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#2 ロボット・航空宇宙フェスタふくしま

お出かけTSC、第2弾は先日、ビッグパレットふくしまで開催されたロボット・航空宇宙フェスタふくしまです!この記事では、ロボット・航空宇宙フェスタふくしまの魅力からビッグパレットふくしまへのアクセス方法まで、詳しくお伝えしていきます。最後までお読みいただければ嬉しいです!

0.「ロボット・航空宇宙フェスタふくしま」とは?

ロボット・航空宇宙フェスタふくしま2022

「ロボット・航空宇宙フェスタふくしま」とは、次世代産業の振興を目指し、企業・大学等による技術交流や商談の場を提供することを目的としたイベントです。

毎年11月中旬ごろに、福島県郡山市にある「ビックパレットふくしま」で開催され、宇宙やロボットに関する企業が出展を行う、東北きってのビッグイベントとなっています。

今年は、11月25日(金)と11月26日(土)の二日間開催され、対面での参加はもちろん、オンラインでの参加も可能となり、延べ5000人の方が参加しました。

今回、お出かけTSCのメンバーの1人が、公共交通機関を使い、一般向けである11月26日(土)にビックパレットふくしまへお出かけしてまいりました!

1.いざ、ビックパレットふくしまへ!

仙台からビックパレットふくしまへ

今回、お出かけTSCでは仙台市から『ビックパレットふくしま』へ向かいました。

『ビックパレットふくしま』は、福島県南部の郡山市にあり、仙台からであれば新幹線で40分足らずで向かうことができます!

お出かけ部隊は朝6時40分仙台駅に到着。実は、TSCのメンバーも今回出展するアストロコネクト様の出店のお手伝いをさせていただけることになり、朝8時から会場準備に携わることとなっていました!

6時51分に新幹線に乗車。いざ、郡山へ!(初!)

郡山市イメージキャラクターのがくとくん!

新幹線に揺られること39分。あっという間に郡山駅に到着。新幹線をおり改札を出ると郡山市のイメージキャラクターのがくとくんがお迎えしてくれていました!!

ここから、『ビックパレットふくしま』までは、シャトルバスが出ています。普段、平日では30分~1時間に一本くらいのペースで、休日は1時間強くらいのペースで通っているようです。

この日は、ビッグイベントということで朝8時から9時は15分に一度シャトルバスが出ていました。

ビックパレットふくしま

シャトルバスに乗り、揺られること15分。ついに、『ビックパレットふくしま』に到着。で、でかい!

後で調べたところ、敷地面積は50,000m²あるそうです。(楽天モバイルパーク宮城4つ分・・・!)

会場に入ると、たくさんのブースが。ロボット・宇宙開発・天文・・・。見ているだけでワクワクしてきそうです!

9時頃から続々とブースを担当する企業や大学の方が会場に集まり準備を始めていきます。普通では見られないイベントの裏側まで見ることができ、とても勉強になりました。

2.ついに開場!ワクワクの詰まったロボット・航空宇宙フェスタ開幕!

福島ロボットテストフィールドブース

午前10時、ついにロボット・航空宇宙フェスタが開幕しました!

開場から徐々に人が増えていき、あっという間に会場全体が参加者で溢れかえっていました!お子さんと来られた家族連れや、宇宙ロボットが好きな高校生など、幅広い方が足を運んでくださっていました。

今回はイベントに参加した魅力を2つ、紹介していきます!

魅力① -最先端を行く、出展の数々!-

開場には色とりどりのブースの数々!たくさんの企業が東北の地に集まり、最先端の技術の紹介や参加型のアクティビティを繰り広げております!今回はその中のいくつかピックアップしてご紹介いたします!

宇宙×教育!~株式会社アストロコネクト~

アストロコネクトブース

まず、ご紹介するのは株式会社アストロコネクト様のブースです!

アストロコネクト様は以前からTSCとやり取りをしていたこともあり、今回はお手伝いさせていただいておりました!

こちらのブースでは、なかなか手に入れることの難しい人工衛星かるたや、天文写真缶バッチなどの物品販売の他、お子さんが参加できるプラネタリウム体験ブースや缶バッチ手作り体験などがあり、多くのお客様がお楽しみなさっていました。

エアムーン

特に目を引いたのは、この特大の月!

