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「育児はママがするもの、という前提を変えたい」パパが直面した育児現場での悩み

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今回のテーマは「父親による育児」です。父親が育児をして直面した悩みについて、Twitterではさまざまな声が上がってます。

「育児はママがするもの」を変えるために

先日、ライターのヨッピー(@yoppymodel)さんが育児教室に参加した時に感じたことをTwitterに投稿し、話題になりました。

育児教室などの場では、母親が主体として育児をする前提で話をされることが多く、「夫婦で育児をしているのに父親の存在は透明化させているのではないか」とヨッピーさんは疑問を投げかけています。

最近では「母親教室」だった名称が「育児教室」「パパママ教室」になるなど、育児は母親だけで行うものではないという認識に変わってきています。

しかし、育児の現場では父親が育児をしていても母親と同じように扱われないことが多いようです。

その後、ヨッピーさんはツイートの反響についてnoteでご自身の考えをまとめられています。

赤ちゃんの健診で母親が質問されるのはどうして?

赤ちゃんの健診の際、母親に対しての質問が多いのは、「赤ちゃんの健診と同時に産後の経過や母親の健康状態をチェックしているから」です。

また、その記録をする「母子手帳」についてもその名称に違和感があると話題になったことがありました。基本的には「母子の健康状態を管理するもの」という意味で名付けられており、父親の存在を透明化しているわけではないんですね。

父親向けの取り組みとして、妊娠中や育児の手引きが掲載されている父子手帳を発行している自治体もあります。

父親による育児のハードルが高いケースも

男性の育休取得率の向上が望まれる一方で、まだまだリアルな場や会社での理解が得られないことも多いようです。

「男だけで子どもを連れているのはおかしい」という偏見から、泣いている子どもをあやしているだけなのに通報されてしまったパパの話もあります。親として育児をしているだけなのに、あらぬ誤解を招くことがあるのは残念ですね。

このように父親として積極的に育児をしたくても、育児に対する古い固定観念などから思うようにいかない場合は多々あります。

おむつ交換台ひとつをとっても様々な意見があり、社会全体で育児の考え方のアップデートが求められています。

育休をとった父親や夫婦の体験談

実際に育児をした男性はどう感じたのでしょうか。

2年間、双子の育児をした男性は、「とにかく最初は不安だらけ。 でも慣れればできます。ほとんどのことは男性にでもできます」と経験して実感したことをツイートしています。

そして、「育休の道を選んで本当によかった。」と感じたそうです。

父親の育休期間中、交代制で赤ちゃんの世話をした夫婦のレポートも話題になりました。

寝不足になりがちな新生児期に、睡眠時間をしっかり確保できるのは身体的にも心理的にも理想ではないでしょうか。

個人や家庭内だけでなく、社会的理解やサポートも必要

もちろん、個人や夫婦間だけで解決するのは難しい場合もあります。

子育て支援が手厚いと評判の明石市では「睡眠が不足していてつらい」と伝えるとすぐに保健師さんがかけつけてくれる、子育て世代への支援が充実しています。

そういった取り組みもあって、子育てに積極的で理解のある市民が多いようです。こういった自治体がこれから全国的に増えていくことを願いたいですね。

まとめ

「父親による育児」が話題になった理由は次の3つです。

  • 育児は多くの人が経験しうることであり、その誰しもが悩みを持ったことがある

  • 父親側の考えが発信されることはまだ少なく、さまざまな意見が集まりやすい

  • 少子化も伴って、夫婦間でも公助でもまだまだ課題は多い

以上「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした!

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