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写真約150枚!ユーザーさんの想いを大切にしつつ、オシャレに大復活!◎2024年07月04日更新

広島県広島市にある『動く自転車屋』『自転車の便利屋』サイクルサービストグトのnoteをご覧いただきありがとうございます。

こんにちは、アシスタントJです。
今回は14年前のクロスバイクをレストア(?)オーバーホール(?)しつつ、ユーザーさんのご希望をできるだけ具現化した作業をご紹介します。


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当店は出張修理等が多いため、決まった店休日や営業時間という概念がありません。
他店様が営業していない時間帯でも予約制にてご依頼等を承ります。
また、当店にて自転車の販売(防犯登録含む)も行っておりますが、他店様にてお買い上げの自転車の組立や点検及び調整、修理やカスタマイズ、オーバーホール等のアフターケアも大歓迎です。

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■今回の患『車』とユーザーさんのご要望

まずはお預かり時点の状態から。

★ブランド★
【GIANT】(ジャイアント)
★車種★
ESCAPE R3.1(エスケープ アールスリーポイントワン)
★年式★
2010年式

【GIANT】の定番クロスバイクとして知られるESCAPE R3の派生モデルとしてリリースされたのがESCAPE R3.1です。
当時はR3がグリップタイプのシフターだったのに対し、R3.1はトリガータイプのシフターを採用しました。
今ではトリガータイプのシフターが主流ですね。
…ノーリー店長の受け売りですが。

長い年月を共にしてきている分、キズや汚れ等もそれなりにあります。

ステムは元々ブラックでした。
日焼けによってシルバーに変色し、部分的にグラデーションが入っています。

フラットハンドルバーでスピードを出す際にはぜひとも使いたいのが、『バーエンドバー』です。
持ち替えることで力を入れやすくなります。
パイプの先端が丸見えなので、これは何とか解決したいところです。

ブレーキレバーに内蔵されたベルですが、ベルを鳴らすための打ち子が折れています。
ベルは別で付けることになりそうです。

ブレーキアームの金具もひどく錆びています。
これが折れるとブレーキが効かなくなるため、交換しておいた方がいいです。

ハブは前後ともガタガタでした。

リムのブレーキシューが当たる部分『ブレーキエリア』も前後ともすり減っていたため、ホイールは交換することになります。

タイヤも寿命を過ぎていました。

消耗品は替えるしかありません。

カセットスプロケットも、

チェーンも

チェーンリングもサビだらけです。

シフトワイヤーも錆びていたりほつれたりしています。

ペダルはガタが大きく、寿命を迎えている状態です。

スタンドはサビのせいか少し動きが悪い状態でした。

サドルには破れがあります。

ユーザーさんのご要望として、シフターのインジケーター(窓)は外してほしいとのことです。
また、各消耗品は基本的に交換する前提ですが、今すぐの予算は限られます。
優先順位を相談しながら決めて、できるだけカッコ良く仕上げたいそうです。

オーバーホールやレストアは車体の状態次第で必要となる費用が大きく異なります。
そして、ユーザーさんが想定している金額よりは大きくなる場合も多く、車体を買い替えた方が安く済むことも多いです。

店長も車体買い替えのパターンと修理(レストア)のパターンでお見積もりを出し、ユーザーさんとしては愛着のあるフレームをまた使いたいとのことでした。

ちなみに当店では、店長の気まぐれでキャンペーンを非公開で実施することがあります。
ここでは詳しく書けませんが、当店にて必要部品をまとめて購入・依頼していただくのが、なんだかんだで結局お得となります。
今回もいろいろな条件を駆使してユーザーさんの希望予算を実現できました。
ユーザーさんとの対話を大切にしながら、一緒にできるだけ理想に近い車体にしていくことは店長の得意分野です。

■オーバーホール、レストアの料金は?

