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《組織で働くのがつらい人へ》 「もう内向型は組織で働かなくてもいい」の感想

おはようございます!

先日、以下の本を読みました。


・職場での雑談や会議が大の苦手。
・ひとりで静かに仕事できたらいいのにな。

もしこのような悩みを抱えているのなら、あなたは「内向型」なのかもしれません。


内向型と聞いてどんなイメージが浮かびますか?

「人見知り」や「内気な性格」というネガティブなイメージが浮かぶ人もいるでしょう。

しかし「そんなことはない」とこの本の著者は言っています。

内向型という特徴は、活かし方次第では働くうえで大きな強みにできるのです。


本書は内向型の人が組織に属さず、自分らしく働く方法が書かれた指南書です。

ワークを通して「どんな働き方が自分に向いているのか」を考えることができます。

この記事では

「今の仕事を続けるべきかどうか悩んだときの7つの判断基準」

について、わたしの意見や感想を入れつつ紹介します。





著者の経歴

 新卒入社した企業を1年強で退職→憧れのウェディング業界に転職→仕事のストレスで適応障害と診断され休職→退職→働きたくないという理由で専業主婦を熱望するも、夫の猛反対により仕方なく金融系企業の営業事務職に→28歳から副業に挑戦→30歳で退職し、フリーランスに→半年後に夫婦で会社設立。

内向型であることに悩んだ経験を活かし、現在は内向型コンサルタントや心理カウンセラーとして働いています。


「自分は組織で働くことが向いていないんじゃないか」

こんな悩みを抱えている内向型の人も多いも思います。

たしかに日本の会社では、内向型よりも外向型の人間を好む傾向が強いですよね。

とはいえ今の会社をやめていきなり独立するのも難しいです。


「続けるべきか別の働き方を考えるべきか」

その判断材料として、本書に書かれている7つの判断基準が参考になると思います。





今の仕事を続けるべきかどうか悩んだときの7つの判断基準


①今のお給料がもらえればそれでいい

やっぱりお金は大事ですよね。

転職したりフリーランスになったりすれば、ほとんどの人は給料が下がります。

「収入が減るリスクを負ってまで転職したいとは思わない」という人は、今の会社で働き続けてもいいのかもしれません。


とはいえリスクとリターンは表裏一体。

リスクを取らなければ大きなリターンは得られません。

もし現状を変えたいと強く願うのであれば、リスクをとる必要があります。

たとえば収入が減るとしても転職をする、趣味の時間を削って副業の時間をつくるなど。

こうしたリスクをとらなければ、「働きやすい環境」というリターンは得られないでしょう。


②やりたいことに挑戦できている

今の仕事を楽しんでいてやりがいを感じていますか?

もしそうなら、わざわざ仕事を変える必要はないかもしれません。

やりたい仕事ができるというのは、なかなか手に入れられるものではありませんから。

その一方、会社をやめてもやりたいことに挑戦できる環境があるなら、やめる選択肢もありだと思います。


③一緒に働きたい人がいる、会社のビジョンに共感している

社内に尊敬できる人がいることは、今後のあなたの成長に大きなプラスとなります。

また会社のために働くことに大きな意義を感じているなら、やめないほうがいいでしょう。

あなたがその会社で働くことで、多くの人に貢献できているのだと思います。

「自分の仕事は誰かのためになっている」と思いながら働けるというのは、とても素晴らしい環境です。


④経験を積むことを目的にしている

「将来やりたいことある。そのための経験を積むのに、今の会社が最適だ」

そう思っているなら、多少辛いことがあっても続けたほうがいいかもしれません。

目標を意識すれば頑張れるはずです。

とはいえ、その経験は本当に今の会社でしか身につけられないのでしょうか?

もしかしたら別の方法があるかもしれません。

会社で働くのが辛いと感じているなら、他の選択肢を考えてみてもいいのではないでしょうか。


⑤内向型に適した環境が整っている

「デスクとデスクの間隔が広い」
「ひとりで進める仕事が多い」

このようにじっくり集中できるオフィス環境であれば、会社勤めのストレスは少ないでしょう。

そうはいっても今の環境が内向型に適しているかどうかは、周りと比較してみないとなかなかわかりづらいものです。

もっと自分に合った会社があるかもしれません。

家族や友人にオフィス環境や仕事内容を聞いてみたり、転職活動をしたりしてみてもいいと思います。


⑥裁量権があり、ある程度自由に仕事が進められる

内向型の人はある程度自分で物事を決められる状況の方が、ストレスなく仕事が進められます。

「自分の仕事は自由がなく、それによりストレスを感じている」
「今後も裁量権が得られそうにない」

もしそうであれば、仕事を変えることを検討した方がいいかもしれません。


⑦社内で悩みを解決できる可能性がある

社内異動やリモートワークなど、今の会社で悩みを解決できる可能性はあるでしょうか。

もしそうなら、わざわざ会社を辞めるリスクを負う必要はありませんよね。

やはり会社を辞めるのはリスクが大きいので、その前に一度上司に相談してみてもいいかもしれません。


以上、参考になれば嬉しいです。

本書にはほかにも

・内向型を活かす働き方
・内向型を活かす仕事を見つける方法

などについて書かれています。

また「組織で働きたくない」という方に著者がおすすめしているのは、「今の仕事を続けつつ、副業という形で少しずつ始めていく」という方法。

「どんな副業がおすすめか」「副業の始め方」についても、本書に詳しく書かれています。


「ストレスを抱えながらこのまま働いていくべきなのだろうか」
「フリーランス的な働き方に興味がある」

このような方は、本書を読むことを強くおすすめします。

わたしはこの本を読み、小さなことでもいいから少しずつ挑戦していこうと思いました。

奥さまにも本書をすすめたところ、副業に興味を持ったようです。


「今の会社を続けるべきか、別の働き方を考えるべきか」

本書を読めばその答えがわかるかもしれません。


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最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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