

          サウナを感じる。自分と、自分以外。

          銭湯日記「大黒湯(押上)」

          今回、ご紹介するのは押上のキング「大黒湯」 スカイツリーそびえる麓の押上駅より徒歩6分のところにある そんな「大黒湯」は体をきちんと休める所までも楽しめるような「ずっと楽しい」銭湯だなという印象でした。 今回は駅から近いこともあり、ゆったりと歩きながら銭湯へ。 遠巻きに光る「大黒湯」という看板がみえ、到着するまでの高揚感、、 少しドキドキしながら向かう、、。 この銭湯はテレビや雑誌などでとても取り上げられていることもあるためか、 中に入ってみると若い人たちで賑わって

          銭湯日記「大黒湯(押上)」