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当麻の歴史裏話

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当麻町の歴史資料に掲載されている出来事や掲載されていないものについて、町民さんの記憶を元に取材し、ご紹介します
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記事一覧

当麻の記憶#16 平成初期の昔話

開基100年の年は、全町民対象の大運動会、当麻鐘乳洞・JR当麻駅前と2日間の日程で行われ…

当麻の記憶#15 先生の昔話

「平成4年は、全ての行事名に“100年記念”が付けられていました」と懐かしそうに話すのは当…

当麻の記憶#14 食堂の昔話

6年前、約50年の歴史に幕を降ろした「和可奈寿司」。突然の閉店に対する驚きは今でもはっきりと…

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当麻の記憶#13 戦争と引き揚げの昔話

元小学校教員で現在、当麻小学校の裏に住居を構える樋口一也さん(昭和9年12月14日生)。樺太で…

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当麻の記憶#12 商店街の昔話

「昔はね、そこの信号から線路までぎっしりお店が並んでいたんですよ」。そう話すのは、町のメイ…

当麻の記憶#11 鉄道の昔話

4条西4丁目、道道当麻愛別線沿いにある「片山運動具店」。運動用品の販売やスキーのメンテナン…

当麻の記憶#1 市街地区の昔話

当麻町は令和4年5月に開拓130年を迎えました。 当麻がこれまで辿ってきた歴史は当麻町史をはじめとした町史の資料で知ることができます。当麻町に関わる大きな出来事や事件などは記録されていますが、おじいちゃんおばあちゃんの昔話など“個人の記憶”は記録されません。「昔はこうだったんだよ」「私たちの若い時はね」…。その記憶を後世に残すために「当麻の記憶」という企画を始めました。 北條憲太郎さんは歴史公園の真迎えにある「フタバ時計店」の2代目店主です。当麻小学校がまだ“当麻尋常小学校

当麻の記憶#2 神社とスキー場の昔話

当麻神社鳥居の向かい側、宮前橋の横に商店の名残がある建物があります。ここに居を構えている…

当麻の記憶#3 東地区の昔話と蛇にまつわるお話

原口博己さん(昭和13 年5月13日生)は、6歳の時に当麻町中央3区から当麻町東1区に移り住み…

当麻の記憶#4 戦後開拓の昔話

当麻鐘乳洞のある開明地区は、元陸軍の軍用地で戦後に開拓されました。 開明1区で農業を営む…

当麻の記憶#5 北星地区と消防団の昔話

伊藤昭さん(昭和3年3月5日生)は、北星地区に生まれ、今も旧北星小学校裏に住居を構えていま…

当麻の記憶#6 軍用地の昔話

緑郷地区は、開明地区と同じく戦後に開拓された土地です。戦時中は軍用地として使われており、…

当麻の記憶#7 宇園別地区の昔話

 「この辺りの風景は子どもの頃からあまり変わっていないんだよ」と話すのは、宇園別小学校のす…

当麻の記憶#8 伊香牛地区と親子山の昔話

 当麻に屯田兵が入植したのは明治26年。しかし入植前から開拓が始まっていたのが当麻町と愛別町の間に位置する「伊香牛地区」です。なぜかと言うと伊香牛には水路の要である渡船場・駅逓があったため。この地区の名前はアイヌ語で“イイカウシ(越す所)”と呼ばれていたことが由来です。 この地区に生まれた白鳥富雄さん(昭和7年11月5日生)。当麻駅とともに今年開駅100年を迎える伊香牛駅があるこの地区は昔は非常ににぎわっていたと話します。終戦頃にはパチンコ屋、居酒屋、呉服屋、お菓子屋、床屋