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ダブルのスーツはおじさんが着るもの?

ダブルのスーツは簡単に言うと、ジャケットにたくさんボタンがついていて、襟がとんがっているスーツスタイルのこと。不思議とおじさんが着ているイメージがある。

そんなことはない。軍服が基になっているそうで、デザイン的にもめちゃくちゃかっこいい洋服だと思っている。

きっと昔の日本映画の影響なのかなと思った。肩パッドモリモリで、着丈が長く、スラックスの裾もダボダボ。でも昔だったらなぜかそれがかっこよく見えた。

これまで覇権を握ってきたスキニーシルエットのスーツから、最近ではゆとりのあるリラックス・オーバーサイズ気味のスーツが好まれるようになってきている。コロナ禍での働き方の変化が関係しているそうだ。

このトレンドから、良い意味でのおじさんっぽさを残しつつ、現代風なシルエットに進化させたダブルのスーツが、セレクトショップや大手紳士服店でも取り扱われてきている。洋服のトレンドや歴史はおもしろい。


…という結論のない長めのぼやきから始まりました。
おはようございます。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

日曜日の朝はいつもこんなことばかり考えているわけではありませんので、くれぐれもご心配なく(笑)


話はスーツに戻りますが、やっぱりオーソドックスなのはシングルのスーツ。周りにダブルのスーツを着ている人は少ないと思います。そんな中で、ダブルのスーツに挑戦するのは結構勇気が入りますよね。

そんな時は東城商店にお任せください。店主の大好物でございます。

今日の記事では、最近提案させていただいたダブルのスーツを紹介していきます。ダブルのスーツに挑戦にするきっかけになってくれると嬉しいな。

<Fabric>
 MIYUKI(mede in Japan)
<Color>
 ネイビー × ウィンドウペンチェック
<Price>
 67,000円 +tax

ボタンの数にこだわりが。

ダブルのスーツを作る際には、前についているボタンの数の選び方が重要になってきます

一般的に知られているダブルのスーツには、6つのボタンがついていますが、初めて挑戦される方には、上の写真のような4つのボタンのスタイルをおすすめしています。

ダブルのスーツは、シングルのスーツに加えて胸元の露出範囲が狭いので、どうしても重い雰囲気になりがちです。それを軽減してくれるのがこの4つボタン。

4つボタンでは、胸元の露出範囲がシングルスーツとほぼ変わらないので、ダブルのしっかりとした印象を残しつつ、程よい軽さを演出してくれます。

ちなみにこれが6つボタン。これもこれで良さがある。
悩みに悩みまくった裏地。
表地はチェックで若々しく、裏地は花柄で渋く。惚れてまう。
柄×柄ができるのも裏地だからこそ。裏地で遊ぼう。
サイズ感は程よい細身をイメージして。
パーティーシーンはもちろんビジネスでも。
柄のスーツは個性があってかっこいい。

以上、いかがでしたでしょうか。

コロナ禍を経て、特別な一着としてオーダースーツをお買い求めいただく方が増えてきました。そういう意味では、人と少しだけ違う個性を出すことができる、ダブルのスーツは魅力的かなと思います。

はじめてのダブルのスーツは、東城商店にお任せあれ!です。

このダブルのスーツを実際に着用しているリール動画を、インスタグラムで紹介していますので、合わせてご覧になってみてください。

それではまた来週!

ここまで読んでいただきありがとうございました😊


●最近、スマートフォン用の三脚を購入し、インスタグラムでリール動画を更新しています。ぜひこちらも覗いてみてください。生地の紹介をはじめ、東城商店の裏側を。店主もたまに登場します。


ご予約・ご相談は、ホームページからいつでも受付中です。ささいな質問などでも構いませんので、お気軽にお問い合わせしてみてください😊


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