ABAスクールTogether

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✨ABAセラピスト資格取得セミナー開講中✨日本語でABAセラピスト国際資格を目指せます! ABAはエビデンスに基づく支援法で、西洋先進国では公費で受けられるほど評価されています。言葉や身辺自立を教えたり、パニックや暴力などの問題行動を減らすことができます。

最近の記事

言語行動の機能

◇言語行動の機能は以下のように分類されます。 マンド 要求言語行動 タクト 報告言語行動 イントラバーバル 言語間制御 エコーイック 音声模倣行動 コピーイング 書き写し行動 ディクテーション 書き取り行動 テクスチュアル 読字行動 マンド 要求言語行動 **ちょうだい **とって など要求する機能を持つ言葉のこと。 タクト 報告言語行動 人に伝える機能を持つ言葉のこと。 イントラバーバル 言語間制御 人の間で起こる言語の交換のこと。 エコーイック 音声模倣行動 完

    • 授業妨害を止める ABAお悩み相談室

      授業中に当てられてないにに話し出してしまったり、いきなりおしゃべりをしたり、立ち歩いたりしてしまうお子さん、いらっしゃいますよね。 ABAを使用して適切な行動を教えていきましょう。 【授業妨害を止める 指導のステップ】授業妨害を止める 指導のステップは以下の通りです。 Step1 ルール説明 ▼ Step2 NCR ▼ Step3 強化 うまくいかなかったら? 消去 それでもダメなら? レスポンスブロッキングとプロンプト 【Step 1】ルール説明「静かに自習しまし

      • 言語行動

        ◇言語行動とは◆言葉は「行動」である 言語行動は他の行動と同様に随伴性によってコントロールされている ◆機能によって分類される 言語行動には機能がる(例:マンド・タクト) ◆話し言葉である必要はない 手話や絵カード交換コミュニケーションも同じく言語行動 ◇言語は行動である言語も行動であるため、行動の後に良いことがあると行動は増える。 例えば、「アイス食べたい」と言った後にアイスがもらえたら、「アイス食べたい」という行動は将来的に増えると考えられる。 ◇言語は機

        • 宿題をする ABAお悩み相談室

          学校から帰ってきて疲れている。 家には楽しい遊びがいっぱい。 宿題に取りかかることも、宿題を終わらせることもなかなか難しい場合がありますよね。 ABAを使用して乗り気がしない宿題を片付けましょう。 【乗り気にならない課題する】 乗り気にならない課題を片付けるには以下のステップで取り組みましょう。 Step1 プライミング ▼ Step2 プレマックの原理 ▼ Step3 選択肢を与える ▼ Step4 強化 うまくいかなかったら? 消去 【Step 1】プライミング 課

        言語行動の機能

          般化とは 行動の原理

          般化とは「教室で学んだ知識を実生活でも応用できるスキル」のことです。 ABA療育の対象となるようなお子さんは、教室や家庭で出来ても、実際に社会に出た時になかなかその力を発揮できないことがあるので、せっかく学んだスキルを実生活で使えるようになるまでサポートをしていくことが大切です。 【般化の種類】 般化は大きく2種類に分かれます。 ◇ 刺激の般化 Stimulus Generalization 様々な刺激対して正しく反応できる ◇ 反応の般化  Response Gen

          般化とは 行動の原理

          ゲームを終わりにする ABAお悩み相談室

          ゲーム・テレビ・スマホ・タブレットなど楽しい活動はを決められた時間で終わりにするのは難しいですね。 ABAを使って上手な切り替えをしていきましょう。 【場の切り替えのステップ】場の切り替えのステップの基本はどんな課題に対しても共通しています。 Step1 プライミング ▼ Step2 行動モメンタム ▼ Step3 指示とプロンプト ▼ Step4 強化 うまくいかなかったら? 消去 この手順で介入していきましょう。 【Step 1】プライミング Step1 はプ

          ゲームを終わりにする ABAお悩み相談室

          レスポンスブロッキング

          レスポンスブロッキングとは「行動が起こらないよう阻止すること」です。 例えば、 ●鼻をほじれないよう手を抑える ●指をしゃぶれないよう指をブ抑える ●髪を掻けないよう手を抑える がレスポンスブロッキングの例です。 問題行動の対応に使用されますが、理論的には消去とは異なります。 消去とレスポンスブロッキングの違い消去とレスポンスブロッキングはどちらも問題行動の対応に使用しますが、理論上は異なります。 消去:行動しても結果が起こらない(強化子が発生しない) レスポンスブロッ

          レスポンスブロッキング

          消去バースト

          消去を実施すると最終的には行動は減っていきます。 しかし、一時的にその行動の頻度が増える・激しくなる「消去バースト」が起こることが知られいます。この消去バーストのため、消去を実施したら一時的に行動が悪化しているように見えることがあります。 ●消去バーストを出来るだけ減すこと ●長期的に効果がある ●お子さんにとっても無理がない 消去を行うための消去バースト対策を解説します。 消去を実施するのに大切なのは以下の2点です。 ①メカニズムを理解する:メカニズムを理解して備

