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【本を読む】13歳からのアート思考(末永幸歩)

ここ数年でプレゼンテーションや、他社と会議をする機会が増えました。それによって、「どうやったら、人に“伝わる”のか?」を考え続けていました。

プレゼンの仕方といった書籍を漁ったり、スピーチの学校に行ってみたりしていった中で、人に伝えるというのは、きちんとした自分のスタンスを確立しないことには、成り立たないというところに行き着きました。

そして、自分のスタンスや考え方を確立する為に、思考法に関する本をよく読むようになりました。クリティカルシンキングから、ロジカルシンキング、そして、デザイン思考まで行き着いた先に、アート思考なるものがあることを知りました。左脳を使う思考法から、右脳へと移っていきました。

いちビジネスパーソンとして、どの思考法を軸にしていくかは人それぞれですが、私は右脳系の思考法(デザイン思考・アート思考)が合っているように感じました。

本書は、中学校の授業のような形式で、アート思考に関して説明されていました。今まで何冊かアート思考に関して本を読みましたが、それらに比べて非常に理解しやすい内容でした。

アート思考に関して、いくつか記載されていた内容を3つ紹介します。

「自分の興味・好奇心・疑問」を皮切りに、「自分のものの見方」で世界を見つめ、好奇心に従って探究を進めることで「自分なりの答え」を生み出す

「常識」や「正解」にとらわれず、「自分の内側にある興味」をもとに、「自分のものの見方」で世界をとらえ、「自分なりの探究」をし続けることが欠かせない。

「つねに移ろう不確かな外部環境に合わせるのではなく、自分の内面と向き合い自分軸で「答え」を生み出していく。

アート思考の軸は自分。自分のスタンス・考え方を確立していくには、非常に重宝した本でした。何度も読んで自分のモノにしていきたいです。

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