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モノを手放した後に起きた事と、ちょっとスピリチュアルな気づき

クリスマスですね。
しかし私は空気を読まずに思い出話をします。我道驀進です。


2016年のこと。
ふと部屋の模様替えを思い立った流れで、不要なモノをゴミ袋2つ分ぐらい、一気に手放したことがあります。

何を思ってそんなことをしたんだろう?
と気になって、当時の日記を引っ張り出して読み返してみました。
が、本当に「唐突に模様替えを思い立って」としか書いてなくて、何の参考にもならず。。。

手放したモノは、当時の日記によると

バイトの頃の給与明細とか、もう加入してない保険関連の書類とか、全く使ってないトースターとか炊飯器とか、いやもうさすがにそんなもんいらんやろ……ってものをあれもこれも手放すことにした

だそうです。
今読み返しても、なんでそんなもの取っておいたんだ当時の自分…と思えるモノたちで良かった。


それから4日後。
模様替えの思いつきと同じぐらい唐突な展開ですが、好きなバンドが出演する音楽フェスのチケットが当たりました。

大阪のラジオ局『FM802』さん主催の音楽フェスでした。
推しバンドのファンクラブ先行が無くて、チケットぴあ等のプレイガイドで購入するしか無かったのに、先行受付分は全部落選していたんです。

「一般発売で取れる気がしなくて、ダメもとで応募してたFM802さんの公式ウェブサイト先行で当たった」
という内容のことを書き残しています。



この時に感じたことや考えたことを、当時はまだ言語化できずにいました。
インパクトのある思い出として、頭に残ったまま時が経ち。自分なりの解釈と気づきへ進化してくれたのは、3年後、2019年になってからです。

引っ越しを前にして。
荷造りと持ち物整理のモチベーションを上げるきっかけになればいいなあ。
ぐらいの軽い気持ちで、やましたひでこさんの著作『新・片づけ術 断捨離』を手に取りました。

今となっては、価値観の根っこにあるぐらい大事な一冊になっているので、何が起こるか分からないのが人生だと思います。ほんとに。

やましたさんは「片づけ」を、こんなふうに定義しています。

必要なモノの絞り込み作業。絞り込む際の軸は、「自分とモノの関係性」そして「今」という時間軸。つまり、そのモノと自分が今、生きた関係かどうかを問い、取捨選択していく行動。

「断捨離」とは”片づけない片づけ方”の章より引用


日記のおかげで振り返ることが出来た、2016年当時に手放したモノを改めて並べてみると。

・バイトの頃の給与明細
・もう加入してない保険関連の書類
・全く使ってないトースター
・同じく全く使ってない炊飯器
・その他、当時の自分ですら「いやもうさすがにそんなもんいらんやろ…」と呆れたモノ

と、どれもこれも私にとっては「今」にそぐわないモノばかりです。
それらを手放したことで、当時の自分が最も必要としていた結果が、舞い込んできてくれたんだと思っています。


スピリチュアルな考え方だ。
と、敬遠されるでしょうか。

しかしもっと単純な話で「人が一度に抱えられる量には限りがある」というのが、言いたいことの本質です。

過去への執着。
未来への不安。
そういうモノで両手が塞がっていたら、不意に訪れるチャンスも掴めずじまいになりかねない。

それを常に心に留め「今」に全力で集中できるのが、断捨離の効能だと思っています。



引き出しの中の整理をしていたら、当時のチケットの半券が出てきたので、今回のnoteを書いてみました。
年末大掃除の一助になるとうれしいです。

今日も良い日になりますように🎄


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