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詩書きの広場

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日々の喧騒を言葉にしてみる広場。
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無題、クサリ。

無題、クサリ。

言葉は「クサリ」みたいな物だ。僕はそう思った。

人はいつしか野望を抱え、何かをする為に「言語」をあやつる力を手に入れた。

言葉があるから「喜び」「怒り」「哀しみ」「楽しむ」そして「縛られる」

「言葉」の何がそうさせているのか、長く僕は分からなかった。

言葉に縛られてしまうのならば手離してしまえばいい。そう思い手離した。

いや、厳密には手離すことは出来なかった。

そもそも縛られているのか

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内省①

内省①

薄暗い壁の中に
書かれた落書きは綺麗な字で書かれている

設計図なんてないのは当たり前
滲み出てきたものだけを信じてみるだけ

数歩先にある 小さな汚い旗は
ガラクタを何層も塗り重ねただけの上
上がりきらない足を上げて
とりあえずそこまで進んだけど
ゴーグルを外したら一歩も動いていないんだって

世の中案外シンプルで
心をほぐせば 良い時もある
心がほぐれず窮屈なのなら
腹の力を抜くだけだ

落書

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地平線を眺めて

地平線を眺めて

地平線を眺めて 僕は歩く
ずーっと長く 遠い道を

時にうなだれ 力なき日々も
いずれはいい方向に進めると信じて

地平線を眺めて 僕は歩く
先の見えぬ 遠い道を

時に戯れ 夢を語る
無限大の力を信じて

地平線を眺めて 僕は歩く
ゆっくり ゆっくりと足元を見つめながら

自分の欲望を見つめ
ゆっくりと、ゆっくりと

疲れたら休めばいい。
地平線を眺めながら。

琥珀の中の虫のような、死に方をしたい。

琥珀の中の虫のような、死に方をしたい。

あの人から見た僕は冷たいらしい
僕から見たあの人も なんだか冷たく感じる
なんだかむなしい。

僕は、永遠に僕でいたいから
図々しい生き方をしてもいいですか?
僕を愛してくれる人を僕は愛したいのです

もしあなたが、深い悲しみを背負うなら
あなたがくれる温かい気持ちを
あなたを温める為に使いたい

単純、だけどそれでいい
ありきたりだけど そういうもの
そうやって、人は繋がり
何かを得たような気持

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サウナを感じる。自分と、自分以外。

サウナを感じる。自分と、自分以外。

きのう、きょう、さっき。
あぁ。もう。ふぅ。

ぽつ、ぽつ、ぽつ。
たら、たら、たら。
じわ、じわ、じわ。

ふぅ。ふぅ。ふぅ。
とろ。とろ。とろ。

がた。がた。がた。
じゃ〜、じゃ〜、じゃ〜。
じゃぷ、じゃぷ、じゃぷ。

ふぅ、ふぅ、ふぅ。
はぁ、はぁ、はぁ。

ふぅ。ふぅ。ふぅ。
はぁ。はぁ。はぁ。

ふわ、ふわ、ふわ。
とろ、とろ、とろ。

とろ。とろ。とろ。
とろ。とろ。とろ。

とろ。

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そこにいるということ

そこにいるということ

朝起きて眠いと感じ
顔を洗い冷たいと感じる

外に出て日の光を感じ
朝の風の匂いを感じる

人は体で感じる。
心でも感じる。

ふと、僕はどこにいるのか
僕を感じなくなる時がある

僕、どこにいるの?

いつになれど、僕は僕を感じることはできない

感じるのは僕がみた「モノ」からの情報だけ
僕は僕から何も感じていない
いや、感じているのか?
それはどれだろうか。

そこにいるということ
それはなん

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波間

波間

さらさら
ざらざら
ざあざあ

どこに向かう?どこへ行く?
どこから来たのか知らないけれど
ここに来たくて来たんだよね

きっとあの場所より、もっと遠い場所から

ゆらゆら
ちゃぷちゃぷ
じゃあじゃあ

白かったり、青かったり
冷たかったり、暖かかったり
僕を感じに来たんだよね

きっとあの場所より、もっと遠い場所から