内省①
薄暗い壁の中に
書かれた落書きは綺麗な字で書かれている
設計図なんてないのは当たり前
滲み出てきたものだけを信じてみるだけ
数歩先にある 小さな汚い旗は
ガラクタを何層も塗り重ねただけの上
上がりきらない足を上げて
とりあえずそこまで進んだけど
ゴーグルを外したら一歩も動いていないんだって
世の中案外シンプルで
心をほぐせば 良い時もある
心がほぐれず窮屈なのなら
腹の力を抜くだけだ
落書きを宝物だといって
耳を貸さずに大事に何かを守っている
今は無理でも後で気づくよ
自分を変える本当の方法を
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