          消去

          消去とは「行動したにもかかわらず結果が変わらないこと」です。 言い換えると、「行動したにも関わらず強化子が得られないこと」です。 強化子が得られないため、消去を行うと長期的にはその行動は減っていきます。 消去の方法消去の方法は行動の機能に基づき異なります。 獲得機能に対する消去の方法行動をしても、欲しがっているものを与えないことが消去になります。 例えば泣いてねだっても、お菓子を買いません。 逃避機能に対する消去の方法行動をしても、逃避させないことが消去になります

          機能分析(ABC分析)

          機能分析(ABC分析)をすることによって行動の機能を推測することができます。 行動の機能には1)獲得 2)逃避 3)注目 4)自己刺激 の4つがあります。 機能分析はなぜ必要? 機能分析は、「問題行動を減らすため」に行います。 問題行動がある場合は、行動を変容計画を立てていきます。行動変容計画は行動の機能に基づき作成されます。 機能分析 アセスメントの方法機能分析(ABC分析とも言います)は介入したい行動だけでなく、その行動の前に何があったか、その行動の直後に何が起こ

          機能分析(ABC分析)

          行動の機能 Functions of Behavior

          お菓子が欲しくて泣いている。 宿題をしたくなくて強化者を投げた。 見てもらいたくてわざと牛乳をこぼす。 ずっと指を舐めている。 行動を考える際、私たちは行動そのものだけを見るのではなく、行動の前の出来事(先行刺激)と、行動の後の出来事(結果)についても見ていかないといけません。 これらを見ることによって、「なんでその行動が起こっているのか」=「行動の機能」を知ることができます。 行動の機能行動の機能は4つあります。 1) 獲得 2) 逃避 3) 注目 4) 感覚(

          行動の機能 Functions of Behavior

          動機付け操作 確立操作・無効操作

          ◇動機付け操作 動機付け操作とは行動が発生する可能性をあげたり下げたりするものです。 動機付け操作には確立操作と無効操作があります。 ◆確立操作 行動が発生する可能性が上がる ◆無効操作 行動が発生する可能性が下がる ◇動機付け操作 動機付け操作とは行動が発生する可能性をあげたり下げたりするものです。 例えば、空腹である・お腹が痛いなどの状況は問題行動が起こりやすいです。 ◇行動発生の可能性を変える 動機付け操作は行動を引き起こすトリガーではありませんが、行動の発生

          動機付け操作 確立操作・無効操作

          ABA早期療育プログラム 体のパーツ(受容言語/表出言語)

          プラグラム概要 受容言語課題カテゴリー:言語/コミュニケーション 対象年齢:2歳くらいから SD(指示の出し方)●「〜を触って」 ●「〜はどこ?」 ●「〜を指差して」 正反応(行動)正しく触る プラグラム概要 表出言語課題カテゴリー:言語/コミュニケーション 対象年齢:2歳くらいから SD(指示の出し方)●「これは何?」 ●「この名前を教えて?」 正反応(行動)正しく答える 指導のポイント① 体の部位を教える大切さを理解しょうまず私たち指導者が、「なぜ体の部位を

          ABA早期療育プログラム 体のパーツ(受容言語/表出言語)

          ABA理論解説 刺激性制御

          刺激性制御とは刺激性制御とは、学習によって、ある特定の先行刺激からある行動が導かれることです。 例えば、私たちが赤信号で止まるのは、止まることで安全が確保できることを過去の学習から知っているからです。つまり私たちは赤信号で止まるという行動を刺激性制御されているということです。 例えば、私たちが暑い日に、ジュースを買うのは過去の学習からそれが美味しいことを知っているからです。つまり私たちは暑い日にジュースを飲むという行動を刺激性制御されているということです。 SD 弁別刺

          ABA理論解説 刺激性制御

          ABA早期療育プログラム 単語リスト

          単語リストABA早期療育でマスターしたい単語リストです。 受容言語・表出言語どちらでも練習しましょう。 リストにないものでも、お子さんにとって身近なものはどんどん追加していきましょう。 指導のヒント① 市販の教材を活用しよう一般教材・療育教材、さまざまなものが販売されています。100円ショップにも多く揃えられており新製品が常に発売されています。 安価で使いやすいものも多いですのでうまく活用しましょう。 市販の教材を購入はABAセラピーの準備時間の短縮・効率化につながります。

          ABA早期療育プログラム 単語リスト

          強化子

          強化子とは行動を増やすものです。 「お手伝いをしたら、お母さんが褒めてくれて嬉しかった」など行動の後に良いことがあると、将来的にその行動は増えると考えられます。 強化子の種類強化子には、  1)生まれながらに持っている強化子 =非条件性強化子 2)学習して持った強化子 =条件性強化子  の2種類があります。 非条件性強化子まず最初に1)生まれながらに持っている強化子 =非条件性強化子 について説明します。生存に関わるものと言われています。 お腹が空いている時におにぎりを