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「はじめまして、私、ミニフジコです。」 小さなりんごの大きな夢のお話。

みなさんは、小さなりんごをたべたことはありますか? 指先でちょこんとつまめるくらいの小さなサイズです。直径4-5cmほどのミニりんご、その名も「ミニフジコ」は、小さいながらも青森りんごのおいしさそのまま。その小さなりんごの大きな夢のはじまりは、たった一人の農家の情熱でした。

まずは、自己紹介。

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私の生まれは青森県三戸町。南は岩手県、西は秋田県との県境にあります。人口は1万人ほどだけれど、フルーツをつくる農家がたくさんいる町です。

山に囲まれた特徴ある地形は町のタカラモノで、その地形のおかげで、昼夜の寒暖差がはげしく、とても甘いフルーツが実るのです。中でも、蜜がたっぷりつまったりんごは絶品。

その誇り高き三戸町のりんごを小さくしてしまおう、その夢に一生をかけた人がいます。町の農家の中でも、とりわけ研究家として有名だったりんご農家の水野益治さんミニりんごは世にあれど…おいしいミニりんごはまだない…。思い描いたのはこんなシーン。「遊びにいってきまーす」と、小さなりんごをポケットに入れて玄関から走り出す、子どもたち。そして、青空の下で小さなりんごにかじりつく、子どもたち。

何年も何年もかかってこの世に生まれたりんごは、小さいながらも、世界でいちばん人気があるりんごの品種「ふじ」のようだったことから「ミニふじ」とよばれるようになりました。​

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そう、私「ミニフジコ」は、青森県三戸町生まれのミニりんご。小さくても青森りんごのおいしさそのまま。やっとあなたに逢えました。

水野さんのこと

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ミニフジコ の開発者は水野益治さん。

地元の農業高校を卒業した水野さんは、青森県のりんご試験場で栽培の研修を受けたあと就農。その後も、同志で研究グループをつくるなど、研究家として有名でした。「特色あるりんごを」という想いは「小さくておいしいりんごを」という夢に。

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水野さんは、いろいろな品種改良を行い、種から数千本もの苗を育てつづけました。その中から、サイズも味も理想的なりんごがなる樹が見つかり、新品種「ミニふじ」誕生となるまでは、チャレンジから10年以上の月日が流れていたのです。

そうして⽣まれた、私、ミニフジコ。今でも、⻘森県三⼾町の⽔野さんの畑とその近隣でしか安定した栽培がされていません。 自分で言うのもなんですが、とっても希少な箱入りムスメなのです。

小さな赤をめしあがれ

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昔から、ミニりんご自体は存在していて、りんご飴の材料などに使われたりしてきました。けれど、それらのりんごは、酸味がつよくて生でたべるのには向かない品種。

ミニフジコ は、小さくてもそのままおいしいのが特徴。果汁たっぷり、シャキッとした歯ごたえで、糖度だって「ふじ」に負けません。

しかし、なんといっても、ミニりんご界における私の最大の特徴は、保存がきくこと。これまでのミニりんごは長期保存がむずかしかったのですが、私、ミニフジコ は、冷暗所で1ヶ月以上、密閉した袋に入れて冷蔵庫で保存すれば、2ヶ月以上もおいしさそのままなのです。

そしてそして、ミニだけど、ミニだから、いろんなお皿となかよしできちゃうのも、私ならでは。
りんご飴はもちろん、おやつだけじゃなくサラダにもどうぞ。

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品種▶︎ミニふじ
愛称▶︎ミニフジコ
産地▶︎青森県三戸町
たべごろ▶︎12月-翌2月
糖度▶︎13-14度
大きさ▶︎直径4-5cm
重さ▶︎60-90g

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夢は大きくMount Fuji!

農園にいた私を見つけてくれたのは、青森県南部地方の里山の実りを世界に届けるべく様々な活動をしている「SANNOWA」のみなさん。三戸町の果物をジュースやジャムに商品化した「三戸精品」もその活動のひとつです。
この小さなりんごを、町の名産品として人気者にしたい!でもどうしたらいいのだろう?
水野さんがりんごづくりにかけた情熱を知っているぶん、「SANNOWA」のみなさんも、負けないくらい考えつづけてくれました。

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“ 富士山のように、たくさんの人に愛されるミニりんごになってほしい。”

その想いから、私は「ミニフジコ 」という名前をもらい、全国へと旅することになったのです。とってもドキドキしていますが、ワクワクもしています。

まずは、クラウドファンディングでお披露目させていただいています。ご支援してくださったみなさんの、いろいろな町いろいろなお家におじゃまできるのが楽しみです。

農園では収穫がはじまっています。
ご支援の期間は11月26日まで。
クリスマスツリーや鏡もちにも「ミニフジコ 」を。そんなふうに楽しい時間をいっしょにすごしたくて、リターン品の私をお届けするのは12月中ごろにしました。

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▲ 12月の主役
香りゆたかなミニりんごの
フレッシュクリスマスツリー

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▲ ニュータイプな縁起物
紅白の鏡もちでお正月を

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noteで「ミニフジコ 」を知ってくださったみなさん。最後まで読んでくれてありがとうございます。この機会にご支援をいただけてご対面できたら!ミニフジコ は幸せです!もちろん、SNSでシェアしていただけるだけでも、大感激です。
私の全国デビューの応援をどうぞよろしくお願いいたします!

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