【中古で買う前に必見！】自転車窃盗犯に仕立て上げられるというリスク■2023年07月03日更新
広島県広島市にある『動く』自転車屋【サイクルサービストグト】のnoteをご覧いただきありがとうございます。
タックル(釣り具)は中古で買うことが多い『快適長持ち系自転車安全整備士』ノーリー(店長)です。
たぶん高級リールを使っても魚にはわからないし、道具の性能は釣果にはあまり影響しないと思っています。
釣りに関しては素人なので、違ったらごめんなさい。
■気軽に個人売買ができる世の中で…
SNSを見ていると、フレームセットが個人売買で売りに出されているのを発見しました。
そこに
「購入したいです！」
と、食いついているSNSユーザーもいるじゃあないですか。
アカウントを拝見する限り、売る側も買う側も素人のようで、勝手に心配になります。
ちゃんとリスクをわかって売買していればいいんですが…。
そういえば当店でも、インターネットで自転車を買ったので整備をお願いしたいというご依頼も増えています。
メルカリで買ったとか、個人売買で買ったとか。
当店としては合法的に手に入れた自転車で、合法的に運用するのであればご依頼を承ります。
設備や仕様の都合上、できないこともあるかもしれませんが、ご相談は大歓迎です。
■中古で自転車を買うのはアリ？ナシ？
現状では新車しか販売していない当店ですが、このテーマについて私なりの意見を申し上げます。
結論としてはアリです。
ただし、万人に対しては強く推奨はしません。
理由はやはり安全性や車体寿命が見えないからです。
どうしても欲しい車種が生産終了したので中古で買うしかない場合や、あくまでも部品取り用に購入するのは有効だと思っています。
あるいは、中古で車体(フレームセット等も含む)を手に入れたとして、その後の整備等を任せられるプロを見つけているなら大丈夫かもしれません。
部品の動作や詳しい内部に問題があった場合や、パーツの互換性がメチャクチャだった場合等だと余計にお金がかかります。
■いつの間にか犯罪に巻き込まれているというリスク
ちゃんとしたショップで購入するなら、車体寿命の他は大きなリスクは無いと言えるでしょう。
問題はメルカリ等の個人売買です。
もっと言えば、個人に限らず悪徳業者も含みます。
どういうことか、ご説明しましょう。
日本では自転車防犯登録が義務付けられています。
その自転車が誰のものかを証明する大切な仕組みです。
それを無視していたら、せっかく購入した愛車が実は盗難品だった！
という可能性もあり、場合によっては現在の持ち主に窃盗容疑がかかります。
ちなみに防犯登録シールは、一度貼ってはがそうとするとこうなります↓
シールを目立ちにくいところに…という気持ちはわからなくもないですが、車体番号を隠すように貼るのは明らかにNGですよね。
■自転車個人売買でこんな相手とは取引するな！
前述した通り、自転車には防犯登録が義務付けられています。
そして乗り物なので、いろいろな書類が必要なわけです。
それを踏まえて想像してみましょう。
例えば、あなたはメルカリで偶然、欲しい自転車を見つけました。
サイズも大丈夫そうで、何より見た目が好みです。
早速、売り手に質問してみました。
「こちらの商品を購入する場合、譲渡証明書を一緒に書いてもらえますか？」
と。
これは必ず必要な質問です。
そして相手が譲渡証明書の作成に応じてくれない場合は、取引を諦めましょう。
譲渡証明書の作成には住所や電話番号が必要で、お互いにそれは知られます。
身分証で書面に間違いが無いか、お互いに確認することも必要です。
メルカリ等の個人売買では相手に住所等が知られなくて済むという安心感もあるかもしれませんが、自転車の取引の場合はそうはいきません。
譲渡証明書が無いと、自転車の新しい持ち主は防犯登録ができないどころか、窃盗犯の疑いをかけられることすらあります。
売り手が防犯登録の抹消をせず、新しい持ち主に売ったとしましょう。
そこで売り手がこっそり盗難被害届を出したら、買い手は窃盗犯に仕立て上げられてしまいます。
クルマでもオートバイでも同じですが、乗り物を売り買いするにあたって書類は必要で、売り手も買い手もお互いに相手の情報は必要です。
■騙される前に当店が中古の個人売買のお手伝いをします！
SDGsが叫ばれる現代において、中古自転車の売買も盛んになってきています。
まだ乗れるのに捨ててしまうより、次に大切にしてくれる人が乗った方がいいことも多いでしょう。
しかし、中古自転車の個人売買を簡単に考えるのはあまりにも危険です。
自転車やフレームセットには車体番号(シリアルナンバーともいう)が付いています。
それをもとに防犯登録を進めるわけですが、中古の個人売買だと書類がそもそも無かったりして合法的に乗れなくなるかもしれません。
それだけならまだしも、窃盗犯にされたらどうしますか？
売り手も買い手も売買する前にいろいろと準備が必要です。
事前に知識を付けておくことはもちろん大切なことですが、そうは言っても手続きが面倒だったりしますよね。
当店は広島県防犯登録指定店です。
売り手側には今現在の防犯登録の抹消を。
売り手側と買い手側には譲渡証明書作成を。
買い手側には交番での防犯登録証明書発行と新たに防犯登録を。
自転車関連の書類はプロにお任せ下さい！
『動く自転車屋』、『自転車の便利屋』だからこそできるサービスがあります。
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◆そもそも中古で売買する前に！
間違いなく中古より新品の方が安心で、手間もかかりません。
購入後のことを考えると、よほどの事情が無い限り、自転車もフレームセットも新品で買う方がメリットは多いです。
それでも憧れの車種を中古で購入し、自分好みに仕上げていくのもロマンはあるでしょう。
物理的に新品で手に入らない場合は中古の個人売買を利用せざるを得ません。
そんな時は、当店が画面を一緒に見ながらアドバイスもします。
もちろん有料のサービスですが、売買段階からアフターケアませお任せ下さい。
当店は中古で手に入れたという自転車のオーバーホール経験も豊富です。
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合法的に愛車をお迎えし、合法的に愛車に乗りましょう！
売り手側も買い手側も、遠慮なく当店にご相談下さい。
■自転車関連のご注文・ご依頼等はメールか公式LINEでお気軽にどうぞ↓
当店は出張修理等が多いため、決まった店休日や営業時間という概念がありません。
他店様が営業していない時間帯でも予約制にてご依頼等を承ります。
また、当店にて自転車の販売(防犯登録含む)も行っておりますが、他店様にてお買い上げの自転車の組立や点検及び調整、修理やカスタマイズ、オーバーホール等のアフターケアも大歓迎です。
ご依頼･ご注文等の相談はメールか公式LINEで24時間いつでもどうぞ↓
★メール★
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