余談ですが、大切なことなのでここでもご説明します。
料金は実車を見てみないとお答えできません。
もっというと、診断作業をしてみて初めて正確なお見積もりが可能です。
その理由は↓の通りです。

例えばハンドルバー。
バーテープやグリップで隠れていて、外してみないと状態がわかりません。
車体が転倒したりぶつけられたりすると、割れたり変形したりします。
ハンドルバーの交換でも破損のしかたで必要になる工賃が変わりますし、選ぶハンドルバー(製品)次第で金額が変わるのは仕方が無いことです。

また、BB(ボトムブラケット)やヘッドパーツ等も同様で、外して中の状態をチェックすることも必要になります。
この診断作業は有料ですが、当店でご依頼いただければ診断料の分を合計金額から引かせていただくので実質無料です。

このように、実車をみればある程度はお見積もり料金のご案内はできますが、自転車は分解してみないとわからない部分もたくさんあります。
オーバーホールやレストアのご相談の際はひとまず1度、実車を見せて下さい。
遠方にお住まいの方も大丈夫です。
非対面でもある程度の料金を相談する方法がありますので、適宜ご案内させていただきます。
事前準備として、できればnoteアカウントを無料作成した後、当店公式noteをフォローしておいていただけますとスムーズです。

蛇足ですが、全てを一度にまとめて実施すると工賃は節約できますが、部品代が高く付くことも少なくありません。
日頃からの点検やメンテナンスを実施することで、『予期せぬ大きな出費』を避けられることも多々あります。
目安として、半年~1年に1度はプロによる点検を受けるといいでしょう。

2024年7月時点では、車体全体のオーバーホール基本工賃は3万円~6万円くらいです。
車体の仕様や状態(汚れ具合)、必要な交換部品を当店でお買い上げいただいたものか持ち込みによるものか、その他諸々の条件で大きく異なります。
レストアは必要部品の交換がメインで、工賃は2万円~5万円くらいです。
こちらも当店にてお買い上げの部品か否かで金額が大きく異なります。
ゲリラ的にキャンペーンを実施することもあるので、まずはヒアリングからさせていただけると幸いです。
現時点では応対から作業まで全て、店長が行います。

金額だけで見ると安いと思われにくいかもしれません。
しかし、当店の作業の様子をご覧いただければ工賃の理由も頷けるはずです。
事実、当店にて作業を終えて納車したユーザーさんからは、
「作業内容見たら、実は安かったね。
すごく得した気分。」
とか
「これ、安すぎじゃない?
大丈夫?」
なんて言われることも多々あります。
ひとつひとつの作業を単発で行うと普通の料金ですが、まとめて行うことで工賃がお得になり、車体も長持ちするため後々の維持費削減も可能です。

■作業開始

今回の患『車』のリアディレイラーハンガー(RDH)には、リアラック用の雌ねじ(以下、『ダボ』と表記します)があります。

リアディレイラー取り付け部分も合わせてリタッピングしています。
こんな細かい部分にも手を抜きません。

リアブレーキ台座は脱着可能です。

ブレーキ本体もそうですが、台座の交換が必要になることもあるかもしれません。
その時が来たら、当たり前に交換して修理ができるように、今のうちに下処理をしています。

フロントフォークのブレーキ台座はフォークと一体型でした。
ブレーキ本体固定用ボルトがねじ込まれる部分のねじ精度を上げています。

もともと使われていませんでしたが、フロントフォークのダボもリタッピングしてダボの精度上げをしています。

今はまだ使わないかもしれませんが、後々カスタマイズをするかもしれません。
いざという時のために、『きちんと使える状態』にしておくことは大切なことです。

シフトケーブルガイド固定用の雌ねじも抜かりはありません。

フレームのエンドにもしっかり手を入れていきます。

手というか工具ですが…。

工具が入る部分はもれなく下処理をしています。

ボトルケージ用台座はどちらもすでに良好でした。

RDH取り付け用雌ねじも下処理をしておきます。

シートチューブは面取りしておきましょう。
こうすることで、シートポストを傷付けにくくすることができます。
シートポストが傷だらけになっていたのは、販売時にこの処理がされていなかったからかもしれません。

BBシェルはJISタイプです。

リタッピングしておいて正解でした。

今後、BBを替えることもあるので、BBシェルフェイシングもしておきます。
この作業はユーザーさんとの話し合いで、やる or やらないを決めます。

フレームの下処理が済んだら洗浄していきます。

フロントフォークも同様です。

レストアやオーバーホールなら、通常の洗車では落とせない汚れを落とせることもあります。
今回もずいぶんキレイになりました。

フレームやフォークの下処理が済んだら各パーツの下処理です。

玉の摩耗が大きく、リテーナーから外れています。
ヘッドパーツは寿命を迎えていました。

そういえばダストシール(ゴム)もボロボロに破れていました。
本来なら要交換ですが、適合するヘッドパーツがしばらく欠品中です。
通勤等でお使いになるとのこと、なんとか延命処置ができそうだったこともあり、今回は特別に延命処置を施します。
リスクもあるので、そこはユーザーさんとの話し合い済みです。

