会社設立するための退職と甘い誘惑～あなた社長の愛人ですか？！～

前会社には思い立ってからすぐに退職を伝えた。社長は私が辞めるはずないと思っていたようでかなりの動揺を見せていたっけな。社長とは以前一緒に働いていた時の仕事ぶりを認められ、次男妊娠中に会社を立ち上げたから内勤を手伝ってほしいと言われ手伝うようになった。
次男出産して一週間で離婚。（この話はまた次回＾＾）
生まれたばかりの子どもを抱えた2児シングルマザーになりどうするか…って時にうちで働けばいいといわれ、生まれて初めて正社員として働くことになった。まだ乳幼児だったから会社の電話や書類を自宅に持ってきてくれて家で仕事を。
2.3ヶ月経つと仕事が増えてきて家ではどうにもならなくなってきてベビーベッド持参で事務所に行き仕事をしていた。マジで大変だった！！
そんな立上げ当初のメンバーだっただけに、退職と言われてかなり驚いたんだと思う。
離婚や前職の話もまー。色々あったので、そのことはまたいつか書きたいと思う(^ ^)

ただわたしは決めたことをやらずにはいられない！そして、私が決めた以上誰も止められない！！

昔からそういう性格だったので誰が何を言おうともう突っ走ちゃうわけで。

まずは…

ひとりでやるのは無理だと突っ走と感じて。まずは有力な助っ人として我が妹　”まーちゃん”　をゲット！本当に助かったし、やっぱり家族の存在って大きいなって感じた。

そして、大きなスポンサー　”ママ”　をゲット！！貯金なんてまるでない私。あったらあった分だけ使う！昔からそうだった。だから、貯金が全くないまま会社を立てようと考えていた。そのころ、長男の私立中学受験とかもあって塾に行かせるお金がな～～い！ピンチ！！と思っていたら長男が。

「塾には行かずに朝5時に起きて2時間勉強する。帰ってからも勉強する。そして、空手は黒帯だから週5で行きたい。自分で勉強して空手も辞めずに受験合格する！！頑張るから。だから受験させてほしい。」

といってきた。そこまでいわれちゃ、親のプライドもあるし、私はこどもを生むときに決めたことがあって。こどもがやりたいということに「NO」とは絶対に言わないと決めていたから。入学金とか調べたらめっちゃかかるけど、それでもどうにかしていかせようと決心した！貯金もない、経験もない、会社作りたい、息子を私立中学させたい。どんだけだよ！って自分でも書いていて思っちゃうな～。けどさ。やりたいことはあきらめらんないのよ！というわけでママの協力は涙が出るほど嬉しかった！！

けれど、お金をありるのも限度がある！これでいけるのか？っておもったところでこんな話が。

前職社長より出資してあげるから子会社としてやってみたら？！

なんて魅力的なお話。自分でお金を用意しなくても用意されたお金で自分の好きなことが出来る！その時の金額も破格の金額でそんなにお金があったら好きなことが出来る！！嬉しくなっちゃって「じゃ～そうしよっかな！」っ思ったときに・・・はい！きました！！爬虫類の先生がきましたよ～

まきさん。あなた社長の愛人ですか？人のお金でやるんですか。その程度ですか？！

「はあ～～？！マジむかつくんですけど！愛人！んなわけないだろ！！そんな自分安くないわ！じゃ～やってやるよ！人の金なんてあてにしないよ。自分でやってやるよ！！！」

ってことでこのものすごく魅力的なお話は断った。爬虫類の先生は会社を立てるまでの間に何度も出てきます！けど、この一言がなかったら今はなかったのかもしれません。ほんとキーパーソンではあるが今思い返してもマジでむかつきます！けど、わたしのことを思って言ってくれてるから嫌いになれないんですけどね(笑)まだまだ出てきますよ。爬虫類の先生は！

そして、やっぱりママにお金を借り、それでもお金が足りないと踏んだ私はこの爬虫類の先生のすすめで公庫にお金を借りることに決めました。そのために必要なのが、事業計画書。爬虫類の先生が事業計画書を書くように私に課題を与えたのでした。

そんなものを書いたことはなかったから、どう書けばいいのかもわからない。なので、爬虫類の先生に聞くと、「は～？そんなの調べなさい！ネットで調べればいくらだって出てくるでしょ。とりあえず完璧な事業計画書はいらないから6割の完成度で作りなさい！」そう言われて何とか頭の中の構想を文字にしていった。育児・家事・仕事で忙しくてがっつり作るなんてできないから自分で時間を作って。3か月くらいかな？！なんとか出来上がった。学童をつくりたい！って思ってから漠然と考えていた期間を考えると半年もかけて作った事業計画書。しかし、6割の出来で作れの意味がどうしても分からずだったがこの後、爬虫類の先生の真意がわかるんですね～。そして、なんと・・・頑張った事業計画書にある事件が・・・

というところで次回につづくです。マジでこれがノンフィクションだから人生ってわからないよね。本当に面白い！！さて。どうなるのでしょうか？？

そして、また爬虫類の先生が出てきますよ。マジでドSで思ったことをすべて口にするし、きつい言葉吐きまくり！！顔は表情金筋が全く動かずで常に真顔なので本当に怖いの！むかつくし、めっちゃ言われて凹むんだけど、そこには私を心底心配して協力してくれる気持ちを感じることが出来るから、その爬虫類の先生に言われようが言われようが素直に受け止めやっていったんだろうな。

あっ！！最初に言っておきますがこの爬虫類の先生とくっつくことはないんでご注意ください(笑)そんな淡い恋心や情熱的な愛など生まれません！どっちかというと「マジむかつく！！」「見てろよ～～！！」って気持ちで爬虫類の先生をライバル？敵？むかつく上司？教官？的な感じなので。しかし、ヤツは絶対にいいやつでわたしにとっては人生のキーパーソンと言っても過言ではないくらいの重要人物です。

では、また次回もお楽しみに！！