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どんなときでも仕事のクセが出てしまう「職業病」体験談のアレコレ

普段の生活の中で、仕事柄気になって仕方がなくなったり、クセが出てしまったりする「職業病」。Twitterで盛り上がりやすい話題のひとつです。

ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター)がお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」、今回のテーマは「職業病」です。

仕事目線で観てしまうアニメーター

漫画家の見原由真(@ace7kg)さんの夫、タッペイさんはアニメーター。作画監督になったばかりの頃、一緒にテレビを見ているうちに流行りのアニメが流れると、すぐにチャンネルを変えてしまったそうです。

なぜなら、タッペイさんはアニメを観ると「どう描くとかが(考えが)止まらなくてアニメを楽しむどころじゃない」という気持ちになってしまうからだとか。

漫画を読んだ人たち、特にアニメ制作関係の方などからは「ほんとこの気持ちが痛いほど分かる」という共感の声が多数集まっていました。

また、Vtuberのペケこ(@pepekekeko)さんは、スーパー銭湯に行ってもBlenderのことばかり考えてしまう…という漫画を投稿しています。

Blender(オープンソースの総合3DCGソフト)の操作画面を頭に思い浮かべながら、サウナの座席のカーブの部分を面取りする場面を考えたり、自販機にある飲料のサンプルを見て、ポリゴン数の節約を考えるなど、何を見てもモデリングのことを考えてしまうそうです。

プライベートな時間を過ごしているはずなのに仕事に置き換えて考えてしまうのは、まさに職業病の“症状”と言えますね。

メーカーから自衛隊員まで、職業病の範囲は広い

作家の中村颯希(@satsuki_nkmr)さんが投稿した逸話は、印刷機器メーカーならではの視点です。

メーカーで採用を担当していた中村さんの友人は「最近の子は他社のプリンターで出力した履歴書を平気で送ってくるんだ、それが切なくてね…」と悲しんでいたそう。プリントアウトされた紙からプリンターのメーカーを判断できるとは、素人からすると驚きです。

この投稿を受けて「食品工場に勤務経験のある方はコンビニの足ふきマットで必ず足を拭いて入店する」「アパレル勤務なので、あのニットはカシミヤ100%などと見てしまう」など、さまざまな職種の方から職業病の事例が集まりました。

この反応に中村さんは「みんな何かしら職業病…じゃない、スキルを持ってるってことですね…」とつぶやいていました。

特殊な訓練を積んでいる自衛隊の人たちも例外ではありません。

軍事フォトジャーナリストの菊池雅之(@kimatype75)さんがキャンプに行った際、一緒に行った自衛官はテントを片付ける際に「杭の穴を埋めて、土を戻して、上から葉っぱかけて」テントが張ってあった痕跡を完全に消してしまったそう。

自衛隊の人は、穴を埋めていない人を見ると逆にびっくりしてしまうのだとか。


さまざまな職種の人から発信される“職業病”の話題は、業界外の人からすると新鮮な視点や発見につながり興味深いものばかり。そして同業者にとっては共感を呼ぶという点が拡散されやすいポイントなのではないでしょうか。

以上「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした。

この連載は毎週月曜日に更新しています。今後もTwitterでバズった、あるいは興味深いトピックを解説していきます。お楽しみに!
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