徹底洗浄し、この度当店で新たに導入した超高性能グリスを惜しみなく使っていきます。

高温にも耐えることができ、極圧状態でも性能が落ちません。

組み直していきます。

ヘッドベアリングセットを戻しました。

ヘッドパーツが手に入るようになったら交換するため、必要に応じて外せるようにヘッドチューブにも下処理をしています。

慎重にヘッドセットを圧入中です。

フォーククラウンも錆びていたので、できるだけサビを落としてグリスで包み、これで様子をみてみます。

トップカバー(ヘッドカバー)のダストシールが破れて再利用できない状態だったので外してみましたが、やはり大きな隙間ができてしまいます。
このままだと水が入り込みやすいので良くない状態です。

偶然、適合するトップカバーが余っていたので試しに付けてみました。
見た目はいい感じです。
ただし、このままだとトップカバーのフチとヘッドベアリングが当たり、ヘッドの玉当たり調整をすると中心部分が破損してしまいます。

イレギュラーな方法ですが、トップカバーの中にコラムスペーサーを入れることで問題解決してみました。

ベアリングが寿命だったのでスムーズとは言いがたいですが、ハンドル操作はできる状態になりました。

今回はスプロケットとチェーンは新品に交換することになりましたが、予算の都合でBBとチェーンリング(クランクセット)はできるだけ再利用ということになりました。
これまたイレギュラーな作業ですが、シールをめくってみるとグリスがほとんど残っていませんでした。
ただし、洗浄してみると回転は悪くありません。