エアムーンと言って、直径2.7mもある月の模型です!表面が実際の月の表面を忠実に再現してあるので、月の裏側を覗くことも。皆さん興味津々で写真を撮っておられました!

最先端の宇宙開発! ~株式会社ダイモン~

株式会社ダイモン様のブース

次にご紹介するのは、株式会社ダイモン様のブースです!

株式会社ダイモンとは、手のひらサイズの小型月面探査機「YAOKI」の開発を行っている、日本を牽引するベンチャー企業です。

「YAOKI」操縦体験ブース

このブースでは、小型探査機「YAOKI」の操作体験を楽しむことができました!ラジコンのように最先端の探査機を操縦することができ、宇宙開発が今まさに進んでいるんだという興奮を味わうことができました!

株式会社ダイモン様では、このような操縦体験を年に数回実施しているようです!ぜひ、みなさんもてのひらで最先端を動かす体験をしてみてください!!

魅力② -宇宙開発に関する様々な講演会-

ステージ

本イベントは出展もかなり楽しい要素の1つなのですが、もう1つ忘れてはならないのは、講演会です!

11月26日(金)には、インターステラテクノロジズ株式会社代表取締役の稲川貴大さんや株式会社テラ・ラボ代表取締役の松浦孝英さんの講演会、宇宙飛行士であり東京大学特任教授の野口聡一さんのトークショーなど、気になるステージが目白押しでした!

今回はその中でお出かけ部隊が参加することのできた講演会をご紹介していきます!

民間ロケット開発の最前線

インターステラテクノロジズ

こちらはインターステラテクノロジズ株式会社代表取締役の稲川貴大さんによる講演会でした。

インターステラテクノロジズ株式会社は、北海道に本社を置く、ロケット輸送の日本最大級の企業です。実は福島にも支社を構えており、今回はその代表取締役の稲川貴大さんが講演をしてくださいました。

初めに、近年の宇宙業界の民間における成長と、ウクライナ戦争などの国際的な情勢の変化から、安全保障に関連するロケットの打ち上げの需要の増加に言及しました。実際に昨今のニュースで流れる上空からの戦況は、民間が運用する人工衛星によるものであることが多く、実感としても感じるところではあると思います。

その後、ロケットの需要が増加した社会におけるインターステラテクノロジズの立ち位置や、これまで作ってきたロケットの技術的に優れている点、開発における失敗などについてお話しされました。試行錯誤を繰り返しながら進めるロケット開発に、人々の地道な努力の跡を感じました。実際の実験動画は、迫力がすごかったです・・・!

そして、北海道スペースポートの魅力と福島支社を通したさまざまな地域連携についてお話しした後、これからの豊かな未来への期待と展望をお話しされ講演会は幕を閉じました。

講演会を通して、これからの宇宙業界に対する期待が高まるとともに、日本の国際的な立ち位置について考えさせられました。

本講演はYouTubeで公開されておりますので、当日会場に来られなかった方はぜひ、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

この他にも魅力的な講演会が数多くありましたが、残念ながら見ることはできませんでした・・・。来年はすべての講演を制覇したいと思います!!!

3.「ロボット・航空宇宙フェスタふくしま」に参加した感想

ロボット・航空宇宙フェスタに出現したゆるキャラたち

個人的に初参加となりましたが、まだまだ楽しめる要素がたくさんあると感じました!1日ではとても楽しみ切れないほど充実した出展と講演会で、また明日も行きたい!と純粋に感じました!一般向けの公開日が1日だけなことがとても残念でなりません・・・😢

ビックパレットふくしまは、アクセスが非常によく、県をまたいだ仙台からでも最短で1時間30分ほどで向かうことができます。来年以降も会場が変わらないのであれば、東北にお住まいの方はぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。

来年も必ず参加したいと思ったので、来年もお出かけTSCでもれなく全力でレポートしたいと思います!!!

4.最後に

最後までお読みいただきありがとうございました!今回の記事を読み、少しでも行ってみたいなと思っていただけたら嬉しいです!

私たちTohoku Space Communityでは、「東北を宇宙でワクワクさせる」というミッションを果たすため、様々なことに挑戦しています!

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