ここでも大活躍!
新導入の【RED-I】(レッドアイ)ウルトラプレックス EP グリスです。
こちらのグリスも当店にて販売しております。

反対側はひどく汚れていました。

洗浄してみると動きは良くなりました。

ウルトラプレックス EP グリスを左右のベアリングにタップリ注入し、改めて感触を確かめてみると、いい感じになりました。

基本的にBBとクランクセットはまとめての交換になりますし、近日中には交換推奨ではあります。
が、ひとまず使えるレベルには復元できました。

交換する時に作業がしやすいよう、BBシェルにはまた別のグリスを使っています。

BBを装着してみました。

強く締め込み過ぎると動きが悪くなってしまうので、加減をしなければなりません。
合わせて、こまめな点検も必要です。

RDHも交換が発生しやすい部品です。
スムーズに脱着できるよう、ボルトにも下処理をしています。

幸い、ボルトの状態がいい個体でした。
製造工場から出荷された時点で少し頭をナメられていることも多々あるため、油断はできません。

リアのVブレーキ台座(『スタッドボルト』とも言う)には、緩み止めのための下処理をしてからフレームへ装着しています。

ボトルケージ台座用ボルトを使い、各ダボのねじ山に長持ち処理をしておきました。

これからボトルケージを使うようになるかもしれませんね。

シートクランプはサビのせいで動きが悪くなっていました。

特殊なケミカルで可能な限りサビを除去し、注油するとキチンと動くようになりました。

カスタマイズしたいということであれば交換してもいいですが、こだわりが無ければ交換する必要はありません。

シートポストのヤグラ部品も錆びていました。

汚れもたまっています。

当店ならここまでキレイになります。
あの錆びていたボルトも見違えるほどです。

ボルトも消耗品なので、定期的に交換が必要ですが、今回はまだ大丈夫そうでした。
店長曰く、職人による長年の経験と勘だそうです。

サドルは破れていますが、雨の日は使わないとのことで今回は交換を見送ります。

チェーンリング(フロントギア)とクランクのセットです。

サビが進行しています。

チェーンリングは分解して洗浄と磨き作業をしていきます。

クランクも洗浄してみました。

使用感はありますが、輝きを取り戻しています。

左クランクも洗浄しておきました。

店長頑張ったと思います。

続いて前後のディレイラー(変速機)です。

磨きと洗浄をしてみました。

しっかり乾かしてから、リンク部分に注油をしています。

リアディレイラーはほとんど分解できない構造でした。

プーリーには粘土が蓄積しています。

駆動系の洗浄と注油が大切ですが、洗浄を忘れてしまう人が多いそうです。
または、洗浄はしていてもプーリーだけ忘れてしまうというユーザーさんもいます。

粘土は削り落とします。

それからしっかりと洗浄していきます。

リアディレイラーもリンク部分には注油済みです。

当店にて販売しているタイヤは、側面のヒゲ抜きサービスを無料で行います。

地味な作業ですが、これをやっておくと側面のヒゲがフレームやフォークに当たることで生じる異音が鳴りません。

ロゴとバルブの位置も前後でビシッと合わせます。
決まりは無いし性能にも影響はほとんどありませんが、車体の見た目も大切です。

ホイールは【P&P COMPONENTS】(ピーアンドピーコンポーネンツ)のWH-A1800Rです。
前後セットで税込み2万円を切る(2024年07月03日時点)ので、ロードバイクやクロスバイクのリムブレーキ対応ホイールで補修用にオススメしています。
安価なので精度は値段なりですが、当店で販売するホイールは全て調整済みです。

新品のホイールなのに、当店へ入荷したらハブの洗浄・グリスアップ、センター出し、振れ取り、馴染み出し等を行います。
指定が無ければグリスは多めの耐久性重視です。

WH-A1800Rはリアでも税込み1万円未満(2024年07月03日時点)なのに、シマノタイプのロード用11速カセットが使えます。
スペーサーを入れることで8速~10速にも対応可能です。
店長によるチューンナップは今のところ無料キャンペーン実施中なので、おそらく他店様で購入するよりお得だと思います。

1万円未満のホイールとは思えないほどよく回ります。
入荷時点の状態(製造工場から出荷された状態)とは比べ物になりません。

フレームやフォークにはコーティングもしています。
今回は【SURLUSTER】(シュアラスター)ゼロフィニッシュです。
コーティングの有無や、使用するコーティング剤でも工賃が異なります。

RDHはスペアを持っておくのがオススメです。
歪んでいたので、慎重にアライメント調整しています。

ブレーキは新しくするついでにカスタマイズすることになりました。

【SHIMANO】(シマノ)DEOREのアームに【TIOGA】(タイオガ)のシューです。
効きの良さはバッチリで、オシャレに仕上がります。

クランクセット装着。

ペダルにも下処理をしています。

ペダル装着。

リアディレイラー装着。

ブレーキレバーのマイクロアジャスターが破損していました。

適合するものがあったので解決済みです。

ハンドルバーは変形していたので交換しました。
ユーザーさんのご要望で、今回はライザーバーを下向きに付け、ブルホーンバーのようにしています。

ワイヤー類を通す前に、ポジションチェックが必要になりました。
ユーザーさんにはサドルへ実際に座っていただき、ハンドルバーの確度やレバーの確度、バーエンドバーの確度を微調整済みです。

エンドプラグが無く、パイプの末端がむき出しです。
このままだと人肉を抉る危険性があるため、何とかフタをしたいところ…ってこれ、ウイスキーのフタじゃないですか。
まさか、それは…

入りました!
ジャストフィットです。
「お酒のフタって自転車で使えるからストックしているのよ。
自転車のためにも日本酒とかウイスキーとかワインとかを飲み続けないとな…」
と店長は言います。

確かに自転車屋とは思えないほど、お酒のフタがいろいろありました。
しかし店長、私にはわかります。
絶対自分が飲みたいだけですよね!?

ハンドルバーやバーエンドバーの先端処理が解決できそうなので、ブレーキレバーやシフターにも注油しています。
これまた新しく導入したオイルです。

長持ちさせるために、ケミカルをたくさん使います。

ブレーキインナーワイヤーはよくあるステンレス製です。
インナーワイヤーにも長持ち処理をしています。

チェーン接続。

シフトワイヤーを繋いで…

調整を行います。
【SHIMANO】NEXAVEの調整はなかなかシビアだそうです。

スタンドは再利用できる状態でした。

なるべくフレームを傷つけないよう、ゴムシートを貼っています。

ゴムシートはもともと廃チューブです。

チューブがパンクして使えなくなっても、1本くらいは持っておいてもいいのかもしれません。

シートを貼って、可動部に注油してスタンドの下処理はOKです。

ボルトも錆びにくくするため、『オイル漬け』にしてあります。
当店のケミカル使用量は、店の規模に対して多すぎです。
店長としてはユーザーさんのためにも妥協できないのでしょう。

バーテープを巻いていよいよ完成です。

■完成

ブルホーンにあこがれているという今回のユーザーさん。
Vブレーキ仕様の車体だと実現が難しいですが、喜んでいただけるカタチに仕上がりました。

それでは各部を見ていきましょう。

ブルホーンハンドルバーにもいろいろな種類があります。
イメージとしては【NITTO】(ニットー)RB021や【SIXTH COMPONNENTS】(シックスコンポーネンツ)HORUSのように、『R』が多く表情豊かなものだそうです。

できるだけ一体感が出るようなバーテープの巻き方です。
左右2つあったので、ハンドルバーの両サイドにはスコッチウイスキー『ラフロイグ』のフタを使っています。

ハンドルバーはセオリーの付け方とは違いますが、操作性や安全性には問題無いと判断し、ユーザーさんのご希望を叶えるスタイルにしています。

ベルは別のものを装着します。

ヘッドパーツの見た目はいい感じに仕上がっています。

今回はヘッドパーツの適合品が手に入らないので延命処置をしていますが、部品が手に入れば早めに交換したいものです。

こだわりのブレーキは性能も見た目も妥協がありません。

ブレーキシューを色付きにする場合、現時点では【TIOGA】のシューがオススメです。

【P&P COMPONENTS】WH-A1800Rはリムブレーキのロードバイクやクロスバイクの補修用としてのコスパは高いです。

当店でお買い上げの場合は、今なら店長による『ノーリー・チューン』サービスが無料で付いてくるので、圧倒的な破格となります。

タイヤは【MAXXIS】(マキシス)RE-FUSEです。
重量は軽いとは言えませんが、突き刺しパンクに強いというメリットがあります。

ペダルは【WELLGO】(ウェルゴ)ノンスリップシティペダルをお選びいただきました。
前後横幅が中央にかけて凹んだコンケーブ設計で、ペダルの中心に力が入りやすく、外側へのスリップを低減してくれます。
靴底にも優しい設計です。

BBとクランクはまた交換予定ですが、今のところは非常に滑らかに回ります。

定番の【KMC】(ケーエムシー)Zチェーンです。

カセットスプロケットも新品になりました。

リアディレイラーは【SRAM】(スラム)、シフターも【SRAM】。

しかしフロントディレイラーだけ【SHIMANO】(シマノ)という組み合わせです。
当時の【GIANT】の初期状態のままですが、アップグレードする際は【SHIMANO】に統一してみてもいいかもしれません。
ちなみに各インナーワイヤーの末端処理は当店独自技術『MEF』にて仕上げています。

リアライト兼リフレクターは【CATEYE】(キャットアイ)REFLEX AUTO(オートテールライト)です。
明るさと振動を感知し、自動で点灯・消灯します。
電池切れの際もリフレクターとしての機能は失いません。

車体を買い替えるのは簡単なことですが、愛着があるフレームなら時間とお金をかけてでも直しながら乗り続けるというのも素敵なことです。
ユーザーさんとの思い出もたくさん乗せて走ってきた大切な愛車と、これからもどんどん思い出を増やしながら走り続けて下さい。

■まとめ

当店は整備作業に注力している店ですが、車体やパーツの販売もしております。

各種説明書のお渡しはもちろん、保証書が付属しているものは保証書もキチンと記入してまとめてユーザーさんにお渡ししております。

ユーザーさんによるお持ち込み品でも作業を承りますが、結局、当店にて必要部品をまとめてご注文いただき、作業させていただくのが最もお得な方法と言えそうです。
部品を調達する前にご相談いただくことをオススメします。

『愛車を直したい!』
『愛車を復活させたい!』
という想いを大切にするのも店長の方針です。
予算やいろいろと不安な要素もあるかもしれませんが、まずは当店へお気軽にご連絡下さい。
店長がしっかりとヒアリングし、当店ならではの方法で、仕事を通じて自転車のお困り事解決のお手伝いをさせていただきます。

★こちらも要チェック★

頂戴したサポート(投げ銭)は当店の設備拡充等に使わせていただきます。